栃木県那須町の動物園で先月生まれたスナネコの赤ちゃん3匹の一般公開が、18日から始まりました。 スナネコはアフリカの砂漠地帯などに生息する世界最小クラスの野生のネコです。 「那須どうぶつ王国」はおととし、国内の動物園で初めて繁殖に成功し、先月2日に同じつがいからオス2匹、メス1匹が生まれました。 3匹の赤ちゃんは順調に育っていることから、18日から母親の「ジャミール」とともに一般公開が始まりました。 体重は生まれたときのおよそ5倍の400グラムほどに増え、じゃれ合う姿や、ジャミールに毛繕いしてもらう様子が見られ、訪れた人たちは愛らしい姿を楽しんでいました。 感染症対策のため、一般公開は午前11時から午後2時までの3時間限定で、見学できる時間も家族連れなどのグループ単位で短く設定されるということです。 子どもを連れて足利市から訪れた女性は「すごくかわいくて『天使』に例えられるのを実感しました