ヤン・シュヴァンクマイエルの映像作品を紹介する特集上映『シュヴァンクマイエル映画祭2015』が、2月下旬から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。 同映画祭では、長篇デビュー作『アリス』をはじめ、『ベルリン国際映画祭』で『アンジェイ・ワイダ賞』などを受賞した『オテサーネク』、シュヴァンクマイエルのシュルレアリストとしての側面が表現された『サヴァイヴィング ライフ ―夢は第二の人生―』といった長編作品3本に加えて、数々の短編作品など全22作品を6プログラムに分けて上映。さらにシュヴァンクマイエルの原点ともいえる舞台作品の中で、特に関係の深いラテルナ・マギカの『魔法のサーカス』からシュヴァンクマイエルが人形演出をした場面を特別上映する。 同映画祭は4月から6月にかけて兵庫・神戸アートビレッジセンター、京都みなみ会館、大阪のシネ・ヌーヴォ、愛知・名古屋シネマテーク、北海道・札幌の
2010年7月14日(水)と15日(木)の二日間にわたり、東京・お台場の東京カルチャーカルチャーにて、短編アニメーションのイベント「じゃないほうアニメーションのつくりかた」が開催される。これは個人でアニメーションの制作を手掛けるアーティストをゲストに迎え、作品の上映や制作の過程を公開するもの。大規模なアニメーションスタジオ「じゃないほう」のクリエイターたちはいったいどうやって作品を創っているのだろうか…? 出演するのは、世界の評価も高い気鋭のアニメーション作家たち。14日が大山慶、北村愛子、銀木沙織、田中美紀、水江未来、和田淳。15日(木)は青木純、植草航、加藤隆、タナカウサギ、中田彩郁、橋本新、水江未来、横田将士ら。90分の作品上映と、60分のアーティストトークを行う、充実の内容となっている。ビールと枝豆片手に楽しもう。 ■短編アニメーション上映&アーティストトークイベント「アニとーく」
日本のアニメーション映画史の中でも、大藤信郎ほど「孤高」の語が似合う作家はいないでしょう。1900年、東京・浅草に生まれた大藤は、国産動画の創始者のひとり幸内純一の助手を経て、江戸千代紙を素材に用いた“千代紙映画”を考案、1927年には「千代紙映画社」を旗揚げしました。当時“漫画映画”と呼ばれたこの分野で短篇を次々と発表して注目された大藤は、戦後さらに独自の表現を求めて色彩セロファンを用いた影絵映画の製作に着手、『くじら』(1952年)や『幽霊船』(1956年)はカンヌやヴェネチアなどの国際映画祭でも激賞されます。さらなる活躍が期待されていましたが、『ガリバー旅行記』と『竹取物語』という二つの長篇に取り組んでいた1961年、61歳で世を去りました。 大藤は、生涯にわたって、自宅のスタジオで姉の八重氏とのコンビで作品を創造してきました。この「アニメーションの先駆者 大藤信郎」は、1970年の
チェコ・アニメの巨匠、日本初の回顧展! カレル・ゼマン(Karel Zeman 1910−1989)は、人形アニメーションや絵本で人気の高いイジー・トゥルンカ(1912−1969)と並ぶチェコ・アニメーションの創設者であり、巨匠の1人です。ゼマンは第二次世界大戦中、チェコ・アニメーションの発祥地・ズリーンを拠点に制作を開始しました。そして、ジュール・ヴェルヌの原作をもとにした『悪魔の発明』(1958年)などの斬新な映像作品を創り出し、切り紙やガラスなどさまざまな手法を駆使してトリック映画の王道を歩みました。 本展は、遺族が所有する原画や人形、貴重な制作過程の資料や絵コンテなどの展示やアニメーション作品の上映を通じて、ゼマンの創作活動の全容をたどろうとするものです。また、ゼマンに多大な影響を与え、「チェコ・アニメの母」と称されるヘルミーナ・ティールロヴァー(1900−1993)、フランス
1964年生まれ。東京造形大学卒業。90年代『カロとピヨブプト』『パクシ』など子どものためのアニメーションを多彩な技法で制作。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞にノミネートされる。『頭山』は、「アニメーションの一世紀 100作品」、「ASIFA50周年記念アニメーションベスト50」の1本に選出される。また『カフカ 田舎医者』がオタワ、シュトゥットガルトなど7つのグランプリを受賞。これまで国内外の受賞は90を越える。2010年文化交流使としてカナダで活動。2011年カナダ国立映画制作庁との共同制作で『マイブリッジの糸』が完成。 アジアアニメーション映画祭にて優秀アーティスト賞受賞(2006)、アルビーン・ブルノフスキー名誉メダル(2008)、 第30回川喜多賞(2012)受賞。 『くだもの だもの』『お
2009年12月19日(土)〜26日(土) レイトショー 夜9:00より1回のみ上映 ラピュタ阿佐ヶ谷 ■作品紹介 芥川賞作家・高樹のぶ子が、自らの幼少時代をモデルに描いた小説『マイマイ新子』をアニメーション化。 舞台は昭和30年代の山口県――。空想好きの少女・新子が豊かな自然のなかで、時に苦い経験をしながらも、仲間たちとゆっくり成長していく姿を描いた珠玉のアニメーション映画です。 ■作品DATA 2009年/日本/カラー/94分/配給:松竹 □監督・脚本:片渕須直/原作:高樹のぶ子/制作スタジオ:マッドハウス □声の出演:福田麻由子、水沢奈子、森迫永依、本上まなみ、野田圭一、他 ■公式サイト http://mai-mai.jp/ ■料金 一般…1,300円 シニア・学生…1,000円 会員…800円 ※水曜サービスデー…1,000円均一 (C)2009 高樹の
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