エボラ出血熱の院内感染対策にと、愛知県豊橋市のメッシュ製造会社「くればぁ」が、高性能マスク計1万枚をギニアやリベリア、コンゴ民主共和国(旧ザイール)の医療機関などへ寄付することを決めた。 マスクは、エボラウイルスより小さい100ナノ・メートル(ナノは10億分の1)の網目のポリエステル繊維を7層重ね、ウイルスに効果のある消毒剤を固着させた。 もともと、新型ウイルス「マーズ(MERS)コロナウイルス」対策用に開発。9月初めにギニアの政府関係者から問い合わせがあり、今月21日に送ることを決めた。同じ材質の白衣や手袋も製造中で、追加で送る。1枚7980円で販売している。問い合わせは同社(0532・51・4151)。
愛知県豊橋市のメッシュ製造業「くればぁ」が、独自に開発したエボラ出血熱対策用のウイルスを不活性化させるマスクをアフリカのギニア、リベリア、コンゴ(旧ザイール)に無償提供することになった。ギニア政府などからの要請を受け、医療従事者向けに1万枚を送る。 同社によると、マスクの表面のフィルターに、殺菌効果のある「4級アンモニウム塩」などを染み込ませることで、エボラウイルスの膜を破り、不活性化することができるという。 エボラウイルスは空気感染しないとされるが、通常のマスクは静電気でウイルスを吸着するため、表面に付着したウイルスに触れてしまう恐れがある。このマスクは静電気をためない特殊な加工を施し、そもそもウイルスが付きにくい構造だという。 すべて手づくりで1日約400… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお
愛知県のフィルターメーカー「くればぁ」が開発した、エボラ出血熱を引き起こすエボラウイルスを99%不活性化(感染力や毒性を失わせること)するマスクに注文が殺到し、約10万枚を増産することが26日、明らかになった。同社によると、21日に西アフリカのギニア、リベリア、コンゴ民主共和国の医師や医療従事者向けに約1万枚のマスクを寄贈したところ、アフリカのみならず米国など海外や日本からも注文が殺到。生産が追いつかない状態になったという。 人気のきっかけは、マスクの製造を聞きつけたギニア政府が、「医療現場で使えないか」と問い合わせしてきたことだった。大使館を通じての交渉の結果、購入手続きには数か月かかることが判明したことから、今月21日にとりあえずの緊急策として1万枚を寄贈。その際、ギニアだけでなくリベリア、コンゴ民主共和国にも贈り、現在は医療現場で使用されている。 この事実は、記事として世界各国の
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