松本隆の作詞活動50周年を記念したトリビュートアルバム『風街に連れてって!』が、7月14日にリリースされた。 はっぴいえんどのメンバーとして、またヒットチャートを彩る数々の名曲を手掛けた作詞家として、後の音楽シーンに大きな影響を与えた松本隆。トリビュートアルバムは、その名曲の数々をいまの時代に新たなかたちで蘇らせた一枚だ。 そのプロデュースを担ったのが、自身も松本隆を敬愛する音楽プロデューサーの亀田誠治。アルバムの制作にあたっては編曲やサウンドプロデュースだけでなく、選曲や参加アーティストの選定にも自ら携わり、B'zや宮本浩次、YOASOBIの幾田りらなどアーティストへの依頼も直々に行ったという。 「昭和から平成、令和にまたぐ50年間のJ-POP大全にしたかった」と亀田が語る本作は、どのようにして出来上がっていったのか? そこに込められた「時代を超える名曲」の持つ輝きとは――。 Spoti