全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、長野県にある千曲川の水害と闘ってきた“廃道”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)※許可を得て撮影しています。廃道は危険ですのでむやみに立ち入らないでください。 悲願の末に完成した崖下の「半過洞門」画像:CBCテレビ『道との遭遇』長野県を流れる「千曲川」は、新潟県では「信濃川」と呼ばれる、全長367kmの日本一長い川。長野県は地形が複雑急峻(きゅうしゅん)のため、洪水や土砂災害の影響を受けやすく、昔から住民たちは「千曲川」の水害に悩まされていました。 そんな「千曲川」の左岸には、県の天然記念物に指定されている断崖「半過岩鼻(はんがいわばな)」が存在。そのすぐ脇には、かつて使われていた「半過洞門」があります。 千曲川の氾濫に悩まされながらも、住民にとって悲願だった道を険しい「半