async/awaitキーワードを利用することで、非同期処理を簡潔に記述できる。ただし、それらをtry~catch文で例外処理する際には注意すべき点もある。 連載「.NET TIPS」 async/awaitキーワードは、Visual Studio 2012+.NET Framework 4.5から利用可能になった、非同期処理の糖衣構文である。async/awaitのコードは、一般的にはTPL(タスク並列ライブラリ)を使ったコードに展開される(TPLでなくともGetAwaiterメソッドを実装していればawaitできる)。 async/awaitとTPLによって非同期処理が簡潔に書けるようになり、非同期処理が身近なものになった。とはいうものの、非同期処理に特有の注意点はある。本稿では、awaitを使う方法を中心に、TPLをそのまま使って待機する方法も含めて、例外をキャッチする方法について解