※『KING OF PRISM』全編のネタバレを含みます。 スタッフとキャラクターを重ねる話とか、ジェンダー(キンプリの場合はセックスだと思うけど)の話するのあんまり好きじゃないんだけど、シャインとかいうクソ男のせいで「速水ヒロのショーが暴力」って言われたのが悲しすぎて書きます、持論を。前提は「速水ヒロのショーは暴力ではない」です。 男体を持つ人間はどうあるべきか 『KING OF PRISM』は男体を持つ人間がどうあるべきかというテーマも背負いつつあるのでは、と思った。家を継ぐこと(ユキ・カケル・ミナト)や、自身の嗜好(レオ・ルヰ)、「男は泣くな」(ユウ)、女性との接し方(シン・タイガ)のような、男性が背負う社会的制約の話が多かったからそう感じる。 シャインのショーもそのひとつだと思っていて、セプテントリオンのショーと併せて、男体特有の暴力性とどう付き合うか、という話だったと思う。 男性