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religionと考察に関するorzieのブックマーク (1)

  • お気らく活字生活 『聖母マリア崇拝の謎』 山形孝夫 河出ブックス

    著者の山形孝夫氏は宗教人類学者。原始キリスト教を中心とした研究が専門で、『治癒神イエスの誕生』(ちくま学芸文庫)や日エッセイストクラブ賞を受賞した『砂漠の修道院』(平凡社ライブラリー)などの面白を書いている。書は聖母マリアに焦点をあて、現在も世界各地に広がるマリア信仰について二部構成で書いたものだ。 我々がキリスト教の教義といわれてすぐ思いつくのは、絶対的な“父なる神”とその子イエスに聖霊という、「三位一体」のイメージではないだろうか。これはカトリックやプロテスタントに限らずキリスト教に共通のものであって、この点が同じ神を信仰するユダヤ教やイスラム教との最も大きな違いといって良いほど。 しかし書によれば、公式的な「三位一体」の教義のその陰で、実はもうひとつの信仰が連綿と続いているらしい。それが書のテーマである聖母マリアを対象にしたものというわけ。具体的には「ノートルダム大聖堂(“

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