タグ

名文と読み物に関するm-birdのブックマーク (43)

  • この20年くらいのことを考えてみた

    26歳、都会育ち。ふとこの20年くらいのことを考えてみた。 どの時代にも流行廃れはある。 たまごっち、ファービー、厚底ブーツ、ミニ四駆、ベイブレード、ビーダマン、ハイパーヨーヨー… そうゆうものを懐かしむのも楽しいんだけど、この20年くらいで圧倒的に変わって普及したものっていくつかある。 パソコン、インターネット、携帯電話なんてのはもう言い古された話だろうし、 ブラウン管が消えて液晶テレビの普及、ビデオデッキも消えて今やDVDやBlueRayだっけ(あんまり使わないからよく知らない)。 ポケベルなんてあっという間に消えた。白熱灯も消えた、LEDが世の中に爆発的に増えた。信号機が薄くなった。 地面がアスファルトだらけになった。レンガできれいに整えてある歩道なんてのも増えた。 道路の白線が増えた。白線がなく、路肩のない道路なんていくらでもあった。うちの地元なんてわざわざ交差点の地面の色がかえて

    この20年くらいのことを考えてみた
    m-bird
    m-bird 2014/05/20
    キラキラした文章で、濁った今のおいらの目は潰れた
  • 女子はもっとオナニーをすべき 2012summer

    m-bird
    m-bird 2012/08/30
    エンタメテキストとして秀逸だし情報も有用だし文句の付けようもない。
  • 愛のキチガイに生まれたわけじゃない。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    生来薄情家の僕が家族とか愛とかをほとんどキチガイのように謳うようになったきっかけは道徳の教科書でも新興宗教でもなく肉親の自殺だ。20年前オヤジが自殺したとき僕はまだ十代の子供で、もちろん悲しかったけれど、むしろ、心配して駆けつけてくれた人たちから「オヤジさんの分も生きろ、頑張れ」と言われて「オヤジの分ってなんだよ」とムカついたりしていた。ムカつきは僕自身へのものだった。「こうすれば救えたんじゃないか」そんな仮定を立てたあとには後悔だけが残った。そんな後悔が、人々が優しさから言ってくれる「オヤジさんの分も」と一緒くたになって重荷になりムカつきになっていた。年齢を重ねるにつれ、オヤジが感じていた重圧をモザイク越しのようにぼんやりと想像できるようになった。同時に責任や重圧とともに増していく充実感や楽しみをどうして命と一緒に捨てられたのかはわからないままだ。そういう理解と不理解が肘を張り合って僕の

    愛のキチガイに生まれたわけじゃない。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    m-bird
    m-bird 2012/02/10
    誰かと対する時、ふいにその人が居なくなるかもしれない。そういうときに後悔しないよう、精一杯誠実に、けれど気負わずに楽しく過ごしたい。それが愛なんだ。
  • 東北を悲しめないけれども - Everything You’ve Ever Dreamed

    病院の帰りに電車に乗る。次々と窓にあらわれては消えていく町がどれも同じ顔をしている。一卵性双生児のようだ。チェーン展開のファーストフード、ファミリーレストラン、居酒屋、ドラッグストア、コンビニ。それらが違う街のほぼ同様の位置にあるからだ。ずっと神奈川で暮らしている。街々が細胞を均一にするウイルスに侵されるように同じ顔に変わっていくさまを見てきた。小学生の頃。近隣にチェーン店がやってくるたびに学校中が熱病にかかったような騒ぎだったのを思い出す。「おまえ西友いったか?」「西友すげーぞ」。熱病に対抗するワクチンの普及は早い。その後、街は発熱することなく迅速に着々とチェーン化は進んでいった。同じ顔をした街がふえていくなかでこの流れが当に正しいのかという不安と原風景が否定されているような寂しさを感じることもある。だが、世の流れだ。実際に便利だ。一度に一ヶ所で用は済む。24時間買い物が出来る。セン

    東北を悲しめないけれども - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 祖父について - 青色3号

    実家に帰りそのまましばらく滞在しているため、ここ2ヶ月ほど祖父母とともに居る時間がとてもとても長うございます。今日はそのこと、というか、なかでも祖父のことについていくらか喋ろうと思っております。 前提は以下の三つ。 私の家では父母が共働きでしたから、学校から帰ってきたときに家にいるのはいつも祖父母でした。僕が物心ついたころには祖父はもう退職していましたから。ですから、僕は祖父と一緒にテレビを観たり、風呂を焚くのを手伝ったりしていたような、爺ちゃん子、婆ちゃん子だったのです。きっと、今でもそうです。 ここ数年で祖父はすっかり耳を悪くしてしまい、そのくせ補聴器をつけることを嫌がるせいもあり、あまりうまくコミュニケーションをとることができません。また、最近ではすっかり体力も落ちてしまい、トイレに行って帰るだけでゼイゼイと肩で息をしています。元気がなにより自慢であった(僕がまだ幼いころには裏山に登

    祖父について - 青色3号
    m-bird
    m-bird 2011/12/27
    咲き誇るアナルパールのアップロードを終えないことには、人生も終えられませんよムラシットさん。
  • 一か月

    3月11日 都内にある会社の、自分の席に座っていた。 自分は就職するまで宮城の沿岸部に住んでいた。 宮城県沖地震は、近いうちに必ず来ると言われ続けていた。 携帯はつながらない。 つけっぱなしになった会社のテレビからは、悲惨な状況が映し出され始めた。 地面にパラパラとゴミが散らばっているのかと思えば、 それらはすべて貨物用のコンテナだった。 燃えながら流されていくものは、段ボールではなく家屋だった。 「映画みたいだな」と、誰かが言った。 見たこともないようなすさまじい映像は、まさに映画のようだったが、 その舞台となっていたのは、自分にとって見覚えのある土地ばかりだった。 台風で午後の授業が中止になった教室のように、 非常事態はどこかワクワクするような、高揚感をもたらすのかもしれない。 集団下校のように外に列をなし歩いて行く大人たち。 家族、あるいは恋人に会うため、帰宅していく人が羨ましかった

    一か月
  • 私の異常な結婚生活 または私は如何にして家族の秘密を守るために妻をあざむくようになったか- Everything You’ve Ever Dreamed

    父の自殺を秘密にしている。あのとき。申し合わせたように僕ら家族は父の自殺を「事故」とした。誰も、何も、何一つ悪いことはしていないのに、気付かれないように、悟られないように、隠さなきゃ隠さなきゃ隠さなきゃ、何かから追い立てられるように隠した。僕らを追い立てたものの正体。それは自殺という行為に対する偏見と、「まさか身内が…」という衝撃、「僕ら家族が追い詰めてしまったかもしれない」「なぜ気づいてあげられなかったのだろう」という罪の意識、そして何より「偏見で見られることを避けたい」「罰を受けたくない」という我が身かわいさが産み出した化け物だった。もしかすると純粋に父の死を悲しめなかった僕は隠すことによって代理で純粋に父の為に涙を流してくれる人を捜していたのかもしれない。安全な場所で自分の傷が癒えるのを待ちながら。以来、化け物は暴力をふるうことなく静かに僕ら家族の闇に棲んでいる。眼光は依然鋭い。

    私の異常な結婚生活 または私は如何にして家族の秘密を守るために妻をあざむくようになったか- Everything You’ve Ever Dreamed
  • アイムジャストアウーマンと母は言った。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    事のあと汚れた器を洗う。僕に任された家事のひとつだ。静かな台所に響くカチカチという器同士がぶつかる音とちょぽちょぽと水が流れる音はどこか寂しくて好きになれない。壁のカレンダーをみると10/31に母の字。赤いペンで「任務終了」。母が定年退職する。65歳。父が亡くなった直後からだから20年近く働いたことになるのだろうか。 母が見つけてきた仕事は隣の市にある葬儀屋だった。事務から進行補佐まで。土曜・日曜関係なし。通夜がはいると夜遅くまで仕事。そんな環境だった。五十近くになっていた母には相当きつい仕事に思えた。働きはじめた当初、疲れきっている様子をみて、僕が転職をすすめると、ガクもない。シカクもない。何十年も前に電機メーカーで数年働いただけのオバハンだからといって母は笑った。確かに家計は火の車操業で大変だったけれど、僕には母がわざと忙しいなかに身を置いているようにしか見えなかったが、それが父

    アイムジャストアウーマンと母は言った。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    m-bird
    m-bird 2011/11/01
    忙しくて掃除が行き届かなくてホコリが薄く積もってしまっていた家。でもそのホコリ以上に愛が積もっていて、それはきっとこれからも。
  • 中二階の神さま - 青色3号

    私の生まれ育った町には奇妙な風習があった。家を新しく建てるとき、必ず中二階を造らなくてはならない、というものだ。町に団地なんてものはなかったから、従って殆どの家に中二階があったということになる。そしてこの中二階(の小さな部屋)が何に使われるのかといえば、「おっさんを泊めるため」としか言いようがない。そう、あの町には奇妙な風習とともに、奇妙なおっさんが住んでいたのである。 さて、いま私は「おっさん」と言ったけれど、町の人々はみな彼のことを「神さま」と呼んでいた。もちろん私も、かの地に住んでいるころは、やはり彼のことを「神さま」と呼んでいたのだ。したがって、ここからは彼のことを「神さま」と呼ぶことにしたい。 記憶のかぎりでは、私がはじめて神さまを見たとき、彼はだいたい五十歳くらいで禿頭、夏だったからステテコにランニング、そんないかにもおっさん然とした姿だったと思う。それは神さまが我が家の中二階

    中二階の神さま - 青色3号
    m-bird
    m-bird 2011/09/13
    ええおっさん(神様)やん……。
  • 無縁社会に少女が消えて - Everything You’ve Ever Dreamed

    あれを見つけたのは去年の夏のことだ。会社でへとへとになり缶ビールをちびちびやりながら帰ってくると夕暮れのなか家の前にぼうっと白く浮くようにそれはあった。ウンチ。それは桃色のティッシュに包まれて。ティッシュは埃と湿気を孕んだ夏の風に揺らされて。冗談みたいだけどそれはまるで小さな天使の羽根がゆっくりと羽ばたいているようで。ウンチの傍らにはファンシーな便箋が置いてあった。あたかも天使がイタズラ描きを残したように。試作品626号の柄がプリントされた便箋にはひとこと。可愛らしい小さな文字で。 「ごめんなさい くぼた」 クボタさんは四軒先にある家だ。詳しくは知らないがあそこのお嬢さんが我慢できずにここで青白いヒップを出して…僕はなんだかおかしいような清々とした気持ちで後始末をした。可愛い手紙のせいだろうか、不思議と臭いとは思わなかった。美しいとさえ思ったくらいだ。クボタさんのところに文句を言いにいく気

    無縁社会に少女が消えて - Everything You’ve Ever Dreamed
    m-bird
    m-bird 2011/06/29
    うんこ文学……。
  • HOW DO YOU DO? - 春巻たべた

    「想定外」は工学では最も重い罪、と書いていた人がいた。工学屋が何を想定して何を想定しなかったかは想像の埒外だが、原子力発電計画を総体として見れば、無論ひととおりのことは想定されていたに決まっている。リスクファクターとしての地震も弾道ミサイルも、帰結としてのシビア・アクシデントも、ひととおり想定されていたから、原発は福島に作られた。想定されていたから、東京に原発は作られなかった。小学生にもわかるこの理屈を、今の今まで誰一人口にしないのは、驚くべきことだと思う。 ただ、ここから「つまり東京ならダメで福島ならいいのだ」、とやるのは短絡で、まあ半分は正しいのだが、悪意のある読み方ではある。つまり、「東京を失えば福島は困る」は真だが、「福島を失っても東京が困らない」は真ではない。重大事故の可能性も織り込んだ上で、なるべく送電の便がよく、なるべく人口が少ない、海岸沿いの地点を探したら、そのそのせめぎあ

  • [日記]日本人の美徳を利用するモノ 23:27 2011-05-18 - Everything You’ve Ever Dreamed

    あなたは「風が吹くとき」という古いアニメ映画をご存知だろうか。僕が福島原発関連のニュースを見るたび聞くたびに想い出す「風が吹くとき」は核戦争を題材にした作品で、放射能に対する知識のない一組の老夫婦が次第に蝕まれて死んでいく様子が声高に叫ぶわけでもなく淡々としたタッチで描かれていた。当時、僕は中学生で、公民館にパイプ椅子を並べただけの即席映画館で「何もわからないで死んでしまうのはイヤだ」とワリと真剣に思う一方、これは映画、つくりものの世界のはなし、ましてやこの日でホウシャノウなんてありえない、と他人事のようなとらえかたをしていた。実際、時が経ち、携帯電話やインターネットが普及していき、情報が氾濫する世の中で、あの映画の老夫婦のように何もわからないまま、正確な情報を得られないような事態も、「風が吹くとき」のなか、作り話のなかだけのものだと自然に思うようになっていた。 でも現実になった。福島原

    [日記]日本人の美徳を利用するモノ 23:27 2011-05-18 - Everything You’ve Ever Dreamed
    m-bird
    m-bird 2011/05/20
    怒りを表す方法が分からなくなっているのかも知れない。もしくは、怒る元気が無いのかも知れない。怒るのには、それ相応のエネルギーが必要だから。
  • 母のためにおにぎり弁当をつくったけれど - Everything You’ve Ever Dreamed

    初めておにぎりを握った日のことは今でもはっきりとおぼえている。幼稚園児の僕がにぎった、小惑星のような、公園に落ちている犬のウンコのような、歪なかたちをしたおにぎりをべながら母は、「フミちゃんがつくったの〜よく出来ているね〜おいちいおいちい」と褒めてくれ、僕は当に嬉しかったんだ。37歳の僕は胃痛がひどく、「下痢くらいで会社を休むとはいい身分だ…。どんな軍隊でも敵前逃亡は死刑だ…」と上司に嫌味をいわれながら実家に戻り静養している。この秋で定年を迎える母は病気も怪我もなく元気に働いている。元気に、とはいっても毎朝、職場へ向かう年老いた母の小さい背中を働きざかりの僕が見送るというのは、なんとも間の抜けた光景であり、僕はロックンローラーなので世間体を気にするわけではないがご近所の目線意見が気になるのでってこれが世間体というならば出るところに出てもかまわないけど、そんな調子で自分の対面が気になると

    母のためにおにぎり弁当をつくったけれど - Everything You’ve Ever Dreamed
    m-bird
    m-bird 2011/05/20
    浮気で悩んでいるそこの貴女、フミオさんのオニギリを彼に食べさせましょう!
  • 地震と我が家 - Everything You’ve Ever Dreamed

    東北で大きな地震が起こって一ヶ月。連日新聞の「亡くなられた方々」欄にはたくさんの名前が掲載され続け、原発は危機から脱せず、漁業や農業などへの二次的な被害を耳にするようになった。僕が暮らしているのは神奈川で直接的な被害はなかったが、節電の影響で今も街は暗い。募金を呼びかける声も見かける。たくさんの人が命を落としたことに愕然とする。4月7日午後11時32分。揺れた。強い。中断/再開。こうして地面が揺れるたびに長い戦いに思いを馳せてしまう。かつて僕と僕の家族が直面した、地震という強く無慈悲なものとの抗争を思い出してしまう。 16年前、阪神大震災が起こった。当時も神奈川に暮らしていたので一次的な被害はなかった。だが父は死んだ。自殺だった。遺書はなかった。けれども自分で仕事をしていた父が疲れきった顔で「神戸の得意先が潰れちゃったよ」と言うのを母が聞いていたので、将来を悲観して命を絶ったというのが家族

    地震と我が家 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 綺麗な死にざま。もがけ、あがけ。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    綺麗な死に方ってなんだろう?祖父が入院して以来そんなことを考えている。人によって定義は違うだろうけれど、おそらく、晩節を汚さず、とか、立つ鳥跡を濁さずといった言葉が指し示す潔いイメージなんじゃないだろうか。 年末に倒れ鎌倉の病院に入院した祖父だが、今は、お医者さんから親族に連絡するよう言われるほどの危ない状態から脱している。安定しているといっても、一時的なものであって、百歳という年齢から手術は出来ず、つまり治らない。死んでいく祖父を僕は見ていることしかできない。 祖父は延命を拒否した。祖父は覚悟を決めたのだと親戚一同誰もがそう思った。 状態が安定して心にゆとりが出来たのだろう、祖父が今まで僕が見たことないような暴れ方をするようになった。「俺は棺桶みたいな部屋でいたくない」。「外に出たい。由比ヶ浜を散歩したい」。「なんでこんなところにいなきゃならないんだ、俺は治ったんだ!」。僕は見ていないの

    綺麗な死にざま。もがけ、あがけ。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    m-bird
    m-bird 2011/01/28
    読んでいる間、息をするのを忘れた。
  • ■ - 青色3号

    今日は花を売ることについて書きます。僕は現在アルバイトをしていて、それが花屋なんだという話です。僕の肩書は未だにいちおう大学院生と言ってよいのですが、まったく学校へは行っておらず、卒業なんてものはとっくのとうに諦めています。就職活動(アゲイン、なんたってこの春やっていたのですから)なんて言葉が脳裏を掠めるのですが、そんなものは来春にやっておけばよろしい。だからといって何もせずにいるわけにもいかないというか、いや、勉強などやらねばならないことも多々あるのですけれど(やってはおるのですけれど)、やはりお金も必要、というわけでここ数ヶ月は花を売ってって寝る(インターネットもする)生活をしているというわけです。 花屋といってみなさんが思い浮かべるのはどんな光景でしょうか。僕がやっているのはその想像をあと三段階くらい泥くさくしたものだと思っていただきたい。花束を作るなんてことは新米の僕にはできませ

    ■ - 青色3号
    m-bird
    m-bird 2011/01/03
    何かちょっとした植物を買いたくなった。東京に行くついでに、murashitさんのところでお花を買うのも良いかもしれない。
  • 爺ちゃんの旅立ちが近い - Everything you've ever Dreamed

    新年二日の100回目の誕生日に親戚一同集まってお祝いをやることになっていたのに直前に倒れるなんて爺ちゃん(祖父)これじゃまるで映画「サマーウォーズ」、ここは一族の踏ん張りどこじゃね?そんなふうに事態の深刻さがわかってなかった俺は気楽に考えていた。今朝、面会時間にあわせて病院にいった。祖父を見舞うためだ。100歳になろうとする祖父は植木鉢を持ち上げようとしたさいに不調を訴え、診察の結果、心不全、肝不全。そのうえ肺に水がたまっていて危険な状態。医者からは延命措置を取るかどうかを訊かれ、近親者に連絡をするよう薦められた。その祖父がちょっと暴れたらしい。それで心配になって俺は駆けつけたのだ。 「100年生きたから」とか「大往生」とか「今まで大病も大怪我もなしで万々歳の人生」とみんなが言う。そんな言葉は慰めにも救いにもならない。100年生きられる人はそう多くはないだろう。病気や怪我をしないで一世紀と

    爺ちゃんの旅立ちが近い - Everything you've ever Dreamed
  • 撲滅苦愛

    糞ガキに買ったばっかの服破られた… 1人のヤツに胸ぐら掴まれたんだけど絶対あの時に破れた あの糞ガキの押す力とアタシの引く力で絶対ブチっていったんだよ 襟んとこのファスナーが取れちゃってんだよ ファスナーの上の方だけ垂れ下がってる状態 マジ最悪だよ これ着たの今日で3回目だよ 1万円もしたのに、もう使えなくなるとかマジ最悪 1万円って言ったら自分の金で買った物の中だと、人生でベスト3に入るぐらいの高い買い物だよ それがこれだよ この気持ちわかるヤツが世界に何人いるんだろうね ホントにショックだよ ホントにお気に入りだったんだよ 形に惚れたのもあるけど丈の長さとかもこれがベストって感じでさ アタシに着てもらうために売られてたと言っても過言じゃないって思えるぐらい気に入ってたんだよ てか、こういうの返品ってきくのかな? 今日おろしたら破れてたって店に言ったら大丈夫かな? 無理とか言われたらマジ

    m-bird
    m-bird 2010/12/16
    迸る文才、溢れる思い。ほんとすごい。
  • だから、もっと人殺しの顔をしろ - 関内関外日記

    このエントリーのイメージテーマソング 『マリリン・モンロー・ノー・リターン』野坂昭如 啓蒙の話ではありません 町内会長の男性(62)は「説明もないまま突然ケアホームを隣に建てられると、土地を買った若い住民の人生が台無しになる。彼らを守るため、どうしても阻止する」と主張する。 http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101208/news20101208221.html これは人権意識の低さ、無知、因襲、啓蒙の不十分さの話ではないと思います。 これは今まさに起きはじめ、あらわになりつつある話、これからの話ではないでしょうか。 自殺の国に生きる若い君たちへ - 関内関外日記 もう、気づいたでしょうか。君らが放り込まれたこの状況というのは、沈みかけた船で救命艇を奪い合う、まさにそんなときなのです。あるいは、大飢饉におそわれたり、遭難したりして、料が底をつき

    だから、もっと人殺しの顔をしろ - 関内関外日記
    m-bird
    m-bird 2010/12/12
    考えさせられる。
  • エレベーターには裏技があるらしい

    エレベーターには裏技があるらしい。 エレベータのボタンを押し間違えた時に、それを訂正するテクニックがあるというブログを読んだ。 僕が働いている会社のエレベーターは日立製である。日立の場合、キャンセルしたい[階数ボタン]を押し続けるとのことだ。 おもしろそうだ。やってみたい。悪戯とも言えないレベルだが、こういうものは試したくなる。 次の日、会社でエレベーターに乗ると、いい感じに一人だった。4000人を超える大会社の中では、3日に一度あるかないかくらいのタイミングだ。試すには絶好のチャンス。試すしかない。 何階にしようか少し迷ったが、26階を押すことにした。僕の階は18階なので、全く関係ない。26階はちなみに社長室がある階で一般の社員が降りることはまずない。 まあ、どうせすぐキャンセルするんだし、と思いつつもなぜか緊張してしまう。もしキャンセルできなかったらどうしよう、とも思ったが、その時はそ

    エレベーターには裏技があるらしい
    m-bird
    m-bird 2010/11/12
    面白い。