CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
illustration by iwasawa Selenium Gridとは Seleniumには、複数のマシンで分散してブラウザ操作の自動化を実現するSelenium Gridという仕組みがあります。Selenium Gridを利用すると、Google ChromeやFirefoxやMicrosoft Edge等の多種多様なブラウザを一括で管理することができ、一つのテストスクリプトからクロスブラウザテスティングを行うことができます。 Selenium Gridは、ハブという管理サーバに、テストに必要なブラウザを持つノードが接続する構成をとります。これにより、テスト条件に合うノードが自動的に選択され、利用できるようになっています。 ハブには複数のノードが接続できますので、CI環境のように並列的にブラウザを動作させる必要がある環境でよく利用されています。 Selenium Grid Doc
社会人エンジニア向けの教育プログラム「トップエスイー」での講義や制作結果などからエンジニアの皆さんに対して有用な情報をお届けするコーナーです。今回も、受講生による修了制作での取り組みを紹介します。監視制御を行うWebアプリケーションに対し、Spinを用いてモデル検査を行った結果、開発環境でのテストでは検出できなかった問題点が見つかり品質向上に貢献できたという内容です。モデル検査自体は古くから行われていて、分野によっては広く使用されていますが、一般には導入コストがかかることもあって、普及しているとは言えません。しかし、さまざまな機器がネットワークでつながる今、安定したソフトウェアを作るための難度は上がる傾向にあり、適材適所でモデル検査も活用していくことが求められています。 監視制御を行うWebアプリケーションの基本構造 変電所や高速道路、気象レーダーなどの社会のインフラを担うシステムから、家
過去のイベントのリストはこちらから 登壇者のレベルの高い講演に加え、第一線で活躍されている研究者やデータサイエンティストが集まる大変充実した会になりました。なお、今回の会議はアクサ生命保険株式会社様のオフィスをお借りして実施しました(アクサ生命保険株式会社様は実はPythonのヘビーユーザとのこと!)。この場を借りてお礼申し上げます。 Pythonではじめる地理情報データ解析 PyData.Tokyoオーガナイザーの山本(@kaita)です。 さまざまな位置情報を測定・集計・分析した上で、その結果を地図上にマッピングし、そこで「何が」「いつ」「起こっているか」を把握する、いわゆる「地理情報データ解析」がさまざまな用途で活用されるようになってきています。地理情報データ解析を行う際に必要な各種ツールの多くがPythonで実装されており、多くのシーンで利用されています。 そこで、今回、PyDat
RESASは、産業構造や人口動態、人の流れなどに関するデータを集約し、地図上に可視化したシステム。地方自治体がデータを活用し、地方創生のための戦略立案ができることを目的に2015年4月に公開された。 今回公開されたRESAS-APIは、RESASに搭載されているデータを自由に取得・利用することのできるAPI。これにより、RESASに搭載されているデータの加工や、別データとの組み合わせ、最新データの自動での取り込みが可能になる。 公開されるデータは以下のとおり。 11月1日提供データ 産業マップ 稼ぐ力分析 特許分布図 輸出入花火図 海外への企業進出動向 農林水産業マップ 農業花火図 農産物販売金額 農地分析 農業者分析 林業総収入 海面漁獲物等販売金額 観光マップ 外国人訪問分析 商業マップ 商業花火図 商業の地域間比較 人口マップ 人口構成 人口増減 人口の自然増減 人口の社会増減 将来
はじめまして。2015年4月に株式会社ビズリーチにエンジニアとして入社した岩松竜也です。新卒2年目のエンジニアですが、今年の新卒エンジニア研修の企画を担当させていただいています。この記事ではそこに至るまでの経緯と、私がどのような思いで新卒研修を作ってきたのかをお話しさせていただきたいと思います。 初歩的で退屈なカリキュラム、こんな研修やってられるか! 話は私が新卒入社した去年の4月に遡ります。 私が入社した2015年は、ビズリーチではプログラミング未経験の学生も多く採用していました。そのため、新卒研修も約4か月半をかけて基礎的な力を身につけること、視野を広げることに力を入れいました。ところが私は情報系の大学院出身で、さまざまな機会でプログラミングやソフトウェア、Webサービスの開発を経験してきたため、正直エンジニア研修をわざわざ受けるのは面倒だな……と感じていました。 実際に研修もしばらく
高速リレーサーバ「Cuenote SR-S」の魅力 顧客向けの案内メールなどのように一度に大量のメール配信を行う場合、正しく配信されなかったり、遅れて配信されたりするケースが多々ある。代表的な原因としては、配信先の増加によってメール配信システムの時間辺りの配信数の上限を超えてしまうケースや、無効なアドレスを正しく管理できていないケースなどが挙げられる。また携帯電話向けに配信する場合などには、同じドメインから同時に大量のメールを送るとキャリア側の制限によって配信が中断されてしまうことも多い。 リレーサーバであるCuenote SR-Sの魅力は、これらの問題を既存の配信システムに改修を加えることなく導入できるという点である。簡単に説明すると、Cuenote SR-Sはメール配信のためのネットワーク経路上に配置し、他のメールサーバやメール配信システムからメールの文面を受け取って、登録された配信先
Mozilla主催のフロントエンド開発者のためのカンファレンス「ViewSource Conference」が、北米・オレゴン州ポートランドにて11月2~4日に開催された。セッションのみならず、次世代Webに関するディスカッションも実施された。WebAssemblyの開発を担当し、ディスカッションのホストを務めたMozillaのルーク・ワグナー氏に、WebAssemblyやasm.jsの開発の目的について聞いた。 聞き手:近藤佑子(編集部)、矢倉眞隆氏 協力:清水智公氏(Mozilla Japan)、浅井智也氏(同) ルーク・ワグナー(Luke Wagner)氏 WebAssemblyに関するディスカッション情報「Discussion: WebAssembly」 ルーク・ワグナー氏のブログ パフォーマンス向上の他、JavaScriptでできない機能を実現するWebAssembly ――ルー
「GitHub Universe」は、ソフトウェア開発の問題を解決するため、GitHubを活用しどのようにコラボレーションしていくかをメインテーマに掲げたイベント。今回が初開催で、約1000名規模のイベントとなる。「BUILD」「COLLABORATE」「DEPLOY」の3つの切り口でセッションが展開される。 1日目は、GitHub CEOのクリス・ワンストラス氏による基調講演や、Airbnb、FacebookでのGitHub活用事例などのセッションがなされる。さらに、「NASA」の太陽システム探索研究での連携事例や、ピクサーによる「ピクサー流ビッグプロジェクトでのストーリー共有術」などエンジニア以外の現場でのGitHub活用事例も紹介。 2日目には、日本の国土地理院が唯一の外国からのゲストスピーカーとして登壇。ドローンの映像データやGitHubを利用した火山や洪水の災害情報発信を、オープ
イベント駆動型のプログラムをきれいに作る JavaScriptのプログラムは、イベント駆動型で非同期な構造が基本となります。他のプログラミング言語で一般的な「同期型」の関数では、例えばネットワーク経由でデータを読み込む場合、データを読み込む関数を実行するとその読み込みが完了するまでプログラムの実行は止まったままになります。 それに対して、「非同期型」の関数を使うとデータの読み込みが完了するまで他の処理を実行でき、読み込みが完了した後で特定の関数を呼び出してもらうことができます。身近な例に例えると、メールを送信して相手からの返信が来るまで何もせずに待つのが同期型関数だとすれば、非同期型関数は返信を待つ間に他の仕事をこなすことができます。 Webアプリケーションはネットワーク通信部分に最も時間がかかる場合が多いため、その待ち時間に他の処理をこなせば、ただ待っているよりも遥かに効率よく多くの処理
本連載は、はてなエンジニアが、はてなのサービスを支えている技術や日頃注目している技術について解説するものです。Appleは毎年WWDCでいくつもの新規技術を発表していますが、筆者はその中でもObjective-Cの進化に特に注目していました。新たに追加されるAPIやサービスの前では、Objective-Cの進化はあまり注目されてきませんでしたが、実はここ数年の間も進化し続けていました。これにはAppleがコンパイラ技術にコミットしてきたことが大きく影響しています。今回は、Appleのコンパイラ関連技術を振り返り、Swiftにどう繋がるのかを解説します。 はじめに SwiftはAppleによって開発された全く新しいプログラミング言語です。WWDC 2014で稲妻のように現れたこのプログラミング言語は、またたく間に世界中のモバイルアプリ開発者の注目を集めました。 Swiftは衝撃的な登場だった
しかし、開発推進セクションとしてリーダーを中心に「基本的には必須ですが、相談には乗ります」と伝えてきました。もちろん、こちらとしても妥協することはありますが、基本は書いてもらうように言い続けたことは良かったと思います。今ではテストケースは2,000ケース以上となり、毎日jenkinsからもallTestの結果が送られてくるようになったのですから。そんなやりとりをしていく中で、こんなFAQも生まれました。 Q:巨大なメソッドで1行だけ修正したのですが、そのメソッド内をすべてテストしないといけないの? A:基本はテストしてください。 ただしトラブル対応など、どうしてもすぐにリリースしないといけない場合はその限りではありません。 結果的にこのようなFAQは、開発メンバーにJUnitの導入を受け入れてもらうために必要なことだったと思います。やはり、開発スピードを重視するチームにとって、やることが多
「MySQL Fabric」は、高可用性を実現する「MySQL Replication」と併用した場合に、サーバに障害が発生すると、いずれかのスレーブ・データベースを選択して、新しいマスターに昇格させる。また、既存のマスターへのトランザクションの自動ルーティングと、スレーブ・データベース間でのクエリのロードバランシング機能も備えており、トポロジとサーバの状態はアプリケーションに対して透過的となっている。 さらに、自動化されたデータ・シャーディングと再構成によって開発および運用チームによる作業の管理を容易にし、読み取りと書き込みの両方のスケールアウトや、シャーディングするテーブルでのシャーディング・キーとして使用する列の指定、既存のシャードの新しいサーバへの移動や、複数のシャードへの分割を実現する。 このほか、PHP、Python、Javaコネクタの拡張によって、トランザクションとクエリを正
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