深夜のポエムは相手の立場を無視した自分本位のものが多いようだ。翌朝読み返してから、送るかどうかを判断するのが無難だろう 画像提供/PIXTA 「深夜に書いたラブレターは出さない方がいい」。そんな言葉を聞いたことはないだろうか? 僕の周囲にも、人生のせつなさを蕩々(とうとう)と綴った文面や、月の美しさを切々と詠んだポエムなどを、好きな女の子や元カノに送ってしまったという事例がある。 こうしたメールに対する返信は、往々にして素っ気ない。あるいは、返信自体が来ない。一方的すぎるからだ。 また、最近ではSNSの存在も危険極まりない。「誰かにかまってほしい」一心で、TwitterやFacebookに感傷的なポエムをアップ──。こうした経験は、皆さんも一度や二度はあるのではないだろうか。 個人的には、「虫の声が胸にたまっていく」という旨のポエムを投稿したことがある。不思議なことに、日中はこうし