とりあえず、前月予告された富野×冲方対談を読みました。第1回のタイトルは「「リーンの翼」がもつ魔力」でした。予想とおり、とてもいい対談だった。 今日は自分が読んだ感想や、冲方丁氏が指摘した富野由悠季監督の作劇について話したいですので、ネタバレを避けたい方は、どうか先にニュータイプを買ってその対談を読んでください。ちなみに今回引用するテキストはおなじみシャア専用ブログ@アクシズさんからのものです。ありがとうございます、シャア専用ブログ@アクシズさん。 ちなみに、今回は記事のタイトルが示したとおり、冲方丁氏の話を中心に取り上げて、軽く富野作劇を語るつもりですが、富野監督の話に対する感想も入っていますので、ご注意ください。 冲方 つなぐ必然性がいつ生まれるか分からないシチュエーションに、自分を投げ込むんですね。 富野 そう。この10~15年の日本映画やアニメがつまらないのは、全部わかったなかで撮