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animationとsuburbに関するorzieのブックマーク (1)

  • 「となりのトトロ」の自然観

    ※以下の原稿は1998年7月に某出版社の依頼で書いたものですが、諸般の事情で掲載に至らなかったものです。 はじめに 「となりのトトロ」は誰もが認める宮崎駿監督の代表作である。 昨年公開された「もののけ姫」に批判的だった評者にも、「トトロ」を絶賛していた人は数多い。理屈の多い「もののけ姫」は嫌だが、理屈抜きに楽しくてなつかしい「トトロ」は支持するということらしい。確かに、この作品のエンタテイメント性は群を抜いており、世代も国境も越えた普遍性を獲得している。(注1) ところが、宮崎監督自身は当時以下のような発言をしている。「いままで作った映画のなかで、いちばん理屈が多い作品」「理屈のギリギリのところで綱わたりをしながら作った」(注2)理屈抜きのなつかしさの裏側には、ギリギリの理屈とそれを支えた技術的根拠があったわけだ。それらの理屈は、ずっと以前から監督が日の風土と歴史を肯定的に捉える核となっ

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