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ブックマーク / japan.cnet.com (28)

  • トランスコスモス、元契約社員がベネッセの顧客情報を持ち出し--別件逮捕で発覚

    トランスコスモスは3月17日、元契約社員がコールセンターの施設内から、同社に業務委託しているベネッセコーポレーションの顧客情報23人分を外部に持ち出した可能性があることを発表した。同社ではこの契約社員を1月28日付で懲戒解雇しているという。 同社によれば、コールセンターで電話オペレーターを担当していた元契約社員が別件で逮捕され、捜査を進める中で所有するスマートフォンからベネッセの顧客情報と思われる記録が見つかったと、1月下旬に警察から連絡があり発覚したとしている。 ベネッセが、元契約社員の閲覧記録を調べた結果、持ち出された顧客情報の一部を業務の際に閲覧していたことが分かったという。元契約社員は2014年3~8月にかけて、閲覧したベネッセの顧客23人分の苗字や電話番号を紙に書き写して持ち出し、自身のスマートフォンに登録していた。顧客情報を書き写した紙は、すでに警察が押収している。また、現時点

    トランスコスモス、元契約社員がベネッセの顧客情報を持ち出し--別件逮捕で発覚
    kosaki
    kosaki 2015/03/17
    トランスコスモスなつかし。関西にいたころ、いっぱい友達いたよ
  • コラム「RubyのブームはJavaの時とは違う感じで訪れるはずです」を公開しました。

    RubyにつよいWEB開発会社であるトランスネット株式会社はコラム「RubyのブームはJavaの時とは違う感じで訪れるはずです」を公開しました。 ### そもそも、RubyJavaは同じ開発言語と言うカテゴリに含まれていますが、性質も用途も違うので比べるのはナンセンスだとは思います。ただ、「Rubyのブームがこれから来ますよ」というと、Javaがブームだった時のことを思い浮かべる人が多いので、少し自分の考え方を書いてみたいと思います。米国のJavaの求人数が2005年と比較してマイナス30%成長(Indeed 2014年5月)となったこともあり、説明するタイミングとしては良いかもしれないとも思っています。 ちなみに、Javaで開発する案件の特徴はライトランゲージと比べると多くの人数を必要とする傾向がある為、人工商売をしているシステムインテグレーターにとってはとても良い技術でした。Java

    コラム「RubyのブームはJavaの時とは違う感じで訪れるはずです」を公開しました。
    kosaki
    kosaki 2014/09/01
    コラム「RubyのブームはJavaの時とは違う感じで訪れるはずです」を公開しました。 5年前の記事かと錯覚するが、本当に今日の記事だった。cnetさん・・・
  • インテル、次期Itaniumプロセッサ「Poulson」の詳細を明らかに--ISSCC

    Intelは米国時間2月20日、「Itanium」プロセッサの次期バージョン(開発コード名「Poulson」)について詳細を公開した。電源管理、信頼性、アーキテクチャにおいて改良が加えられている。同プロセッサのリリース予定時期は定められていない。 このItaniumの次期バージョンは、「Xeon」プロセッサアーキテクチャの利点を活用するように設計されている。両チップはピン互換となる予定。Itaniumは、UNIXおよびメインフレーム市場をターゲットとし、一方のXeonは、Windows、Solaris、Linuxを搭載するマシン向けである。 Intel Architecture Group担当バイスプレジデントとMicroprocessor Development Groupのディレクターを兼務するRory M. McInerney氏は、サンフランシスコで開催されるInternationa

    インテル、次期Itaniumプロセッサ「Poulson」の詳細を明らかに--ISSCC
    kosaki
    kosaki 2011/02/21
    正直本気度が感じられない。Xeonに移行しようぜってサインにしか見えない
  • MS、「死のブルースクリーン」を招いた2月の月例パッチを再公開

    Microsoftは、ルートキットの存在により一部でWindows搭載システムがクラッシュして「死のブルースクリーン」が表示されるという問題に対応し、2月の月例パッチを再公開した。 Microsoftは、「セキュリティ情報MS10-015」の更新プログラムインストールパッケージを書き直し、自動配信により順次ユーザーに提供している。同社は米国時間3月2日、「The Microsoft Security Response Center(MSRC)」の声明の中で、「Alureon」ルートキットが存在する場合は更新プログラムがインストールされないようロジックを修正したと述べた。 Microsoftによると今回のクラッシュは、OSカーネルに変更を加えるAlureonルートキットが原因だったという。 Microsoftでシニアセキュリティコミュニケーションズマネージャーを務めるJerry Bryant

    MS、「死のブルースクリーン」を招いた2月の月例パッチを再公開
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第7回--そして舞台はダブリンから東京へ

    つまり、キャリア3社が作ってきたサービスロゴの類なのです。しかし、それだけではありません。なぜかこの資料にある「Emoji compatibility symbols」の中には、文字の形が空白になっているものがあります。それを独自に調べて追加したのが以下の表です。といっても、この資料にある符号位置をGmailで送信し取得しただけ。興味深いことに、Gmailではこれらの文字が使えるのですね。 内容を見ると、キャリア3社以外が作ったチケットぴあ関連や、ソフトバンクモバイルの前身であるJフォン関連のロゴなどがあります。これら商用ロゴは、企業が商標登録していたり、企業の著作物だったりするので、ロゴそのものの掲載は避けざるを得ません。そこで「Dashed Box」を使い、「Emoji Compatibility Symbols」という文字の名前にしたのです。 しかしどのような形であれ、商用ロゴが文字

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第7回--そして舞台はダブリンから東京へ
  • グーグルが絵文字を世界標準に提案した理由--国際化エンジニアに聞くプロジェクトの舞台裏(前編)

    はじめに 2008年11月27日、Googleは日の携帯電話の絵文字をUnicodeに収録する計画を公表した。これまで7回にわたってお伝えしてきた連載「絵文字が開いてしまったパンドラの箱」は、この公表から後の動きを追ったものだ。 では、それ以前の同社は何をしていたのか? つまり、Googleはどんなプロセスを経て絵文字をUnicodeに提案すると決めたのだろう。今回ご報告するのはこのことだ。 インタビューに答えてくれたのは桃井勝彦氏。氏は大学時代にスカラシップ(奨学金)で渡って以来米国に暮しつづけている。言語学・日語学を専攻する大学院生、大学教員などの経歴も持ち、1996年に学術界からNetscape国際化部門に入社。2004年にMozilla Japanの設立にかかわった後、2005年にGoogleに移った経験豊かな国際化エンジニアだ。マウンテンビューにある米社にあって、今回の符号

    グーグルが絵文字を世界標準に提案した理由--国際化エンジニアに聞くプロジェクトの舞台裏(前編)
  • サーバ市場の状況 (Q3’09)〜底打った〜:将来のPC業界パワーバランス - CNET Japan

  • 次世代スパコン、ヴェクタ部の開発費は国庫へ戻すべし:スパコン漫遊日記 - CNET Japan

    2009年12月9日、来年度予算に関連し、総合科学技術会議は、次世代スパコンを「必要な改善を行いつつ推進する」と決めたようである。11月13日の行政刷新会議の事業仕分けでは「限りなく凍結に近い見送り」との判定であったので、首相が議長を務める2つの会議が別々の結論を出した事になる。  そこへ、実施部門である文科省の政務三役会議は「第1位には拘らず事業費を圧縮して継続」とし、12月17日の報道では、関係閣僚との折衝で「完成時期を遅らせることで事業費を圧縮」という事で、総事業費は110億円減の1120億円とし、来年度予算は40億円削減の228億円とすることで財務省と合意とのことである。 大雑把に言うと、来年度以降の約700億といわれていた分を600億にするという程度の圧縮でしかない。大山鳴動鼠1匹といったところであろう。 これまでの次世代スパコンの議論は、事業の「継続」か「見直し」か、という大

  • マイクロソフト、exFATのライセンスプログラムを発表

    Microsoftは米国時間12月10日、フラッシュメモリ向けファイルシステム技術のライセンス提供を開始すると発表した。 今回同社が発表したライセンスプログラムは、FATを拡張したExtended File Allocation Table(exFAT)フォーマットに関するものだ。MicrosoftはFATフォーマットについてもライセンス提供を行っているが、多くのLinuxディストリビューションにFATが含まれていることもあって、論争の的になっていた。 FATでは32Gバイトだったメディアの最大記憶容量がexFATでは最大256テラバイトと、理論上は飛躍的に増える。また、Secure Digital Extended Capacity(SDXC)カードでのファイル保存が高速化し、拡張性が増したとMicrosoftは説明している。 「オーディオや動画などリッチなファイルの使用が急増している」

    マイクロソフト、exFATのライセンスプログラムを発表
  • なぜ資本主義が終わっていると認識されていないのか:資本主義は終わっている - CNET Japan

    主義は終わっている。 資主義の時代は、すでに終わっているのだ。 資主義の時代がすでに終わっていると認識している人は、かなりいるのではないだろうか。はっきり認識していなくても、薄々気づいている人は、相当多数にのぼるのではないだろうか。 とくに、2008年秋の世界的な金融危機以降、新聞やに「100年に1度の危機」という言葉が並ぶと、資主義の時代は終わったのかもしれないという思いが頭をかすめる人は少なくないだろう。 しかし、それでもなお、資主義が終わっているという認識が、人々に広く行き渡っているとは言えないと思う。それは何故かと自問すると、私なりに、5つの解答が思い浮かぶ。 その解答を、まず先に列挙しておこう。 第1に、すっかり全部終わったとまでは言いきれないからである。 第2に、資主義が終わっているとしても、その時期を確定することが難しいからである。 第3に、「資主義は

    kosaki
    kosaki 2009/12/09
  • 次世代スパコン、政治判断での「推進」は軽率:スパコン漫遊日記 - CNET Japan

    今回の事業仕分けに関連し、2009年11月19日に総合科学技術会議の有識者議員が出した緊急声明や、11月26日に行われた科技相と有識者議員との会合の議事録(「優先度判定に関して」<議事録課題3>」などが、同会議のHPに載っており、そして、11月30日の内閣府の科学技術担当政務官の記者会見では、優先度判定で、次世代スパコンは推進、として12月9日の会議に臨む方向らしい。 こうした政治判断と称するものは、問題の質を捕らえておらず「軽率」としか思えないのである。 軽率と判断する理由は3つある。 第1は、ここ4-5回の投稿で述べてあるとおり、国の科学技術推進というマクロ視点での政策と、事業仕分という個別案件での、ミクロな案件特有の問題を、ゴチャ混ぜにして、論点のすり替えが行われており、仕分けで指摘された問題点の解決も無く、「優先度から推進」などと結論付けるのは「軽率」のそしりを免れない。 第

  • 次世代スーパーコンピュータは国家機密 ?:スパコン漫遊日記 - CNET Japan

    ブログでは昨年7月から文科省の次世代スーパーコンピュータ・プロジェクトの問題点を指摘してきた。そしてこの間に日のスパコンに関連する2つの大きなニュースがあった。一つは地球シミュレータの停止と後継機選定のニュース、他は筑波大、東大、京大によるT2Kというオープン・スパコン仕様に基づく国際調達のニュースである。  筆者はブログ開始時点から次世代スパコン設計に関連し、地球シミュレータの問題点を指摘してきたが、昨年11月の運用停止に関するNHKニュースの威力は絶大で、多くの人々がその問題点を認識されたことと思う。同時に筆者が声を大にして指摘してきたのが内外価格差の問題で、この問題もT2Kの落札公示により、現実の問題として認識されるに到っていると思う。 一方、昨年末から今年初にかけ、次世代スパコンの成否を占う国産の新型機が発表された。NECのSX-9と富士通FX1(SPARC64-VII)

  • 国家機密「次世代スパコン」:スパコン漫遊日記 - CNET Japan

    次世代スパコンは、11月13日の事業仕分け以後、突然、一般の話題になったようであるが、以前は、一般の関心も低く、また正確な情報が乏しく、なかなか、その実態を知る事が出来なかったのである。理由は2007年3月12日に次世代スパコンが「国家機密」に指定されてしまったからである。 この国家機密指定に関する経緯に関しては、是非、2008年3月28日付けの拙稿「次世代スーパーコンピュータは国家機密 ?」を参照いただきたいし、稿をお読みいただく上での前提とお考え頂いてよいと思う。 我が国には情報公開法が存在し、外交、安全保障、個人情報等を除いて国家機密は存在しない筈であるが、おっとどっこい、次世代スパコンは文科省により国家機密に指定されているのである。国家機密指定の権限やプロセスがどのようなもので、誰が最終決済したのか全く不明であるが、文科省側は「国家機密」に指定しており、公務員には機密漏えい罪が

  • スパコン世界一目指すべき? 事業仕分けを考える

    政府の行政刷新会議が行っている予算見直しのための「事業仕分け」に対して、江崎玲於奈氏などノーベル賞受賞者が緊急声明を発表しました。同氏らは学術や科学技術に対する予算見直し作業が日の科学技術発展にマイナスの影響を与えるという懸念を訴えています。 政府は事業仕分けの中で次世代スーパーコンピューターの開発予算を削減すべきと判断しましたが、研究者らは「当該諸事業の評価において大いに問題があるばかりではなく、若者を我が国の学術・科学技術の世界から遠ざけ、あるいは海外流出を引き起こすという深刻な結果をもたらすもの」と批判しています。 今回の科学技術分野の事業仕分けについて、パネリストの皆さんの意見をお聞かせください。読者の皆様のコメントもお待ちしております。

    スパコン世界一目指すべき? 事業仕分けを考える
    kosaki
    kosaki 2009/11/30
  • 国内ソフトウェア開発者、約7割が年収700万円未満--35歳以上が多くを占める

    IDC Japanは11月26日、国内ソフトウェア開発市場の実態調査の結果を発表した。年収700万円未満の人が全体の72%を占めており、キャリアパスの見直しが迫られているという。 2009年の国内ソフトウェア開発者人口は全体で80万人以上。産業分野別構成比では、「ソフト・情報処理・通信」が51%、「電気・電子・コンピュータ・通信機器・機械・機械部品・精密機械」が21%となっている。 35歳以上の開発者が回答者全体の72%を占めており、「次世代のICT産業を担うべき若年層の育成が遅れている」とIDC Japanは指摘する。年収については、金融・保険業では中堅クラスのプロジェクトリーダー層の比率が高いため相対的に高い傾向にあるとした。 ソフトウェア開発ツールの利用率は、ツールの種類によって2極化していた。利用率の高いツールは、開発環境(92%)、ウェブ設計・開発ツール(74%)、ソフトウェア構

    国内ソフトウェア開発者、約7割が年収700万円未満--35歳以上が多くを占める
    kosaki
    kosaki 2009/11/27
  • スパコン世界一目指すべき? 事業仕分けを考える

    政府の行政刷新会議が行っている予算見直しのための「事業仕分け」に対して、江崎玲於奈氏などノーベル賞受賞者が緊急声明を発表しました。同氏らは学術や科学技術に対する予算見直し作業が日の科学技術発展にマイナスの影響を与えるという懸念を訴えています。 政府は事業仕分けの中で次世代スーパーコンピューターの開発予算を削減すべきと判断しましたが、研究者らは「当該諸事業の評価において大いに問題があるばかりではなく、若者を我が国の学術・科学技術の世界から遠ざけ、あるいは海外流出を引き起こすという深刻な結果をもたらすもの」と批判しています。 今回の科学技術分野の事業仕分けについて、パネリストの皆さんの意見をお聞かせください。読者の皆様のコメントもお待ちしております。

    スパコン世界一目指すべき? 事業仕分けを考える
    kosaki
    kosaki 2009/11/27
  • 計算基礎科学コンソーシアムの声明はお門違い:スパコン漫遊日記 - CNET Japan

    2009年11月18日、今月13日に行われた事業仕分けで次世代スパコンの来年度予算が「限りなく見送りに近い縮減」と仕分けされたことに反発し、計算基礎科学コンソーシアムという団体が「次世代スーパーコンピュータ開発に関する緊急声明」なるものを発表した。 この声明に関しては、近頃流行りのフレーズを借用するなら、「あなた方に言われたくない」という事である。 前回の拙稿「スパコンTop500 2009-11、国別シェア」で述べたとおり、現在の日のスパコンの総計算能力は、欧米中の各国に劣り、世界の6位に甘んじている。この原因を作ったのが、国際相場を無視した法外な値段で、税金を湯水のように垂れ流して国産スパコンを設置し続けてきた、国立大学や独法の研究機構で、この声明を出した大方の連中が属する組織である。 自分、乃至は、自分の属する組織が、税金を無駄に使い、世界の第2位から瞬く間に第6位などという体たら

  • 次世代スパコンからのNECの撤退:スパコン漫遊日記 - CNET Japan

    2009年5月14日、理研とNECは、NECが文科省の次世代スパコン・プロジェクトの製造段階以降の作業から撤退する旨の発表を行った。 率直なところ、このような形で、破綻の第1歩が始まったのには驚いた。 直前に、2009年3月期のNECの連結決算が約3000億円の赤字で、NECエレは約700億円の赤字といったことは報道で知っていたし、NECエレがルネッサスと合併するという事も聞いていた。そういえば、年初頃に、NEC海外でのPC事業から撤退するといった報道も目にしたような気がする。しかしこれらが、「天領」である次世代スパコンに結びつくとは全く思っていなかったので、迂闊にもこうした前兆報道を聞き流しにしてしまっていた訳である。 また、先日の富士通のSPARC-VIIIの展示も、考えてみれば、NEC撤退のインパクトを和らげる布石であったようにも思える。もう少し調べてみると、色々な布石はあったのか

  • 次世代スパコン、開発の凍結・見直し:スパコン漫遊日記 - CNET Japan

    2009年11月13日、政府の事業仕分けで、文科省の次世代スパコン開発は2010年度の予算計上を「限りない見送りに近い縮減」と仕分けられた。  これは事業仕分けチームの結論で、最終決定は行政刷新会議を経て、来年度予算書として国会で審議・承認されねばならず、まだ始まったばかりであろう。 財務省のサマリー、文科省・理研の説明、仕分け人達の突っ込みと応答、そして結論に対する事後の関係者や私設応援団の反応、等々は結構面白かった。とりわけ面白かったのは文科省・理研側の対応で、データに裏打ちされた明快な答弁が出来ず、あれでは凍結も止むを得ないであろうと感じた。 なお、この問題は「次世代スパコンからのNECの撤退」で既に述べてあるので参照されたし。 さて財務省の論点は以下である。  1.次世代スパコンの開発には、これまで545億円の国費を投入。仮に、来年度システムの格的着手を行えば、完成までに

  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第3回--Unicode提案の限界とメリット

    前回までを振り返る--Unicodeコンソーシアムの影響力 前回はどこまでお話ししましたっけ。世界中の文字の収録を目的とした文字コード規格、Unicodeは、米国のIT企業を中心に結成されたUnicodeコンソーシアムが制定するデファクト規格に過ぎないこと。しかし公的な国際機関が定めるデジュール規格ISO/IEC 10646と同期することで、WTO/TBT協定にもとづき世界中の国々に普及させられるメリットを得たこと。 また、Unicodeコンソーシアム自体はオープンな組織だけれど、意志決定を行うUTC(Unicode Technical Committee/Unicode技術委員会)で一票を投じる権利を持つのは一握りの団体に限られること。そしてUTCはISO/IEC 10646のアメリカ・ナショナルボディであるL2委員会と合同でしか開催されておらず、同時にL2委員会とUnicodeコンソー

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第3回--Unicode提案の限界とメリット