正にサポータ冥利に尽きるシーズンを提供してくれている我がベガルタ仙台。。 勝ち点が思うように積み上がらず、降格リスクを考えざるを得ないシーズンとなっている。半世紀にわたり、サッカーを堪能してきたが、何が楽しいかと言えば、この隔靴掻痒感だ。なぜか我が軍と戦う時だけは格段のプレイを見せる敵選手達、もがくように戦うが空回りする愛する自軍の選手達、常に後手を踏む自軍の指揮官、不愉快なことに常に自軍に不利な判定をする審判団。実際の人生で、こんなことばかりだと堪ったものではないが、サッカーを見ている分には、命を失うわけでも、身体が傷つくわけでも、多くの財産を失うわけでもない。繰り返すが、正にサポータ冥利に尽きるシーズンである。 実際、リーグ序盤戦の失点はひどいものだった。非組織的な対応であえなく中盤で当方守備者が置いてきぼりにされ、自陣前で数的不利を作られ無防備で失点する。ひとたび敵にボールキープされ