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ブックマーク / www.kotono8.com (6)

  • 【書評】かじいたかし 『僕の妹は漢字が読める』:「自虐的メタラノベ」の金字塔?[絵文録ことのは]2011/07/06

    最初に断っておくが、わたしはラノベの読者ではない。というより、今までラノベにカテゴライズされるを(『ハルヒ』含め)読了したことがない。ラノベ以前の朝日ソノラマや新書版ノベルズやコバルト文庫の時代は知っているが、その後はまったく読んでいない。だから、あるラノベ作品が「ラノベ」の中でどういう位置づけにあるかというような話は、わたしにはできない。……ということを前提に、この書評を読んでいただければと思う。 当は文学フリマでわたしが主催したスタンプラリーで、主催者自ら完走して特典としていただいた神秋昌史さんの『オワ・ランデ!』シリーズの方を先に読んでレビューすべきなのだろうが、あまりの話題性の高さにこちらを先に購入し、一気に読み終えてしまった。 かじいたかし『僕の妹は漢字が読める』(HJ文庫)である。 作は「23世紀には漢字が使われなくなっており、仮名と記号を使うのみの激しく劣化した表現であ

  • ツイッターの日本語ハッシュタグはなぜ大喜利化するのか(序説)[絵文録ことのは]2011/08/11

    ツイッターではこれまで、#のあとに半角英数をつけると「ハッシュタグ」として認識され、それをクリックすると同じ話題のツイートが一覧できるようになっていた。たとえばPerfumeの話題なら #prfm というようにある程度決まっている。また、「仮面ライダーOOO」がうっかり#oooを使おうとしたらそれ以前からOpenOffice.orgで使われていたので変更したというような小事件もあった。 2011年7月13日、日語ハッシュタグが使えるようになった(Twitterブログ: #日語ハッシュタグ)。ハッシュタグの前後には空白または句読点を入れれば、日語で書いた「#地震」がハッシュタグとして認識される。 ところが、おそらく誰も想定していなかった事態だろうが、それ以来、日語ハッシュタグが大喜利ネタになるという現象がみられた。人によってはタイムラインが日語ハッシュタグ大喜利に埋め尽くされている

    nasuhiko
    nasuhiko 2011/08/12
  • 日本市場へ売り込むK-POP&韓流、売り込まないC-POP&華流[絵文録ことのは]2011/08/02

    「フジテレビの韓流推し」が話題になっているが、逆の視点から見てみたい。それは「売り込む側の論理」である。 わたしは以前から中華圏(台湾・香港・大陸)の音楽、いわゆるC-POPのファンである。日でも知名度の高いビビアン・スーも好きだが、GLAYとも共演した実力派ロックバンド五月天(MAYDAY)、女性ロック歌手としては日含むアジア全域のトップクラスと断じたい張惠妹(Amei、音楽劇トゥーランドット主演)、トップアイドルユニットとしては台湾のS.H.Eと香港のTwins、さらに王心凌(シンディ・ワン)やガールズバンド櫻桃幫(Cherry Boom)、そして日で活躍するalan(レッドクリフの主題歌で有名)などを聴いている。 といっても日では、上記に挙げた中ではビビアン・スーとalan以外は知らないという人が大半だろう。だが、中華圏でこれらの名前を知らない音楽ファンはいない。日中華

  • しょこたん(中川翔子)がTwitterになじめない理由(附:ブログとツイッターの使い分け)[絵文録ことのは]2010/04/23

    「新・ブログの女王」として有名で、「しょこたん☆ぶろぐ」では毎日数十件のブログ記事をコンスタントに更新し続けている中川翔子(しょこたん)。ところが、「つぶやき」には慣れているはずのしょこたんが、わずか15回のツイートで「両立はむりだお(・ω・;)(;・ω・)ブログでやるお」と断念した。 一部ではそれが不思議なことだと思われているようだが、実はそれほど難しい理由ではない。それは、しょこたんにとってのブログとは「生きた証を残すため」の「写メ保存場所」であり、つぶやきが流れていくツイッターは似て非なるものだったからである。 しょこたん☆ぶろぐは「生きた証」 しょこたんのすべての活動は、自分が生きた証を残すためになされていると言っても過言ではない。歌うこと、CDを出すことは目に見えてわかりやすい「生きた証」であり、コンサートのライブDVDは「みんなとあの日一緒に生きた証が記録に残る」というのがしょ

  • 藤川ゆりも健闘。「美しすぎる世界の女性政治家」全65人プロフィール一覧[絵文録ことのは]2009/04/02

    スペインのフリーペーパー「20ミヌートス(20minutos)」サイトにて、「MC Larossa」というユーザーが暇つぶしに作った投票リストが話題を呼んでいる。題して「世界で一番かわいい政治家はだれだ?(¿Quién es la política más linda del mundo? - Listas - 20minutos.es)」投票だ。 この中に「美しすぎる市議」藤川ゆり八戸市議が入っており、赤丸急上昇の勢いを見せている(まあどうせ例の某巨大ネット群衆が組織票を入れているのは間違いないのだが)。 そこで、これらの65人の女性政治家全員のプロフィール等をまとめてみた。 産経の記事では「同紙が独断と偏見で選んだ世界30カ国、計65人の「美人政治家」が対象」と書かれているが(藤川ゆり市議、"美しい女性政治家"世界4位に - MSN産経ニュース)、ランキングを作ったのは一ユーザーである

  • ケータイ文化圏とネット文化圏の深い溝 [絵文録ことのは]2006/10/25

    主にPCを使ってウェブサイトを閲覧している人と、主にケータイを使っていてPCは全く(またはほとんど)使わない人では、たとえ同じページを見ていても、まったく行動や思考形態が違う。「ケータイ族」という言葉もあるが、ネットでの常識はケータイの人たちに通じず、ケータイの常識をネットばかりの人は理解していない。 入院中、ケータイしか使えない状況で4か月を過ごし、強制的に「ケータイ族」にならざるを得なかったのだが、そこで「ケータイ文化圏」と「ネット文化圏」の違いがわかってきたように思う。 ■ネットユーザーは実は特殊な人種 このブログを見ているような人は、おそらく、PCからアクセスして、ブラウザでウェブサイトを閲覧し、Yahoo!Googleを使って検索して自分で調べ物をできる人たちだろうと思う。そして、それくらいのことは当たり前にできることだと思っているかもしれない。 しかし、そういった人たちは、実

    nasuhiko
    nasuhiko 2008/03/10
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