ギンズバーグ米最高裁判事が死去 女性権利に功績、後任指名へ 2020年09月19日12時06分 米連邦最高裁のルース・ギンズバーグ判事=2017年6月、ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】米連邦最高裁判事で最高齢のルース・ギンズバーグ氏が18日、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。87歳だった。リベラル派で、女性や人種的少数派の権利向上に功績があり、若者を中心に偶像視される存在だった。 トランプ氏、司法の保守化に決意 最高裁判事候補を公表―米大統領選 定員9人の終身制の連邦最高裁判事は、11月3日の大統領選を控え、トランプ政権下で後任の補充があるかが焦点。米メディアによると、トランプ大統領は後任を指名する意向で、与党共和党上院トップのマコネル院内総務も人事承認の手続きに入る考えを示した。 ギンズバーグ氏の死去により最高裁は保守派5人、リベラル派3人の構成となった。保守派のロバーツ長