データの利活用をビジネスに反映する動きが加速している。一方で、構築したデータ基盤が適しておらず、望む成果が得られていないケースも少なくない。企業の課題にマッチしたデータ基盤はどのように構築すればよいのか。流通や製造、金融など、幅広い業界で50社以上のデータ利活用プロジェクトに携わってきたJSOLの角野雄治氏に語ってもらった。 様々な業界のDXを推進。上流から開発、運用・保守まで担う 株式会社JSOL 法人ビジネスイノベーション事業本部 CRM&ビジネスアナリティクス第二部 第三課長 角野 雄治氏 今回登壇した角野氏は、2002年にJSOLの前身である日本総合研究所に入社。SEとして流通、小売、製造、金融といった様々な業界のシステムやサイトの構築に携わってきた。これはJSOL自体の特徴にも重なるが、担当領域も上流から開発、運用・保守と幅広く、顧客案件だけでなく社内のシステム開発にも従事してい