先日、S-OpenでRUPで有名なクールシュテン博士によるアジャイル開発の講演があった。 Agile開発は大規模プロジェクトでは難しい、アーキテクチャを重視するプロジェクトでは難しい、などの話を聞いて、そんな話は昔から聞いていた、と正直聞き飽きた。 そんな違和感を感じながらも、チケット駆動開発を実践して、アジャイル開発の難しさが何となく分かってきた気がする。 考えたことをメモ。 【元ネタ】 TiDDを実践して気付いたことpart6~TiDDでAgile開発を実践して分かってきたこと: プログラマの思索 TiDDを実践して気づいたことpart4~TestLinkによるテスト戦略: プログラマの思索 以前書いたように、Agile開発が難しい理由は、その最大の特徴である「超短期間の繰り返し開発」を実現するハードルが高いことにある。 その内容は次の3つに言い換えられる。 1・繰り返し開発はイテレー