12月7日、大阪は朝から土砂降りの雨に見舞われていた。その日は、松山千春の2年ぶりのコンサート。しかし、この雨では、最寄りの地下鉄の駅まで歩くのも難儀を要するような状況。で、めったにないことだが、愛車のN-BOXで会場に向かった。 大きな駐車場のある会場で良かった。 グランキューブ大阪。副反応にやられた「モデルナの夏」(自衛隊:新型コロナワクチン大規模接種会場)を想起させたが、きょうは、千春に会える、歌が聴けると思えば、なんだか、胸がワクワクしてきた。 会場内は、ぽつんぽつんと空席が目立つ。千春の公演だったら満席が普通だ。 思えば、新型コロナ感染対策でコンサートなどのイベントはキャパの65%しか入れないのだ。 17時30分。すこし、早めの開演。 場内が真っ暗になって、ステージだけが輝きをみせている。 乗りのいいリズムとともに、千春が登場する。アルバム『男達の歌』の中から「DON DON」と