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あとで読むと性に関するosaragi1999のブックマーク (4)

  • セックスワーク-「セックスというお仕事」と自己決定権 - 内田樹の研究室

    20年ほど前に性についての倫理を主題にした論集に「セックスワーク」についての寄稿を求められた。まったく不得手な論件だったけれども、苦心して書いた。なんというだったか忘れてしまった。たしか岩波書店から出た論集だと思うけれども、もう手元にない。 考えていることは昔と変わらない。今はもうこんなにきつい書き方はしないと思うけれど。 はじめに 最初に正直に申し上げるが、私自身は、セックスワークについて専門的に考究したこともないし、ぜひとも具申したいような個人的意見があるわけでもない。ときどき、それに関する文章を読むが、数頁(場合によっては数行)読んだだけで気持ちが沈んできて、を閉じてしまう。困ったものではあるが、私を蝕むこの疲労感は、必ずしも個人的なものとは思われない。 私の見るところ、この問題については、どなたの言っていることにも「一理」ある。ただし、「一理しかない」。異論と折り合い、より広範

  • 男性にも「ことば」が必要だ

    世界経済フォーラムが毎年発表している「ジェンダー・ギャップ指数」の2021年版によると、日の順位は156か国中120位であり、先進国のなかでは最低クラス、東南アジア諸国よりも低い[1]。例年、日ではとくに「ジェンダー間の経済的参加度および機会」および「政治的エンパワーメント」の指標が低いことがポイントだ(逆に、「教育達成度」と「健康と生存」の数値は他の先進国とほぼ変わりない)。日の女性は、政治や経済という「公」の領域から、いまだに締め出されつづけている。 また、2021年に小田急電鉄小田原線で起こった刺傷事件では、容疑者が取り調べで「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思うようになった」と発言したことから、女性という属性をターゲットにしたヘイトクライムや「フェミサイド」であると論じられた[2]。自身も強姦事件の被害者であるジャーナリストの伊藤詩織も論じているように、日は性犯罪の被

    男性にも「ことば」が必要だ
  • 性的同意年齢問題総まとめ

    12/18 15:35追記「反対派はロリコン」への反発が強く、賛成派全体の意見というわけでもないので、分けました。 ただ、「反対派はロリコン」派は、実際に結構な人数Twitterで見かけられますので、消すことはしません。 医学的見地からのまとめの声もあったため、追記しました。 議論も出尽くした感があるので、この辺で引き上げ賛成派と反対派(慎重派も含む)の意見をまとめる。 経緯性的同意年齢とは、性交渉をもつかどうか同意可能な年齢のこと。 その年齢未満の人と性交渉を持った場合、状況や同意の有無にかかわらず問答無用で強制性交等罪に問われる。 性交渉がどういう意味を持ち、どのような行為をして、どういうリスクがあるのかわからない子どもたちを保護するために、多くの国で設けられている制度で、日では「13歳」と明治時代に制定されており、中国の14歳よりも低い年齢である。 韓国でも13歳の規定が続けられて

    性的同意年齢問題総まとめ
  • 性的欲望とは何か?──現象学と概念分析 | 魚住 | Contemporary and Applied Philosophy

    一九六〇年代後半から、英米においてセックスについての哲学的議論がはじまった。議論されたのは、売買春やレイプ、ポルノグラフィなどだが、それらを問題にするには、「性的」とは一体どういうことかが明らかにされねばならなかった。私はこの論文で、性的行為や性的欲望を巡る初期の議論、とりわけ、ネーゲルやソロモンが行なった「現象学的記述」とゴールドマンやソーブルが行なった「概念分析」の双方の議論を辿りながら、それらの有効性と限界性を見極めようとした。 ネーゲルは、サルトルを手掛かりに、二人が互いに相手の興奮を感じて自分もさらに興奮を昂ぶらせていくという「相互人格的認知」を性的行為の規範的なありかたと考え、そうした相互性を欠いた行為を性的倒錯と見做そうとした。しかし、特定の性的行為のありかたの現象学的記述から性的行為の「規範」を短絡的に導き出してしまうところに、彼の問題点があったと思われる。性的行為を感情

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