先日購入したPRESIDENT(2013.6.17号)は、添付の表紙写真にあるように、がん特集。非常に読み応えあって良い特集だったと思うが、一番下の「近藤誠 『もしも医者から、末期がんと言われたら』」が、また「あちゃ~」という内容だった。 近藤誠センセイは、著書の売れ行きも絶好調のようで、今年のベストセラーでBest3に入っている(トーハン調べ)。以前のエントリー「近藤誠医師の”抗がん剤は効かない”への処方箋」でも書いたが、彼の語り口というか書きぶりは非常に明快で、マーケティング的には素晴らしい。しかしながら、肝心の中身は玉石混交で、「石」の部分は「有害」とも思える。2年前よりさらにプレゼンスが高まって、信者も増えていると見える現在、警鐘の意味で敢えて筆をとり、素人がついつい「騙されてしまう」近藤誠医師の論法を検証していく。 <「150人以上に及ぶ実績」って???> いつも思うことなのだが
皆様の健康管理を、 より身近なものに 我々アルバコーポレーションは、 Anyone Anytime Anywhere 誰でもいつでもどこでも、 身近な形で健康を手に入れることができ、 そして、皆様が幸せになることを望みます。
難治がんである原因は、膵臓がんには特異的な初発症状がなく、膵臓がんと診断された時には大半が高度に進行しており、既にがんが膵臓の周囲の重要臓器に拡がっていたり、肝臓などの他臓器にがんが転移していて、7割から8割の方は外科手術の適応にならないこと、また、たとえ切除可能であっても早期に再発を生じることが多いことが挙げられます。 (独立行政法人国立病院機構大阪医療センター「膵臓がん(消化器科)」より)
昨日は父の診察の日でした。 実はもう一ヶ月前からホルモン治療に入っていまして、昨日は診察&薬を受け取りに行きました。 そういえば、まだ前立腺針生検の結果のことを記事にしていないので、その時のことも合わせてこれから書いていきます。 生検の結果、進行性前立腺がんであると改めて確認されました。 TNM分類では、「T3bN1M1」です。詳しく説明しますと、前立腺にあるガンが外にまで広がっており、リンパ節にも転移があり、骨盤壁にも転移があり、(骨転移)膀胱頚部への転移もありそうだとの話でした。つまり、限りなく「T4」に近い「T3b」ということになりました。アステラス製薬さんのページがとても分かりやすく解説されていましたので、図を引用させて頂きます。 さらに、ガンの悪性度を示すグリソンスコアというのがあるのですが、その数値が9でした。 グリソンスコアは1から10まであり、その数値が高ければ高いほどガン
~ 追記:2018年5月21日 ~ この記事は、私がガンを克服するうえで「実際にやってきた」ことを書いています。 ですので、現在の私の考えや価値観とは異なる内容もあるのですが、 当時の私が実践したことを、そのまま「記録」として残すことに意義がある。 と感じましたので、「何をしていいのか分からない・・・。」というがん患者さんやご家族の方々には(多少なりとも)参考になるのではないかと思います。 ガンは社会的な病気である できれば、この記事はガン当事者だけではなく、ご家族も一緒に読んで頂きたいと思っています。 というのも、ガンに立ち向かうにはご家族の協力が不可欠であり、何よりも家庭環境が良好であることが大事だからです。 ガンは生活習慣病である・・・。 というのが私の立場なのですが、もしこれが正しいとするならば、生活習慣病は「生活習慣の病(やまい)」なのですから、その人の生き方・考え方を変えなけれ
末期がんなどの際に神経が傷ついて起きる「神経障害性疼痛(とうつう)」という激痛の原因を動物実験で突き止めたと、福岡大学の高野行夫教授(薬理学)らが英科学誌電子版に21日発表した。 脊髄で「CCL―1」というたんぱく質が増えるのが原因だという。この疼痛にはモルヒネなどの鎮痛剤が効きにくいが、新たな治療法につながると期待される。 マウスの座骨神経を縛って激痛を再現したところ、脊髄のCCL―1が通常の2倍に増加した。また、正常なマウスの脊髄にCCL―1を注射すると、通常は激痛を感じた時に示す動作を、少しの刺激でも見せるようになった。 一方、CCL―1の働きを妨げる物質をあらかじめ注射しておくと、激痛を感じなくなる予防効果があることも確認した。
『がん遺伝子の発見 がん解明の同時代史』という本を読んだ。 がん遺伝子の発見―がん解明の同時代史 (中公新書)posted with AZlink at 2013.6.20黒木 登志夫 中央公論社 売り上げランキング: 218163 Amazon.co.jp で詳細を見る この本の中で、美智子皇后とPCR開発者のロックなエピソードが紹介されていたのでまずその話から。 PCR法というのは、すごく良く知っている人はすごく良く知っているし、ちょっと知っている人はちょっとだけ知っているし、知らない人は全然知らない技術でしょう。とにかく、ごく微量なサンプルから簡単にじゃんじゃん遺伝子を増やせるという、ネズミ講の遺伝子版みたいな感じで、その筋の人達にとってはウハウハなわけです。 (どういう感じのブログなのか知ってもらいたくて、全然情報量のない段落をひとつ作ってみました↑) 今回読んだ『がん遺伝子の発見
「誰にも言っていませんが、余命は1年もないでしょう」と自らの余命を語るのは、神戸市「新須磨リハビリテーション病院」院長の神代尚芳医師(67)。これまで約200人のがん患者を看取ってきたという神代医師。そんな彼が今、末期の肺がんに侵されているという。 がんが見つかったのは、昨年5月のこと。手術は、親友の医師により7月に行われた。だが現在、神代医師は抗癌剤や放射線治療などの治療を行なっていないという。「『大細胞型』のがんは抗がん剤が効きにくく、放射線治療も効果がないんです。だから、もう対応のしようがない。飲んでいるのも胃腸薬ぐらいです。もちろん、自分がこれまで患者に言ってきたことと違うことをするわけにはいかないという思いもあります」 これまで彼は患者への治療を必要最小限にとどめてきた。それは延命ではなく“自分らしい人生”を送ることに重点を置いた治療だった。神代医師によると、今の医療はやるべ
―多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告― 私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・虚血性心疾患・糖尿病などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究を行っています。平成5年に茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古(以上コホートII)の5保健所(呼称は平成25年現在)管内にお住まいだった、40~69才の約6万人の方にアンケート調査への回答をお願いしました。そのうち、必要な情報があり、血液を提供頂いた約15,672人について、その後平均で約14年の追跡期間中に790人の脳卒中発症を確認しました。その調査結果に基づいて、10年間の脳卒中の発症確率を予測するモデルを作成し、専門誌に論文発表しましたのでご紹介します(Stroke 2013年 44巻 1295-302ページ)。 予測モデルの作成について 脳卒中の原因には、高血圧、糖
昨日3月18日の読売新聞はこの調査結果を一面にしていたので、ご覧の方も多いでしょう。 以下は時事通信の記事です。 47%が「時間がない」=がん検診受けぬ理由―内閣府調査 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130316-00000084-jij-soci引用:「内閣府は16日、「がん対策に関する世論調査」結果を発表した。がん検診を受けない理由(複数回答)は、「時間がない」(47.4%)が最も多く、「がんと分かるのが怖い」(36.2%)が続いた。厚生労働省の統計では、受診率は依然として2~3割にとどまっており、同省は「調査結果を踏まえ、実態に即した対策を検討していく」としている。 調査は1月17日から同27日まで全国の成人男女3000人を対象に個別面接方式で実施した。」 これを見て少し驚いた。だって「がんと分かるのが怖い」という理由が36%もいるなんて、日
Cervical cancer is a cancer arising from the cervix.[2] It is due to the abnormal growth of cells that have the ability to invade or spread to other parts of the body.[12] Early on, typically no symptoms are seen.[2] Later symptoms may include abnormal vaginal bleeding, pelvic pain or pain during sexual intercourse.[2] While bleeding after sex may not be serious, it may also indicate the presence
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(2013年1月11日 Forbes.com) 昨年12月、極めて重要な報告書が粛々と発表された。そこに結論として書かれているのは、原子力科学の専門家が長年にわたり主張してきたことだ。――つまり、約0.1シーベルト(Sv)または10 rem以下の放射線の被曝(ひばく)は大した問題ではない。 「しきい値無し直線仮説(Linear Non-Threshold : LNT仮説)」は0.1Sv(10 rem)以下の被曝には当てはまらないが、世界中の自然放射線量はこの範囲にある。そればかりか、この低線量域は、原子力、医学的治療、そして福島のように原発事故で被害を受けた地域にとって最も重要な意味を持つ。 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が提出した。低線量の被曝の影響は非常に不確かなものであるため、UNSCEARとしては「低線量の被曝と大人数を掛け合わせて、自然放射線量と同等以下
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