これでもかと関西各所のコリアタウンを渡り歩いてきた「大阪DEEP案内」は東京に来ても、やはりコリアタウンを探し回っているのだ。 日本の首都は東京でも「在日」の首都は大阪民国だと常々言ってはおるが、東京だって負けてはいないさ。大阪府が15万人ならば東京都だって10万人もの在日韓国朝鮮人が居るのだ。 東京は新大久保あたりがどうしても目立つのだが、あそこはニューカマー系ばかりが目立ち、どちらかというと「在日」という香りがしない。 東京で最も大規模なオールドカマー系コリアタウンはなんと言っても台東区・荒川区にまたがる、上野から鶯谷、日暮里、三河島と続く一帯である。特に上野と言えば「アメ横」を代表として、なにやら「戦後のドサクサ臭」が漂う街並みが印象的な界隈だ。 その中でも東上野の一角にある「キムチ横丁」と呼ばれる場所は、小規模ながらもかなり強烈なオールドカマー系コリアタウンである。 夕方、日も落ち