アメリカの俳優、アレック・ボールドウィンさんがおととし、映画の撮影現場で撮影用の銃を誤って発射し、スタッフが死亡した事件について、地元の検察は、ボールドウィンさんに対する訴追を近く取り下げると発表しました。 おととし10月、アメリカ西部ニューメキシコ州の映画の撮影現場で、俳優のアレック・ボールドウィンさんが撮影用の銃を誤って発射し、スタッフが死亡しました。 地元の検察は、ことし1月、ボールドウィンさんを過失致死の疑いで訴追していましたが、20日、訴追を近く取り下げると発表しました。 理由について、検察は声明で「新たな事実が明らかになり、さらなる捜査が必要になった」としています。 一方、ボールドウィンさんの弁護士は「訴追の取り下げという決定を喜ばしく思う」という声明を出しました。 ボールドウィンさんは、1990年に公開された映画「レッド・オクトーバーを追え!」などに出演したことで知られ、テレ