群馬の葬式には“新生活”と呼ばれる風習がある――。そんな投稿がTwitterで注目を集めています。香典を少額にしお返しを辞退する風習ですが、ローカルルールだとは知らずに恥ずかしい思いをした経験が語られています。 音楽プロデューサー・DE DE MOUSE(@DEDEMOUSE)さんが20代の頃、横浜で知人の葬儀に参列した際の話。親から「新生活と言いなさい」と強く念を押されたのだそうですが、実際に香典を渡すとき「新生活です」と伝えると……お相手には不思議そうな顔をされてしまいました。その経験を「めちゃくちゃ恥ずかしかった」と振り返っています。 「新生活」とは、群馬県をはじめ北関東の一部に根付いた習慣。この地域の葬儀に参列すると「一般」と「新生活」に受付が分かれていることがあり、「新生活」の場合には、香典袋に「お返しを辞退する」旨を記載したラベルを貼ります。 この風習は、1955年に華美な冠婚