Armがスマートフォンやタブレット向けのコンピューティングプラットフォームとして「Arm Compute Subsystems(CSS) for Client」を発表し、Armv9アーキテクチャで設計されるCPUコア「Cortex-X925」「Cortex-A725」を追加することを明らかにしました。 Arm CSS for Client: The Compute Platform for AI-powered Consumer Experiences - Arm Newsroom https://newsroom.arm.com/blog/arm-css-for-client-platform New Armv9 CPUs for Accelerating AI on Mobile and Beyond - Arm Newsroom https://newsroom.arm.com/bl
米OpenAIは5月29日(現地時間)、ChatGPTの無料ユーザーでも、Webブラウジングやファイルアップロードなどを可能にすると発表した。機能は順次リリースされるようだ。 有料ユーザー向けに先行公開していたWebブラウジング、ファイルアップロード、データ分析、カスタマイズされたChatGPT(GPTs)へのアクセスが、無料ユーザーに開放された。 有料のChatGPT Plusと違い、これらの機能の利用には上限があるという。カスタマイズしたGPTsを作成する機能や、画像生成AI「DALL・E」を使った画像生成機能などは、無料ユーザーは利用できない。 関連記事 OpenAI、「最近、次世代モデルのトレーニングを開始した」 OpenAIは、AI開発の安全を担う委員会設立を発表するブログで「最近、次世代モデルのトレーニングを開始した」とも語った。このモデルが「AGIへの道のりで次のレベルに導い
MetaとGoogle DeepMindの元従業員が立ち上げたAI開発企業のMistral AIが、同社初のコーディング用AIモデル「Codestral」を発表しました。Codestralはコーディングタスク専用に設計された生成AIモデルで、ソフトウェア開発者が高度なAIアプリケーションを設計するのに役立ちます。 Codestral: Hello, World! | Mistral AI | Frontier AI in your hands https://mistral.ai/news/codestral/ Mistral releases Codestral, its first generative AI model for code | TechCrunch https://techcrunch.com/2024/05/29/mistral-releases-its-first-
OpenAIは5月30日、同社のチャット型AI「ChatGPT」の無料版ユーザーに向けて、これまで有料版サブスクライバーしか利用できなかったGPTs、ウェブブラウジング、データアナリシスといった機能を公開した。 これまで使えなかった機能を大盤振る舞い All ChatGPT Free users can now use browse, vision, data analysis, file uploads, and GPTs. https://t.co/NTXSalAV6q — OpenAI (@OpenAI) May 29, 2024 公開が始まった5月13日からGPT-4o自体は無料版ユーザーにも利用は可能(制限あり)だったが、今回の更新でそれ以外の多くの有料版専用機能が利用できるようになった形だ。 これまで無料版のChatGPTは外部インターネットにアクセスできなかったので、トレーニ
かなり前から「ChatGPTに学術論文を(英語で)書かせると"delve"のような普段使わないような単語が多く使われるのでバレやすい」という話がSNS以下各所で頻繁に噂されていたんですが*1、最近になってこの件について面白いpreprintが発表されていたのを知りました。それがこちらです。 もう読んで字の如しで「ChatGPTが登場して以来学術論文に使われる単語のレパートリーが劇的に変わってしまった」というのを、実際に具体的なデータに基づいて示した論文です。割と短めの読みやすい論文であることと、先述したようにSNSでは頻繁に噂されていた推測を明確化したということもあり、折角ですのでこのブログで簡単に紹介してみようと思います。 Preprintあげたのでご報告!📣 ChatGPTが使いがちな英単語ってありますよね。「delve」「realm」「utilize」あたり。 (限界助教先生の記事
ドイツMAGIXから定番の波形編集ソフトの新バージョン、SOUND FORGE Pro 18およびSOUND FORGE Pro 18 Suiteがリリースされました。今回のバージョンアップの目玉はAIを利用した音声合成機能を搭載し、日本語でテキストを入力すると、非常にリアルで自然な声で、そして高音質なサウンドで喋り声が生成されることです。VOICEPEAKやVOICEVOX、A.I.Voice、CoeFont……などなど、ここ数年で急速に進化し、数々のソフトが出てきたTTS=Text to Speech(音声読み上げソフト)の世界にSOUND FORGEが殴り込みをかけてきた格好です。しかも単なるTTSに留まらず、翻訳機能も搭載。これによって最大100言語へ翻訳して喋らせることも可能になっているため、グローバルなコンテンツ制作も可能になっています。 さらにStoryblocksという音素
プログラムのコードをChatGPTに書かせても、その半分は間違っている2024.05.29 12:0042,451 Matt Novak - Gizmodo US [原文] ( mayumine ) ChatGPTなしではもう仕事ができないなんて人も結構いるよね。 ChatGPTは、文章はもちろん、生成してほしいプログラムを指示するだけで、プログラムのコードを生成してくれます。 エンジニアにとっても非常に役に立つChatGPTですが、最近の新しい研究によれば、ChatGPTはコンピュータープログラミングの質問に対して、52%の確率で間違った回答をしていることがわかりました。 それでも35%はChatGPTが生成したコードを好むこの研究は、5月初めにハワイで開催されたComputer-Human Interaction Conferenceで発表されたもので、Stack Overflow上の
新しい研究論文で、さまざまなAIシステムが「騙す方法」を学習していることが判明した。 研究によると、AIが人間を「体系的に誤った思い込みに誘導」して騙しているという。 これは詐欺行為から選挙の偽情報に至るまで社会にリスクをもたらすものだ。 AIは、我々がコードを書き、文章を書き、膨大な量のデータを合成するのを支援することで生産性を向上させている。そしてAIは今、我々を騙すこともできるようになった。 新たな研究論文によると、さまざまなAIシステムが「真実とは異なる結果を達成するため、他者に誤った思い込みを抱かせる」技術を体系的に学習しているという。 この論文では、メタ(Meta)のCICERO(キケロ)のような特定の用途のために開発されたシステムと、OpenAIのGPT-4のように多様なタスクをこなすように訓練された汎用システムの2種類のAIに焦点を当てている。 これらのシステムは正直である
5月13日(現地時間)に米OpenAIが「GPT-4o」を発表したかと思えば、翌日のGoogle I/Oでは「Gemini 1.5 Pro」のアップデートと「Gemini 1.5 Flash」のリリースを発表するなど、AI業界がにわかに活気づいている。 その他生成AIでも画像、音楽、動画といった分野で次々に画期的な機能が実装され、多くの人がその恩恵に預かろうという直前まで来ている。 ただそれを横目に、AIの活用が十分になされていないのではないかと思われる分野が、「日本語入力」だ。OS標準の入力変換エンジン以外にも、Google日本語入力やATOKといった選択肢もあるが、AIの華々しい進化の恩恵にあずかっているようには思えない。「AIが自然な言葉で受け答え」も結構だが、まずは同音異義語の正しい選択や誤変換はどうにかならないのか。 まだ組み込まれるのはこれからだと思いたいが、AIが組み込まれた
2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップし、解説をする連載です。第47回目は、生成AI最新論文の概要5つを紹介します。 生成AI論文ピックアップ GPU上でネイティブ動作する並列処理が可能な新プログラミング言語「Bend」とランタイムシステム「HVM2」 2D画像から3Dコンテンツを生成する「CAT3D」をGoogleが開発 大規模言語モデルは追加学習や新知識で幻覚生成が増加。Googleなどが調査 画像とテキストを使った長文生成が得意なAIモデル「Chameleon」をMetaが開発 Transformerを超える「Mamba」は視覚認識タスクに必要か? 開発した「MambaOut」モデルで検証 GPU上でネイティブ動作する並列
2024年5月に入ってすぐ、AI研究者の間ではOpenAIにまつわる複数の噂が流れていました。いわく「OpenAIが近日中に生成AIを使った検索サービスをするらしい」、「OpenAIが新型のGPTを発表するらしい」などといったものです。 それに先立ち、4月の後半からは、生成AIの性能を比較するサイトで、正体不明のモデル「gpt2-chatbot」なるものが出現し、制作者が不明である中、当時最高の性能を誇っていたGPT-4を上回る性能を見せつけていました(もちろんOpenAIはすでに「GPT-2」を数年前に発表済みです)。では今更このような名前をつけて暴れ回っているこれは何なのか。OpenAI製なのか、それとも別の機関が開発したのか。 この話は後々答えがわかるのですが、このようにAI研究者たちが落ち着かず、あれこれと噂してOpenAIの動向に注意している中、OpenAIは日本時間の5月11日
2024年5月20日に発表されたWindows 11向けAI機能「Recall」は、「PC上で見たものや行ったことをすべて記録して検索できる」とうたわれています。しかし、Recallにはプライバシー保護の観点で懸念があるとして、イギリスのデータ監視機関「情報コミッショナーオフィス(ICO)」が調査に乗り出しました。 Giving Windows total recall is a privacy minefield • The Register https://www.theregister.com/2024/05/22/windows_recall/ Windows 11向けのAI機能であるRecallは、画面のスクリーンショットを数秒ごとに撮影することで、ユーザーが過去PC上で行ったあらゆる動作を検索できるという機能です。Microsoftは「Recallは次第に洗練され、今後は実際の
AIの「マルチモーダル」ってなんだろう? グーグルやOpenAIが大騒ぎしてる理由2024.05.22 21:0010,857 Maxwell Zeff - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) 5月といえば、スター・ウォーズとゴールデンウィーク。しかし、今年の5月はSWよりもGWよりも、AIな月となりました。OpenAIとGoogle(グーグル)が、次々と大きなAI関連の発表を行なったからです。 近年、テック大手はAIモデルの開発に注力し、より賢く、よりスピーディで、より自然な動きができるようアップグレードを続けています。その中で、バズワードとしてよくでてくる言葉が「マルチモーダル」。 …マルチモーダルって何ですか? より賢くなるために必要2022年に登場し一瞬で世界を虜にしたときのあの輝きは、今のChatGPTにはもうありません。いい意味で、ね。ものすごいことになったぞ…!と
マイクロソフト、「Copilot Connectors」発表。CSVファイルからOracle、Salesforceなどさまざまなサービスやデータソースと接続しAIが理解 マイクロソフトは日本時間5月22日から開催中のイベント「Microsoft Build 2024」で、Microsoft Copilotをさまざまな外部のサービスやデータソースと接続することで、Copilotがそれらのデータを読み取り理解できる新機能「Copilot Connectors」を発表しました。 Copilotが外部サービスの情報や状況を読み取って理解する Microsoft CopilotはもともとOutlookやExcel、Teamsといった同社が提供するMicrosoft 365製品のデータを読み取って理解し、それを基に生成AIが文章やプレゼンテーションの作成などを提供するサービスとして登場しました。 Co
米アマゾン・ドット・コムは音声アシスタント「アレクサ」の人工知能(AI)を搭載したバージョンを年内に導入する際、利用者に月額料金を請求する計画だと、米経済専門局CNBCが報じた。 アレクサのサブスクリプション(定額課金)はアップグレードの費用に充てられると、CNBCは事情に詳しい複数の関係者の話として伝えた。アマゾンはまだ価格を決めていないという。 アマゾンはかねて、アレクサをより会話的なものにするため、生成AIを利用する計画を発表しており、これにより、ユーザーと人間のような会話ができるオープンAIやグーグルのチャットボットに対する競争力を高めることが可能になる。 約10年前にリリースされたアレクサは、雑学知識や音楽再生にたけているが、より複雑な用途で使用するユーザーからは不満の声が上がっている。
つよつよ性能でAIにもガチ対応。これからやってくる「スナドラXエリートなPC」まとめ #MicrosoftBuild2024.05.21 19:3019,630 武者良太 同じCopilot+ PCでも、PCメーカーの色が出るもんだなあ。 全力AI時代をリードできる(かもしれない)、今後発売が予定されているSnapdragon X Elite搭載のノートPCを集めてみました。Snapdragon X Eliteは本日登場した強力な新型SoC。 これだけたくさんのSnapdragon X Elite搭載ノートPCが一気に発表されるとは。Apple M2~M3のMacBookシリーズだけではなく、Intel/AMDのCPUを積んだWindowsノートともカニバルのではないかと思ってしまうのですが、それだけマイクロソフトとWindows PCメーカー勢が新しいAI時代を迎えるのにふさわしいPCを
GitHubは米国時間5月21日、「GitHub Copilot Extensions」を発表した。開発者が統合開発環境(IDE)やGitHub.comを離れることなく、自然言語を用いながら好みのツールやサービスを使ってビルドし、クラウドにデプロイすることがパートナーエコシステムを通じて可能になる。 例えば、開発者がデータベース関連のエラーに対応する必要がある場合、GitHubのイシューや「DataStax」の監査ログといったさまざまなツールから問題の状態を得ようとするとGitHubは説明する。十分な情報が得られれば、原因を探るためのトラブルシューティングを開始し、「Sentry」のようなエラー監視ツールで詳細を調べる。そして、解決策を考え、修正を適用し、「Microsoft Azure」でデプロイするが、このシナリオでは、ツール間の切り替えが数多く発生すると同社は指摘する。 Copilo
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