イマドキのSEOで押さえておきたい基本知識から最新グーグル情報までを22個まとめてお届けする。グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏が、最近のグーグルの変化や検索エンジン最適化のために知っておくべきこととして語ったものだ。 ほかにも、今週も次のようなSEOトピックをまとめてお届けする。どれも良い情報だ。 クロールバジェットを最適化しても、ゴミコンテンツはゴミのまま!最近の頻繁なグーグル順位変動はMFIが原因?noindexページが多いサイトは評価が下がるのかグーグルはHTMLのリンクとJavaScriptのリンクを同じに扱うの?HTTPSサイトをドメイン名移転したら、旧サーバーに証明書は必要?CSSやJavaScriptを頻繁に更新すると、グーグルのレンダリングが難しくなるHTTPSサイトなら防げたはずの仮想通貨マイニングのハイジャック見たものをそのまま検索する未来的機能がグーグルスマホに搭載
企業Webサイトのトップページを訪問者ごとにパーソナライズするのは、どうなのだろうか。Optimizelyのサイトでトップページをパーソナライズした事例から、その考え方やセグメントの分け方、クリエイティブ、そして成果を紹介する。 1998年、ジェフ・ベゾス氏はインターネットについてあるビジョンを抱いていた。同氏がアマゾンを設立してから4年が経った頃で、アマゾンは書籍や音楽の巨大オンライン市場として軌道に乗りつつあった。 その年に行われたワシントン・ポストとのインタビューで、ベゾス氏はウェブについて先見性のあるコメントをしている。同氏は次のように述べていた。 顧客が450万人いるなら、店舗が1つではだめだ。450万の店舗が必要だ。 それから19年たった2017年の今、私がアマゾンのトップページを訪問すると、その内容はかなりパーソナライズされている(2016年8月には、蛍光色に光るライトスティ
Webサイトへの流入増加に欠かせないSEOを考える担当者にとって、昨年11月にGoogleが発表した「モバイルファーストインデックス(MFI)」は、SEOを根本から見直さなければならないほどの大きなトピックなのではないだろうか。 この記事では前半で、モバイルファーストインデックス導入後、GoogleはWebサイトをどう評価するのか、SEOはどう変わって、どこが変わらないのかを説明する。さらに後半では、Googleが推進しているユーザー体験最適化(SXO)について、UX視点によるコンテンツプランニングを解説する。 ユーザーの変化に合わせて、Googleも変わるモバイルファーストインデックス導入でSEOはどう変わるのかいつまでに対応するべきなの?構造化データマークアップはどうすればいいの?モバイル版は一部のコンテンツを非表示にしているが影響はあるの?コンテンツの続きを読むためにアプリのインスト
どんなキーワードで検索された場合にリスティング広告を表示するのかを指定する仕組みで、リスティング広告サービスの入札設定から指定できる。 たとえば「テニス シューズ」というキーワードに入札している場合、部分一致の設定では「テニス」「シューズ」「テニス シューズを購入」「テニス スニーカー」などの検索で広告が表示される。完全一致の設定では、「テニス シューズ」の検索では広告が表示されるが、「テニス」「シューズ」「テニス シューズを購入」などでは広告が表示されない。 キーワードの一致方法を変えることで予算を削減する方法があります。 ふつうにリスティング広告で出稿している方は、キーワードの大部分が「部分一致」の設定になっていることでしょう。部分一致ではさまざまな検索で広告が表示されるため幅広く訴求できるというメリットがある反面、あまりニーズが高くない検索や想定外のキーワードで検索されたときにも広告
今日は、Webライティングにもメールにも役立つはずの、「わかりやすく、読みやすい」文章を作るための日本語を解説したマニュアルを紹介します。これは、すべての社会人が読むとその日からトクする情報です。 いわゆる「お役所言葉」改善の手引 by 佐賀県「いわゆる『お役所言葉』改善の手引」という、佐賀県が2004年に公開した文書があります。文書名だけ見ると「なんだ、また意味のない無駄なやつか」と思うかもしれませんが、これが非常に役に立つ内容だったのです。 佐賀県:いわゆる「お役所ことば」改善の手引きの策定 なにが役に立つって、本当に「わかりやすい、読みやすい、伝わる」文章を書くための基本をシンプルかつ明確に、具体的な例を示しながら解説してくれているのです。 内容はこんな感じです。 できるだけ具体的な表現を的確で簡潔な文章を、まずは結論から行政で多用される慣用語の見直しをカタカナ語(外来語)は普及して
企業のWebサイトの成否は、企画やデザインの良し悪し以外にも、プロジェクトを進めるための関係者間の「折衝力」が大きくものをいう。日々、社内外を問わずさまざまな担当者と関わりを持ち、自社のWebプロジェクトを推進する事業会社のWeb担当者は、具体的に、どんなポイントに気をつけて仕事を進めていけばよいのだろうか。 「Web担当者Forum ミーティング 2016 春」のオープニング基調講演には、資生堂ジャパンでWeb担当者を務める宿久(しく)和宏氏が登壇。「失敗しないためのWebプロジェクトの進め方」をテーマに、ワンランク上の「折衝力」=「コミュニケーション力」を身につけるポイントを解説した。 プロジェクトを進めるためのコミュニケーションは「はじめが大事」宿久氏は、資生堂ジャパンにて、商品に関する情報やキャンペーン、プレゼントなどのプロモーションを担うブランドサイトのWeb担当者を務め、アクセ
Googleアナリティクスで、ユーザごとに「どの順番でページを見て、コンバージョンしたか」などを確認できる「ユーザーエクスプローラ」という新しい機能が2016年4月にリリースされた。これは、これまでのGoogleアナリティクスでは確認できなかったデータだ。本稿では、この新機能の仕組みや見方から、B2C・B2Bサイト別の実際の活用方法までを徹底解説する。 ユーザーエクスプローラは3月下旬から確認され始めていたが、4月11日のリリースノートで正式にアナウンスがあった。 Analytics Release Notes for April 11, 2016(英語) https://support.google.com/analytics/answer/6392777ユニバーサルアナリティクスと従来のGoogleアナリティクスのどちらの環境でも、設定やカスタマイズなしにユーザーエクスプローラのレポー
――グーグルは、どういった意図でこの変更を加えたと考えますか? グーグルの考え方として、「PCとスマートフォンで何か異なることをする」というものはありません。広告においてもオーガニックにおいても変わらないグーグルのスタンスです。従って、PCでもスマートフォンでも同一のUXを提供したかったのではないかと、私は考えていますし、実際に多くの人がそのようにコメントしましたよね。 とはいえ、UX統一だけを純粋に狙った変更なのかというと、それはそうとは言い切れないでしょう。 広告枠数は減らしましたが、この変更によりグーグルに入る収益は上がっていくと考えるのが自然です。少なくともグーグルは「UXが高まればAdWordsの売り上げを減らしてもいい」と考えてはいないと思います。 広告表示が9%減少、クリックも5~7%減少 右広告枠はもともと弱かったので影響は限定的――この変更は、広告主にとって良いことなので
Webページの表示を高速化するための無料ツールWebPagetestを使って、「どこに問題があり、どう解決するのか」を調べる方法を解説する。 画像・JavaScript・CSSといったページを構成する要素こそが表示パフォーマンスの要因であり、HTTPリクエストの数やTCP接続・1バイト目までの時間(TTFB)などを調べれば、遅い原因がどこかわかるのだ。 今ではだれもがよく知っていることだが、SEOとユーザー体験の観点から見て、ウェブページの表示速度は非常に重要だ。ページの表示が速いほど検索エンジンによる検索順位も上がるし、ウェブサイトの動作が速ければユーザーが離脱せずにたくさんのページを見て、コンバージョン率も高くなる可能性が上がる。 要するに、賢明なWeb担当者やSEO専門家なら、コンテンツと同様にページ表示速度の最適化についても考慮しなければならない。 ウェブサイトの表示速度(パフォー
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) ホームページやチラシを作れる人がほしい ある建築関連会社の社長から相談を受けます。中小企業では珍しくないリクエスト。どちらもパソコンで作るイメージから、同じようなものだと考える非IT系の経営者は少数派ではありません。相談者の社長は学生時代からの友人で、どちらも作ることができる私を見て「簡単」だと考えていたようですが、失礼な話です。 そこで説教がてら「ホームページを作るために最低限必要な知識」をレクチャーします。
今日は、Yahoo!検索のHTTPS化に関するヤフーさんへの一問一答インタビューをお届けします。またそのうえで、一連の動きに見えた「サイト管理者というステークホルダーの軽視」について述べ、「プラットフォームとしての責任」への意識の希薄化について、「ノブレス・オブリージュ」という言葉とともに述べます。 Yahoo!検索のHTTPS化 一問一答Yahoo! JAPANにおいて8月18日に行われたYahoo!検索のHTTPS化に関して、その意図や背景、そしてプラットフォームとしての姿勢などについて、ヤフーさんにメールで取材を行いました。 まずは、Yahoo!検索のHTTPS化に関する、ヤフーさんの公式な一問一答をご覧ください。 Q1なぜ今回、Yahoo!検索をHTTPS化したのでしょうか、その目的は? また、そうした背景にはどういうものがあったのでしょうか? A1ユーザーへ、セキュリティやプライ
いくらWebサイトの良しあしを外部からほめられたとしても、お客様にとってわかりにくければ何の意味もない。 文章がいくら正しく書かれていても、お客様に伝わらなければ意味がない。 そう話すのは、ソニーが15年前に損害保険業界に参入し設立した「ソニー損保」のコンテンツ企画部長の片岡 伸浩氏。ダイレクト販売を旗印に保険業界に参入する企業として「企業のためでなく、お客様のための保険会社」だというメッセージを伝える必要がありました。そこで、今回はそのメッセージを伝えるために、ウェブを通じてどのような取り組みを行っているか片岡さんに伺いました。 コンテンツ企画部で作った行動指針「わかりやすさのその先へ」保険という商品はもともと複雑な商品で、お客様がすべてを理解したうえで契約しようとすると、かなり広範囲な知識が必要となります。お客様にとっては、「難しい」と思われてしまう商品かもしれません。言い方を変えれば
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 早いもので来週は3月。うっかり時の流れを忘れてしまうほど、Web担当者の仕事は多岐にわたります。アクセス解析からのコンテンツのブラッシュアップに、リスティング広告を効果測定して見直し、加えてツイッターの公式アカウントがあれば、情報発信を忘れないようにしながら、フェイスブックなどのネット業界の「お祭り」にもキャッチアップしなければなりません。それに加えて「イベント」を仕掛けることもWeb担当者の重要な仕事です。
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