トップページ>天文宇宙のQ&A>地球が自転している証拠は? 地球の自転はフーコーの振り子で証明された 地球の自転は1851年1月に実施された公開実験フーコーの振り子の実験で証明された。 この実験は、レオン・フーコーによってフランスのパンテオンで行われたものだった。 北極点で動く振り子を仮定する。 この振り子に作用する力は地球の重力だけだから、振動の方向は変わらないはずだ。 振動の方向を変えようとする力は存在しないからである。 この様子を宇宙から観察すると振動の方向は変化しないが、地面は地球の自転に従って回転するように見えるはずだ。 一方、振り子の横で振り子の様子を見ると、振動の方向が24時間かけて1回転するのが分かるだろう。 地球の重力しか作用していないのに、振動の方向が24時間で1回転するのは、地球が自転しているからである。 北極点や南極点でフーコーの振り子は効果が見えやすいが、他の地域