NVIDIAは「GTC 2022」において、CEOのジェンスン・フアン氏が基調講演で、ロボティクスやエッジAI向け超小型AIコンピュータ「Jetson」シリーズに新しいラインナップとして、エントリーレベルの「Jetson Orin Nano」を加えることを発表した。「Jetson Orin Nano」には8GB版と4GB版の2種類が用意される。 価格は199ドルからで出荷予定は2023年1月の予定。アーキテクチュアは現行の「Jetson Orin」と共通のため、「Jetson Orin開発者キット」を使用してシステムの開発自体はすぐにでも始めることができる。本体のサイズやピンは今秋発売予定の「Jetson Orin NX」と同じ。 「NVIDIA Jetson Orin Nano」は、従来の「Jetson Nano」と比較してパフォーマンスが約80倍と飛躍的に向上する。それでいて価格は比較
2020年10月5日、NVIDIAからJetsonシリーズの新製品「Jetson Nano 2GB 開発者キット」(以下Jetson Nano 2GB)が発表され、59ドルの価格(日本国内販売はワイヤレスモジュール非同梱の54ドル版)とともに大きな話題になりました。「Jetson Nano 2GB」は、2019年3月に発表された「NVIDIA Jetson Nano 開発者キット」(4GB)と比べてメモリ容量が少なくなった代わりに価格を抑えた廉価版で、主に学生や教育者向けに位置づけられた製品です。 製品の発表のほかに、もうひとつ重要なトピックとして、NVIDIAが認定する「Jetson AI Certification」というAI認定制度がスタートすることも発表になりました。これからAI学習をはじめる人にとっては、まずは目指す目標のひとつとして、ビジネスでAIに関わっている人は修得するスキ
今回はNVIDIAのJetsonNanoが搭載されているJetBot(AIロボットカー)を購入して実際に動かしてみましたので、それの紹介していきたいと思います。 JetBotキットに関してはすでにいろいろな会社から販売されていますので、デザインや価格などを考慮して購入して試してみるといいと思います。 JetBotとは? JetBotとは、NVIDIA社が販売しているJetson NanoというGPU付きのシングルボードコンピューターが搭載されたオープンソースのロボットのことです。オープンソースなので公開されているサンプルコードでロボットを動かすことはもちろん、自分でプログラムを作って動かすことも可能となっています。特徴としてはGPUが付いていますのでAI(深層学習)との相性もいいところです。Jetson Nanoとキーボード、マウス、ディスプレイなどを接続したら普通のPCのように使用するこ
NVIDIAは、オンラインで開催されたジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)による「GTC2020」の基調講演で、人工知能(AI)初学者向けの開発キットであるJetson Nanoの安価なバージョン「Jetson Nano 2GB」をリリースすることを発表しました。 Jetson Nano 2GB Developer Kit | NVIDIA Developer https://developer.nvidia.com/embedded/jetson-nano-2gb-developer-kit NVIDIA Announces $59 Jetson Nano 2GB, A Single Board Computer With Makers In Mind | Hackaday https://hackaday.com/2020/10/05/nvidia-announces-59-je
Jetson Xavier NX搭載で最大6ARMコア利用可能!最大21TOPSの能力を誇るNVIDIAの世界最小AIスーパーコンピューター「Jetson Xavier NX」 2020.08.21 NVIDIAの最新高性能プロセッサー搭載製品を世界でいち早く製品化! サーバーレベルのコンピューターパワーに匹敵する最大21TOPS(21兆オペレーション/秒、消費電力15W)の能力を誇る世界最小のAIスーパーコンピューター「NVIDIA Jetson Xavier NX」を紹介したい。 最適化された放熱と電源のソリューション NVIDIAの公式仕様及び比較によると、Jetson Xavier NXはJetson Nanoよりもおよそ3倍の消費電力となるため、熱による問題を防ぐために従来とは異なる熱設計が必要になる。 またこの高い消費電力を考慮した電源設計も必要だ。AAEON Technolo
「Jetson Nano」でにゃんこを判別してLチカで知らせるエッジAIデバイスを作る:Jetson Nanoで組み込みAIを試す(5)(1/4 ページ) NVIDIAが価格99ドルをうたって発表した組み込みAIボード「Jetson Nano」。本連載では、技術ライターの大原雄介氏が、Jetson Nanoの立ち上げから、一般的な組み込みAIとしての活用までを含めていろいろと試していく。第5回では、猫とその種類の判別結果をLED点灯(Lチカ)で知らせる機能を作成してみる。 ⇒連載「Jetson Nanoで組み込みAIを試す」バックナンバー Jetson Nanoが優秀な猫判別機として利用できる(?)ことは、前回ご紹介した通りだが、いくら優秀とは言っても、画面にオーバーレイの形で猫の種別が出てくるだけでは他に応用がきかない。エッジデバイスに使うのであれば、その情報を他に受け渡しできないと意味
1. 概要 NVIDIA が提供するプロファイリングツール Nsight を使って、Jetson Nano で動作するアプリの性能ボトルネックを見つける方法をまとめます。 今回私が Nsight を使おうと思ったきっかけは、前回記事 でもネチネチと作業したように、 TensorFlow Lite GPU Delegate (OpenGLESバックエンド) を使ったアプリを少しでも速くしたかったからです。 ですので、下記のような Posenet による姿勢推測処理負荷の高いアプリを観測対象とします。 なお、観測対象アプリのソースコードは下記にあります: https://github.com/terryky/tflite_gles_app/tree/master/gl2posenet 2. Nsight について 2.1 Nsight 3兄弟 公式ページ にある通り、2019/12月時点におい
Jetson NanoにJetPack 4.4/4.5を入れてTensorFlow・物体検出・姿勢推定・ROS2(Realsense)・ROS1を動かすJetpackRealSenseTensorFlowROS2JetsonNano Jetson Nanoに満を持してJetPack 4.4/4.5を入れてみました からあげといいます。半年ほど前に「Jetson Nano超入門」という本を共著で書きました。詳しくは以下ブログ記事参照ください。 共著で書いた本「Jetson Nano超入門」が12/21に発売されます ただ、この手の本の宿命として、書いたタイミングと発売するタイミングで基本ソフト(JetPack)のバージョンが異なり、本の通りにやってもうまく動かないということがありました。一応本やサポートサイトでは、古いバージョンのソフトでの動作を推奨しているのですが、気づかない人も多いし、最
開封の儀 新型コロナウィルスの影響がなければ、例年通り米サンノゼで開催が予定されていたGPUの世界最大級のイベント「GTC2020」。そこではおそらく世界最小サイズのAIコンピュータボード「Jetson Xavier NX 開発者キット」の出荷が発表され、イベント会場で即日販売開始されていたはず(予想)。 「GTC2020 基調講演」は14日の夜、YouTubeでオンライン配信されましたが、同様にGTC2020で発表されるはずだった「Jetson Xavier NX 開発者キット」の発売も同時刻に明らかになりました。更にはいち早く実機に触れるチャンスが来ましたので、今回から数回に分けてレビューしたいと思います! 連載レビューの1回目は「開封の儀」とインタラクティブなデモの解説をします。 NIVIDA Jetson Xavier NXとは 「Jetson Xavier NX」は組み込みデバイ
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