古坂大魔王的リズムネタ考察(長文注意!) | 古坂大魔王オフィシャルブログ『古坂大魔王のブログンだい魔くん!』powered by アメブロ
以前もご紹介したかと思います。 今回は私がハンターハンターで最も愛しているキャラクター 団長の手刀を見逃さなかった人 に関する記事です。 彼の何を好きかというと、この団長の手刀を見逃さなかった人は、初登場した際の強キャラ感を醸しながら、「こいつは間違いなく殺されるだろう」という読者の期待を裏切ることなくクロロの咬ませ犬になるという仕事を成し遂げた、なのにも関わらず名前のないモブキャラクターという素晴らしいキャラクターなのです。 大胆かつ謙虚!理想的な人間だと思います。 自らを「殺人中毒者」と称する団長の手刀を見逃さなかった人ですが、彼の言動は 「敵に対するリスペクトの気持ち」 が前面に見られ、私たちも見習わなければならないと感じました。 そこで今回は、 団長の手刀を見逃さなかった人に学ぶ、敵をリスペクトする心 について書こうと思います。 団長の手刀を見逃さなかった人とは? ピンとこない方も
HUNTER X HUNTER23 (ジャンプコミックス) 作者: 冨樫義博出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/03/03メディア: コミック購入: 6人 クリック: 52回この商品を含むブログ (261件) を見る貧者の薔薇で倒される意味 ネテロとの念能力を用いた戦いには勝利したものの、ネテロが体内に仕込んでいた貧者の薔薇の毒を浴び、圧倒的な強さを誇りながらあっさりと命を落としたメルエム。この結末に「作者がメルエムを倒す方法を思いつかなかったから爆弾を持ち出した」や「爆弾を使わずに念能力での戦いで終わらせて欲しい」といった類の否定的な意見を偶に目にします。 強敵が爆弾で倒される展開は拳と拳の殴り合いが魅力の少年漫画的に邪道ではありますし、ネテロの100年を超える修行の成果が爆弾に劣るものに思えてしまいます。それに対して思わず批判を口にする気持ちは分からないでもないのですが、好き
こちらの記事を読みました。 私がラノベをバカにしている唯一の理由 私がラノベをバカにしている理由は簡単です、読んでいないから。それだけです。 読んでないくせにバカにするとか馬鹿じゃね?と思われるでしょうが、世の中のラノベをバカにしている多くの人はラノベを読んだことがなく、それでもバカにしています。 読んだことがないけれど、ラノベってハーレムで突然呪文を詠唱して、俺TUEEEEでラッキースケベを繰り返すだけでしょ、って思ってバカにするのです。読んでないけど多くのラノベがそうだと思っています。 率直に言いまして、「ラノベを馬鹿にするのは読んでないから」という点自体は、凄く的確だと私は思いました。なんかブコメとかtwitterとか見てると、色んな人に怒られてらっしゃいますけど。 ラノベ好きな方、記憶にありませんか。なんだか一部の作品のほんの一部分だけをあげつらわれて、ちょっと突っ込んでみるとなん
『SHIROBAKO』のバランス感覚にはいつも膝を打つ。「虚構と現実」のバランスだ。このテーマで馴染み深いのは今敏監督だろうか。混淆していく現実と夢の世界を精緻な筆致で描き、入れ子構造に収める独特の手法を用いていた。アニメーション制作にスポットを当てた『妄想代理人』第10話「マロミまどろみ」は、比較対象として興味深いエピソードだ。同じ題材を扱うにしても、今敏監督と水島努監督の「ブラックジョーク度合い」とでも称すればいいのか、明らかな違いがある。とはいえ、『SHIROBAKO』の構造は今敏監督の作風と似ている。修羅場続きで一寸先に落とし穴が待ち構えている現実、けれど夢を持ち続けたいアニメーション制作という場所へのこだわり、その交錯が見所。そんな本作特有のバランスを支えているのは、隅々まで徹底して虚構と現実を対立させていること。主人公の宮森あおいを例にとってみよう。同期のタローこと高梨太郎と比
作品と文脈の主従関係が逆転した語り アニメ、漫画、映画、演劇、ノベルゲームといったあらゆる作品*1について語るとき、歴史的観点、時代背景、イデオロギー、作者といった「外在的文脈」を何故あなたは使うのか? ポニョは宮﨑駿が目指した◯◯だったとか、エヴァは当時のアダルトチルドレンについて表されたものだったとか、白い巨塔は封建的な機構と人間関係を描いたと作者解説を読んでなぜそういう物語だと見做すのか。 本歌取り? 外在的文脈を用いて語らないと考察を尽くしていないから?違うでしょ。楽だからだよ。外在的文脈を用いて語るのはインスタントでお気軽でお手軽なものだからだ。 いくつかの同著作品を読めばその作者を含めた語りなんて誰だってできるし、アニメを100本も見れば業界論だって平気な顔で語れるようになれる。内実に全然詳しくないのにね、業界に通じてるわけでもないただの一般人なのにね、でもアニメーターの年収は
また、こっちの日記更新することになるとは思わなかったけど、備忘録的に。 外国人「なんで日本のドラマってすごい安っぽいの?」【海外反応】 この記事、結構、おもう事があるんで、備忘録として、日本のドラマが安っぽくみえる原因についてまとめ。 ぶっちゃけ、僕もそう思う。なんでか日本のドラマって安っぽく見える。 日本のドラマがチープ?実際に低予算でドラマ作ってるだから当たり前だろ説 日本のドラマは低予算。予算が潤沢に使えるアメリカのケーブルTV向けのドラマに比べてチープに見えるのは当然説。 フレームレートのせいだよ説 日本のドラマのほとんどは、映画のような24fpsで制作されていない。例外は刑事ドラマと時代劇と特撮。日本のドラマはアメリカのソープオペラ、ニュース番組と同じ30fpsで撮影されているので、チープに見えてしまうという説。 実際の所、日本の昔の刑事ドラマ、時代劇なんかの24fpsで撮影され
※2014/03/17追記:巻末にオマケを追加 先日、Twitterで漫画のイマジナリーラインについて話題になった。 【イマジナリーライン】を超えたマンガは最悪なのか http://togetter.com/li/641095 その中で、自分もドラゴンボールのワンシーンを画像としてTwitterに投稿し、その画像を起点に色々な議論が交わされていくのを非常に興味深く読んだ。そこで思い出したんだけど、自分もドラゴンボールの左と右に関する記事を書いてる途中だった。 というわけで、話題がホットなうちに公開しようと思い急遽書き上げたのでお読みください。(書くこと多すぎて旬を過ぎた感は否めないけど、イマジナリーラインとは直接関係ない話だし、ね!) キャラ位置が頻繁に入れ替わるのに読みやすい まずはこの画像を見ていただきたい。自分がTwitterに投稿して議論になったドラゴンボールのワンシーン。 2コマ
はじめに 現代のヒーローといえば「魔法科高校の劣等生」の司波達也(以下お兄様)であり、 昭和のヒーローといえば黄金バットである。 ではこの二人が戦ったらどちらが強いのだろうか。 共通点 ①圧倒的な再生能力 二人共、極めて優れた再生能力を持っている。 お兄様は身体が完全に破壊されようが再生可能。 対する黄金バットも灰になっても「黄金バットは不死身だ!」と言って再登場。 黄金バットは死ねない体を持っているらしい。 ②核爆発級の攻撃力のお兄様、核爆発が無効な黄金バット TNT換算20メガトン(広島の1333発分)の戦略級攻撃魔法を有し 艦隊・そして近隣軍事施設群を消滅させることができるお兄様。 対する黄金バットも、地割れ攻撃、相手を完全消滅させる技を持っている。 また黄金バットも核爆発の後の大地に高笑いしながら余裕で立ち、 ナゾー様の核兵器の直撃を受けても無傷である。 お兄様の魔法がどこまで黄金
3年ぶりぐらいかな?いつもなら「好きそうな作品」しか見ない僕が念入りに深夜アニメをチェックしてはツイッターで何が面白い、何が気に食わないと書いてる。 で、チェックしてコメントを書いた際に「エロゲ原作のアニメ好きだね」と昔からの読者の人に言われた。 …僕自身は自覚がなかったので、一瞬きょとんとしてしまった。 好きな作品10個挙げたら、6個はオリジナル、2個は原作がマンガ、1個はラノベ、1個はエロゲ…となる程度。しかも、true tearsという原作ファンから見ると「アレは別物です」というような作品が挙がるだけ。 媒体別に見るととりわけエロゲ原作作品が好きなわけじゃない。 最後まで見た作品はそれなりにあるが、ずば抜けて好きな作品は少ないのよね。 …そんなことを気にしながら、「天体のメソッド」と「グリザイアの果実」を見たところ、思うところがあったので書いてみたい。 萌えアニメの世界観は内輪のもの
DSSチョーカーには使徒としての性質を抑制する機能もあることはあまり知られていません。ただの爆弾首輪と思われていることが多いです。画像の英文を上から訳すと、 ・DSSチョーカーとの接続 動作中 ・シンクロ観測 動作中 ・抑制機能 動作中(Suppression Function ACTIVE) ・自爆機能 動作中 ・マスターキーモード機能 動作中 ・覚醒分析機能 動作中 suppression=抑制、これはチョーカーの目的を漠然と示す言葉ではなく、常にアクティブな状態にある具体的な一つの機能です。では、何を抑制しているのでしょうか。 画像のように、使徒封印文様が刻まれたチョーカーには、文字通り使徒を封印=抑制する機能もあるわけです。suppressionは禁圧、鎮圧、隠蔽等、封印に近い訳語を当てることもできます。つまり、首輪には使徒としての能力や性質を抑制し、隠す機能があるということです。
※ この記事はアニメ『アルドノア・ゼロ』第6話「記憶の島 —Steel Step Suite—」までのネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。 Twitterを見ていたら書いた方がイイ気がしたので書きます。 『アルドノア・ゼロ』の第2話について「ジャミングされて通信できないとか言っているのに主人公が携帯電話で喋ってて。テキトーに作ってんだな」と言っているPOSTを見かけました(実際にはもっと口汚い言葉でしたが)。 「そんなに分かりづらいシーンだったかな……」と最初は思ったんですけど、私は『アルドノア・ゼロ』の特に第2話は大好きで4~5回は繰り返し観ているから分かっているだけで。1回しか観ていない人&繰り返し視聴できる環境のない人には分かりづらかったのかも知れないので、そういう人達に向けて解説記事を書こうと思います。 というのも……「ジャミング」とか「通信」とか「携帯電話」とかは、『アルド
今回は渋谷系の特集という事で僕も一つ書きたいことがあり参加させていただきました。さて、いろんな事を話す前に「渋谷系」という言葉についてもう一度おさらいしましょう。 そもそも渋谷系とは? 渋谷系という言葉はライターである山崎二郎氏が1993年の春にHMV渋谷店を取材したときに生まれた言葉であり、以降「渋谷系」というのは当時ヒットしていた音楽と関係なく渋谷の輸入盤大型レコード店で売れている音楽、または単におしゃれな音楽を指した言葉として浸透、拡散されていきました。 そんな渋谷系の音楽についてライターの川勝正幸氏は「雑誌THE FACEがポールウェラーに与えた称号『レトログレッシブ』ではないか」と語りました。「レトログレッシブ」は言うなれば「過去の音楽から新しい音楽を生み出すこと」であり、それは「バンドマン」的ではなく「編集者」的な側面が強いとも語っており、フリッパーズギターであり、ORIGIN
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