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#学びと議論に関するpkerattaのブックマーク (5)

  • プラモ転売問題に対して経済学者が考える「均衡価格で販売すれば良い」に違和感を覚えてしまうのは何故?→大阪大学准教授の分析が興味深い

    安田 洋祐 @yagena <転売備忘録> 多くの経済学者は、転売が起こるのは1次市場の価格が安すぎるからで A. 均衡価格p*で販売すれば(超過需要が発生しないので)転売はそもそも起こらない と考えます。ただ、これは B. 均衡価格p*で販売すれば転売屋による転売はそもそも起こらない ことを意味しません。A≠B。なぜか? 2021-07-29 01:03:34 安田 洋祐 @yagena もし転売屋が均衡価格で一人分を購入したとすると、その代わりに C. 来購入できるはずだった消費者 のうち誰か一人が買えなくなります。Cの仮定から D. この消費者の支払い意欲はp*以上 ですので、転売屋は(消費者への販路が確保できていれば) E. 最低でもp*円で売れる 有利な状態を実現できます。 2021-07-29 01:04:13 安田 洋祐 @yagena 実際に転売屋がいくらで取引できるかは

    プラモ転売問題に対して経済学者が考える「均衡価格で販売すれば良い」に違和感を覚えてしまうのは何故?→大阪大学准教授の分析が興味深い
  • ハーバード白熱教室ノート Lecture1,2 再検討

    議論を再検討する 最初に、この『再検討』というページについて説明します。 サンデル教授の講義には毎回、学生同士の議論を喚起する場面があります。学生たちの思いつきによる発言が、どうして教授の意図する講義の流れにうまく乗っかる議論になるのか? じつは、発言の流れを仔細に検討してみると、端々で教授が議論の方向性を誘導していることがわかります。 スピーディーで流れるような講義と学生同士の議論が両立しているのは、素晴らしいことです。しかし、学生の主張の一部が無視されて宙ぶらりんになったり、あるいは時間の都合で発散した議論がバッサリ刈り込まれたり、という部分が、たくさんあるのも事実なんです。 『再検討』では、議論の流れを再現し、「のどに引っかかった小骨」に注目していきます。その成果の一部は既に『ノート』の中に埋め込まれていますが、稿は字数無制限で気の済むまで書き込んでいきます。なお、稿に登場する教

    pkeratta
    pkeratta 2020/06/28
    “アメリカでも少数意見を述べるのは勇気が必要なことであり、 ~(中略)~ いちいち褒めるには値しない、とサンデル教授は考えない。翻って、日本の教師はどうか。 ~(中略)~ 教室の空気を重くしてはいないか。”
  • 「ナショナル・アイデンティティ」の概念に関する問題整理(中谷)

    立命館法学 2000年3・4号下巻(271・272号) 681頁 「ナショナル・アイデンティティ」の概念に関する問題整理 - 国民国家論研究のためのノート - 中谷 猛 は  じ  め  に 近年、一般の論壇のみならず、人文・社会科学の諸分野において国民国家とアイデンティティに関する様々な著作や論説が発表され、このテーマの重要性が広く認識されてきたといってよい(1)。言うまでもなく「アイデンティティ」(identity)という概念は、西洋の哲学思想では古くから知られ、近代以降変わらぬものとは何かを問い続ける哲学論争の主要テーマ、すなわち「同一性」是非論の中核となった。なかでも一九六六年にアドルノが大著『否定弁証法』において「非同一的なもの」によって同一化思考の弁証法を批判したことはよく知られている(2)。一方、一九五〇年代の末にE・エリクソンが青年心理の分析に転用した「アイデンティティ」と

  • (4) 差別と批判の見分け方 - Freezing Point

    連続エントリ: 第1回 「《つながりの作法》 としての差別」 第2回 「《不定詞の束としての人格》という考え方」 第3回 「生の様式そのものとしての不定詞 infinitif」 第4回 「差別と批判の見分け方」(今回) 第5回 「【追記】 民族浄化ならぬ、当事者浄化」 【承前】  3回にわたってエントリしてきましたが、今回でようやく核心です。 批判的な議論をするとき、それが「意図せざる差別」なのか、それともフェアな批判なのか、よくわかりません。 この違いを明らかにしておかないと、 「差別される側のやってることは、誰も批判できない」 「被差別部落のことは、論じちゃいけないのか」 になって、みんなが萎縮してしまいます。 私の提案するポイントは、《名詞か、動詞か》 という一点だけです。 (1)《名詞形カテゴリ》 に還元していれば差別。 相手をほめる場合でも、あるいは自分についてでも、《名詞形カテ

    (4) 差別と批判の見分け方 - Freezing Point
  • 思考力をはぐくむ社会科授業

    研究では,主張を図式化するためにトゥールミンモデルを援用する。トゥールミンモデルとは,イギリスの分析哲学者スティーブン・トゥールミン(Stephen Toulmin)が提唱した議論レイアウトである。 トゥールミンモデルでは,結論を支える根拠を「データ」と「理由付け」に分けて,「結論」「データ」「理由付け」の3つを議論の基要素として図式化する。

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