県営水道の水道料金などについて、県から諮問を受けていた審議会は8日、およそ25パーセントの値上げを答申しました。これについて黒岩知事は県民に理解を呼びかけました。 県への答申では、「人口減少が進む中で安定的に安心安全な水を届けるために、ふさわしい水道料金のあり方を検討した」としていて、「来年度の早い時期に料金改定を行うのが適当」だとしています。 県営水道は、県内の12市6町に水を届けていて、黒岩知事は9日の記者会見で「高齢の単身世帯などへの配慮を検討するよう指示している。 丁寧に説明していく」などと話しました。 黒岩知事 「戦略的な管路整備などを急ぐ必要があり、今般の料金値上げは避けて通れない。 県民のみなさんには負担をかけるが、ぜひ理解してほしい」