福島第一原子力発電所で、汚染水が海に流れ出ている問題で、東京電力が、海に近い「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている汚染水の濃度を測った結果、事故直後のおととし4月に、海へ流れ出て問題となった高濃度の汚染水とほぼ同じ濃度で検出されました。 福島第一原発ではことし5月以降、海に近い観測用の井戸や港から高い濃度の放射性物質が検出され、東京電力は、汚染水が海に流れ出ていることを認めましたが、どこから漏れているかは、特定できていません。 このため、「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている高濃度の汚染水の濃度を測った結果、海から50メートルほどの2号機近くのトレンチで、26日採取した分から放射性セシウムが、1リットル当たり23億5000万ベクレルと、極めて高い濃度で検出されました。 この濃度は、事故直後のおととし4月に、海へ流れ出て問題となった高濃度の汚染水とほぼ同じ濃度で、東京
7月18日、原子炉の廃炉が決まった米カリフォルニア州サンオノフレ原子力発電所の運営会社であるサザン・カリフォルニア・エジソンは、蒸気発生器を製造した三菱重工業が適正な設計をせず、迅速に修繕もしないことで契約に違反したとして、損害の責任を取るよう求める内容の通知を行ったと明らかにした。同原発で昨年11月撮影(2013年 ロイター/Mike Blake) [18日 ロイター] - 原子炉の廃炉が決まった米カリフォルニア州サンオノフレ原子力発電所の運営会社であるサザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)は、蒸気発生器を製造した三菱重工業<7011.T>が適正な設計をせず、迅速に修繕もしないことで契約に違反したとして、損害の責任を取るよう求める内容の通知を18日に行ったことを明らかにした。
東京電力は12日、福島第一原発3、4号機近くの井戸で採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を1リットルあたり1400ベクレル検出したと発表した。 この井戸での濃度としては、昨年12月の測定開始以来、最も高い。 これまでは主に1、2号機周辺の井戸で高濃度の放射性物質が検出され、東電は2号機近くの配管用トンネルを汚染源と推定している。しかし、今回の井戸はトンネルから南に約200メートル離れており、地下水の汚染の拡大を示す。
日本原子力研究開発機構が発注した除染モデル実証事業(二〇一一~一二年)で、中堅ゼネコンの日本国土開発(東京)が福島県南相馬市で生じた汚染水三百四十トン(同社推計)を、農業用水に使う川に流していたことが十一日、共同通信の調べで分かった。原子力機構は、川に流すことを知りながら、排水経路に触れていない国土開発の計画書を了承、地元に提出していた。 南相馬市は「排水の説明はなかった。排水されたことも知らなかった」と反発。福島県も説明は受けていないとしている。放射性物質汚染対処特措法(特措法)は正確な情報伝達を求めており、環境省は調査に乗り出した。 原子力機構は「地元と合意書は交わしていないが、排水については口頭で説明したはず」と説明。国土開発は「機構が地元に説明をしたと聞いていたので、排水してもいいと理解していた。農業用水に使う川とは知らなかった」としている。 共同通信が入手した国土開発の内部資料「
「例年の夏の寄付金」控訴審で改めて主張、「被買収」の渡辺典子・広島県議 広島高裁、4月18日判決予定 河井元法相大規模買収事件
Home/ Publications detail/ Preliminary dose estimation from the nuclear accident after the 2011 Great East Japan earthquake and tsunami Preliminary dose estimation from the nuclear accident after the 2011 Great East Japan earthquake and tsunami Overview The earthquake and tsunami in Japan on 11 March 2011 led to releases of radioactive material into the environment from the Tokyo Electric Power Co
【動画】チェルノブイリルポ「石棺」内にあるチェルノブイリ原発4号機の制御室。左奥上の丸い部分は制御棒の位置を示すパネルの跡。モニターのガラスなどが割れたままになっている=20日、ウクライナ、山本壮一郎撮影チェルノブイリの地図 史上最悪の原発事故を起こした、ウクライナのチェルノブイリ原発4号機の内部に20日、朝日新聞記者が入った。事故から27年がたった今も廃炉作業は見通しがたたず、内部は手つかずのままだ。爆発で壊れた建屋をコンクリートで覆った「石棺」は傷みが激しく、放射能汚染が広がる危険にさらされている。 石棺内部にある4号機の制御室。手持ちの放射線測定器は毎時7マイクロシーベルトを指す。1990年に別の朝日新聞記者が入った時は30マイクロ。4分の1に減った。だが、分厚いコンクリート壁を隔てた先に、爆発事故を起こした原子炉に溶けた燃料がそのまま残る。近づけば即死するほど放射線量が高く、簡
福島第一原子力発電所の井戸の水から放射性物質が検出された問題で、東電によると、今回の分析結果は今月3日に把握していた。 しかし、「追加調査や、分析方法の確認などが必要」として2週間以上も公表していなかった。本店の担当者も含め社内で情報共有したのは14日になってからだという。 福田俊彦・原子力品質安全部長は19日の記者会見で、「今回のデータは、社外専門家による検討会で使うためのもので、定期的に行っている地下水などの観測とは違う対応になった」と説明し、公表の遅れはなかったとの認識を示した。
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の加速器実験施設「J-PARC」の放射性物質漏れ事故で、事故当初、実験装置の異常を検知して安全装置が働き、警報音が鳴ったにもかかわらず、担当者が警報をリセットして実験を続けていたことが25日分かった。新たに23歳と45歳の男性2人の被曝(ひばく)が確認され、事故当時、施設に出入りしていた55人のうち被曝したのは6人となった。ほかに24人が被曝した可能性が
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の実験施設で、装置の誤作動が原因で研究者が被ばくした事故で、当時、装置の異常を知らせる警報が作動したにもかかわらず、担当者がリセットして実験を続けていたことが分かりました。 この事故は今月23日に茨城県東海村にある原子力機構の実験施設で、金に特殊なビームを当てて素粒子を発生させる実験中に装置が誤作動し、想定を超える放射性物質が発生したもので、少なくとも6人の研究者が被ばくしたほか、一時、施設の外にも放射性物質が漏れ出しました。 この事故では装置が誤作動した午前11時55分に異常を知らせる警報が鳴り、装置が自動停止しましたが、担当者は原因が分からないにもかかわらず警報をリセットし、実験を再開したということです。 さらに、1時間半後の午後1時30分ごろには、施設内の放射線量が上昇したため装置の運転を停止しましたが、換気用のファンを回して放射線量を下げたう
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の実験施設で23日、金属の金に特殊なビームを当てて素粒子を発生させる実験中に装置が誤作動して放射性物質が発生し、分かっている範囲で、男性研究者4人が被ばくしました。 23日午前11時55分ごろ、茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の素粒子を発生させる実験施設で、金属の金に特殊なビームを当てて素粒子を発生させる実験中に、装置が誤作動してビームの出力が通常の400倍に上がり、金が高温になって蒸発して放射性物質が発生しました。 この事故で、分かっている範囲で22歳から34歳の男性研究者4人が放射性物質を体内に取り込んで被ばくし、外部からの被ばくを合わせた被ばく量は、最大でおよそ2ミリシーベルトでした。 4人は自宅や宿舎に戻っていて、日本原子力研究開発機構は「健康への影響はないと考えている」と説明しています。 また、建屋では合わせて55人が出入りしていた
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