高速道路において、大型トラックなどの速度制限が現行の時速80kmから引き上げられる見込みだ。7月13日、警察庁が有識者の検討会を設置することを発表した。 背景にあるのは物流の「2024年問題」だ。来年4月よりトラック運転手の残業規制が強化されることから、運転手が不足し物流が滞るのではないかと懸念されている。そのため、短時間で効率的に長距離の輸送が行えるよう、かねてよりヤマト運輸をはじめとする全国物流ネットワーク協会が法定速度の引き上げを要望していた。 引き上げにあたっては、事故リスクの増大などを心配する声も少なくない。トラックに限らず、自動車の速度制限は公道での安全性を担保する大きな手段だからだ。 ところが、実は「スピード違反の世界記録は日本人が保持している」ことをご存じだろうか。 時速317kmで公道を走って、即逮捕 スピード違反の、実に不名誉な「世界記録」保持者は、チューニングショップ