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ブックマーク / www.architexture.jp (6)

  • 経験主義のエクスペリエンスデザイン | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求

    「経験」という疑いようのない事実 今から10年ほど前、わたしはWebプロダクションでグローバルのEIA*1案件を担当した後、インフォメーションアーキテクトとして独立しました。 独立後に関わったのは、以前から興味があったデザインフレームワークの構築でした。大手シンクタンクの研究開発として、当時まだ ISO 13407 だった人間中心設計の国際規格をベースに、約1年間かけてフレームワークを完成させました。 EIAとデザインフレームワークの目的はどちらも、理解され利用されるための品質向上と、それを維持するための仕組みづくりです。いずれも有意義に取り組んだプロジェクトでしたが、どうしても合理的な価値を目指すことへの懐疑心がありました。今思えば、職業的な実践と日常的な実践が、かけ離れていたのかもしれません。 それからわたしは、モダニズム的なパラダイムにあった情報アーキテクチャやユーザーエクスペリエン

    kikai-taro
    kikai-taro 2014/02/12
    経験の差異に見出せる価値の交換のためのチャンネルはどうやって見つければいいのかな。一種のメタ認識で、自らを押し殺すことなくそれを可能にする方法があるかも。
  • 情報アーキテクチャのシステム | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求

    著者:ピーター・モービル(Peter Morville) 翻訳者:浅野 紀予 工場を破壊しても、それを生み出した合理性が残っているかぎり、その合理性が再び別の工場を築き上げるだろう。革命によって政治体制をくつがえしても、それを生み出した体系的思考パターンが無傷のまま残っていれば、必ずそれに次ぐ体制が生まれてくる。今日ではシステムに関する議論が甚だ多い反面、それについて真の理解を持っている人はほとんどいない。 ロバート・パーシグ『禅とオートバイ修理技術』(1974年) システム思考 先日、インフォメーションアーキテクトの心得にまつわる記事を書いていた時に、ウィキペディアの「システム思考(systems thinking)」の解説をつい読みふけってしまった。そこでジョン・ゴールという人物とその1975年の著書『General Systemantics』※訳注1に出会った僕は、すぐにいつもの図

    情報アーキテクチャのシステム | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求
    kikai-taro
    kikai-taro 2014/02/04
    メドウズの「システムは一斉に生起する」にシビレた/他者を必須条件とする“システム”は多様化の汲出しに帰結する。つまり「かならず結果を出す」/「隈なく対処する必要がある」ガラクタに埋もれないようにしたい
  • 「エゴコンテクストコミュニケーション」の時代・後編 | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求

    前回の記事で触れた「エゴコンテクストコミュニケーション」を考える大きなきっかけの一つとなったのが、東京大学大学院教授 木村忠正氏の『デジタルネイティブの時代 — なぜメールをせずに「つぶやく」のか』というでした。 1995年頃からの長期に渡って蓄積された貴重な調査研究データに基づいて、時に画一的にも捉えられがちな“デジタルネイティブ”世代の実態が綿密に分析されている、非常に示唆に富む文献です。 ・・・で、それってなんなの? 私がこの木村氏の著書などを読んだり、昨年来のネットの内外での社会現象を観察していくうちに、「エゴコンテクストコミュニケーション」と名付けるに至ったもの。その特徴は、大きく3つほど挙げることができそうです。 同じ空間にいながら一人一人が違う風景を見ている「無数の多元的平行世界」を背景とする 負荷の高い対等なコミュニケーションの応酬を敬遠する 非言語的コンテンツを選好

    「エゴコンテクストコミュニケーション」の時代・後編 | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求
    kikai-taro
    kikai-taro 2014/01/15
    「違う風景」を見られる“平和な基盤”の存在が前提か/私は、人の本質は記憶や論理ではなく、(非生物も含む)他者との接触面(≒差異)にあると思う。故に人は取替え可能な衣類と化粧を発明したのだろう。
  • UIアイコンの最適化 — 認識速度の向上をめざして | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求

    著者:アラ・コルマトヴァ(Alla Kholmatova) 翻訳者:浅野 紀予 インターフェース上のアイコンを、ただの装飾要素ではなく、その価値を高める要素にするのはどんなポイントでしょうか? 直感的であること、美的価値があること、記憶しやすいこと、それとも文化の違いを超えて知覚できること? 効果的なアイコンはそれらの特徴をいくつも持ちあわせていますが、私はあるひとつの尺度に注目したいと思います — それは認識速度、つまりそのアイコンをどれくらいの速さで発見し識別できるか、という尺度です。 単純な暇つぶしアプリなら、認識速度の違いは大した問題ではなく、体験全体を揺るがすほどの影響を与えはしないかもしれません。 でも、複雑なトレーディングアプリでは事情が異なるでしょう。その場合、アイコン表現に求められる要件は、一段とスピード優先の傾向を強めます。個々の要素の処理時間が、インターフェース全体

    UIアイコンの最適化 — 認識速度の向上をめざして | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求
    kikai-taro
    kikai-taro 2014/01/07
    平たく考えると、対象物を表すのは判別容易だが、行為を表すものは難しいようだ。行為中見えてるか、行為の結果として生じる状態変化にするかによって予想される行為への相違が生まれやすいからかも。
  • 「エゴコンテクストコミュニケーション」の時代・中編 | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求

    前回の記事の終わりに、かつては「ローコンテクスト」だったオンラインコミュニケーションが、より「ハイコンテクスト」なものへと推移してきたことについて触れました。 「ローコンテクスト/ハイコンテクスト」という切り口で、さまざまな文化におけるコミュニケーションの違いを明らかにしたのは、文化人類学者エドワード・ホール(Edward Hall)です。彼は1976年の著書『文化を超えて』の中で、コミュニケーションの意味を読み取るための「コンテクスト」の重要性を鮮やかに、かつ徹底的に論じてみせました。 英語の「context」という単語は、文脈、脈絡、背景、事情、前後関係、状況など、まさにコンテクスト次第でさまざまな日語に翻訳できる、とても奥の深いことばです。 オンラインコミュニケーションのスペクトラム ホールが世界各地で調査・研究の対象とした、伝統的なオフラインでのコミュニケーションと同様に、現

    「エゴコンテクストコミュニケーション」の時代・中編 | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求
    kikai-taro
    kikai-taro 2013/12/24
    世界は確率の時代へ。近似値での(擬似的な)理解でなく、技術を使った確率的手法で“完璧な”理解が可能になった(のか?)。いや、“理解”に対する思いが激変しているのか、技術が全てを実現するという勘違いなのか。
  • 情報社会から知識社会へ | architexture.jp アーキテクスチャ — 情報をデザインする可能性の探求

    インフォメーションアーキテクトの浅野です。 何か知りたいことがあって、で調べたりネットで情報を集めたりしているのに、なかなか理解できない。あるいは、なんとなくわかった気はするけれど、当に《知識》が身に付いたのか自信がない。 みなさんには、そんな経験がありませんか? 人間だけでなくほとんどの生物は、「能行動」と「学習行動」という2種類の行動によって生存しています。でも、人間は他の動物ほど能のままに生きていけるわけではありません。そして、動物よりもはるかに複雑な学習を重ねていくことで多様な《知識》を身に付けることは、わたしたち人間にとってきわめて重要なライフスキルとなります。 あらためて考えてみると、知識とは何でしょうか。 辞書の定義によれば、知識とは、“誰かが獲得した技能、あるいは何らかの物事についての認識や理解といったもの”とされています。ナレッジマネジメント(KM)の分野でも著名

    kikai-taro
    kikai-taro 2013/12/12
    私的には「受信者の行動を変化させるものが情報だ」と思う。学校ではデータ・情報・知識を一次元に講義されたが違和感。知識には帰還が必須とすれば、その影としての情報で納得できそう。勿論、所要時間も必須。
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