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連載目次 「パイプ」と「リダイレクト」を使うとどんなことができるのか? Linuxのコマンドラインを使いこなす上でポイントとなるのは、「パイプ(パイプライン)」と「リダイレクト」の活用です。 例えば、「dmesg」は起動時のシステムのメッセージを再表示するコマンドですが、起動時のメッセージはかなりの量があり、1画面で一度に見ることはできません。そこで、「more」というコマンドを使って1画面ずつ停止しながらメッセージを表示するのであれば、パイプを使って「dmesg | more」のようにコマンドを実行します(画面1)。
通常の日本語キーボードは「Ctrl」キーが左下で「Caps Lock」キーが「A」キーの左側にあります。 UNIXを日本語キーボードで使っている人は、ほとんどは「Ctrl」キーと「Caps Lock」キーの位置を入れ替えて使っていることでしょう。 キーの入れ替えには、~/.Xmodmap を作成します。以下に記述形式を示します。 !!! !マークはコメントになります!!! ! delete keyをBackspaceにする keycode 59 = BackSpace ! Caps_Lockキーを無効にする remove Lock = Caps_Lock ! Caps_LockキーにEscapeキーを割り当てる keysym Caps_Lock = Escape ! Caps_Lockキーを有効にする add Lock = Caps_Lock さまざまな、キーボードを利用しなければならない
ヒストリ番号 「history」コマンドでは、過去の入力したコマンドのリストを番号付きで表示することができます(画面8)。表示が多過ぎて流れていってしまう場合は、「more」コマンドを使って「history | more」と実行し、1画面ずつ停止しながら表示するとよいでしょう。 例えば、画面8の7番目のコマンド(ip addr show)をもう1度実行したい場合は、「!7」と入力します。また、「!!」で直前のコマンドを呼び出すことができます。 ヒストリ番号とコマンドを組み合わせることも可能です。例えば、画面8の4番目のコマンドが「chsh」の場合は、「!4 -l」で「chsh -l」コマンドが実行されます。 エイリアスで長いコマンドに別名を付けよう コマンドには「エイリアス」と呼ばれる“別名”を付けることができます。よく使うオプションの組み合わせや、すぐ忘れてしまうコマンドには、自分が分か
Ubuntuでは、ほとんどの操作をGUIから行えるように配慮されていますが、中身はLinuxですので、各種コマンドを直接利用することもできます。何回かに分けてターミナル(端末)を利用したレシピをお届けします。 今回はまず第一回として、端末を頻繁に使う場合のノウハウを中心にお伝えします。 Ubuntuでのターミナル Ubuntuでは、ターミナル(gnome-terminal)は、[アプリケーション]→[アクセサリ]→[端末]からアクセスできます。積極的に利用する場合、やや問題になる点が幾つかありますので、必要に応じて設定を行ってください。 まず、gnome-terminalは、デフォルトでは一部の文字の文字幅を正しく扱えません。問題になりうるのは、多くの場合は■や△、○などといった記号です。 図1 文字幅が正しく扱われていないターミナル このような問題に遭遇した場合、環境変数と
Make Tech Easier - Uncomplicating the complicated, making life easier Joshua Price氏がMake Tech Easierにおいて8 Useful and Interesting Bash Promptsのタイトルのもと、bashシェルにおけるさまざまなコマンドプロンプトの設定例を紹介している。使いやすいコマンドプロンプトはコマンドラインの使い方を変えると説明があり、同氏が調査した中でも、特によく使われていたり、おもしろいプロンプトとその設定例が紹介されている。紹介されているプロンプトは次のとおり。 間違ったコマンドを入力すると顔が変わるプロンプト もっともおもしろいプロンプトのひとつだが、使いやすくもあるプロンプト。コマンドの実行が成功したか失敗したかで、プロンプトに表示されるアスキーアートの顔を変更するという
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