メキシコ西部ミチョアカン(Michoacan)州アキラ(Aquila)で、町内を警備する武装した自警団員(2013年7月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Hector Guerrero 【11月19日 AFP】麻薬密輸組織に悩まされるメキシコ西部ミチョアカン(Michoacan)州で、約400人からなる自警団が町を1つ乗っ取った。武装組織との衝突で3人の死者が出たという。 州政府の発表によると、自警団は16日、同州タンシタロ(Tancitaro)の町役場と中央広場を占拠した。メキシコの情報機関・国家安全調査局(CISEN)はAFPの取材に、自警団は総勢400人ほどで、町から警察を追い出し、治安権限を握ったと語った。 州検察当局筋によれば、この自警団はタンシタロを掌握する前、近隣の町パレオ(Pareo)で犯罪組織のメンバーとみられる武装グループと銃撃戦になり、3人を射殺したという。 政府