TISとインテックホールディングスは13日、2008年4月1日に共同持ち株会社を設立し、経営統合すると発表した。新社名は「ITホールディングス」。今年度の業績予想をベースに売上高を単純合算すると3250億円になり、日本ユニシスや伊藤忠テクノソリューションズに次ぐ規模のソリューションプロバイダが誕生する。 新会社の会長にはインテックホールディングスの中尾哲雄会長兼社長が、社長にはTISの岡本晋社長が就任する。TISとインテックホールディングスは、ともに独立系の大手ソリューションプロバイダ。TISはクレジットカードや製造などの業界に強みを持ち、インテックホールディングスは主に銀行・保険を主力分野とする。このため「ほとんど事業分野が競合せず、規模を拡大しながら顧客や技術の共有といった相乗効果を生んでいける」(TISの岡本社長)と判断した。 統合後の新会社であるITホールディングスの業績目標は、2