【文章量】 4030文字 3月下旬より、機動戦士ガンダムの富野監督の再販小説&最新小説となる、 「リーンの翼」 全4巻が1巻2200円のハードカバーで販売開始されています。 これは、1980年代前半に刊行されて、現在は中古オンリー絶版のファンタジー小説、 「リーンの翼」 を1・2巻分として書き下ろしを加えた上で再販し、 その続編として、アニメで現代の世界観にリメイクされた 「21世紀リーンの翼」 を、 小説として監督直々に書きおろした物を、3・4巻分として新たに刊行した物ですね。 前作とされた 「リーンの翼」 も、21世紀版と繋がるように変更されているので、 最早、完全な富野由悠季監督の最新小説と言ってもいい作品だと思えます。 富野由悠季監督は、機動戦士ガンダムの監督などのクリエイターとして活躍しながらも、 小説関係にも知識が深い方で、小説家として自作品の出版も多々にこなされていました。