「腸腰筋(ちょうようきん)」という筋肉をご存じでしょうか。別名「深腹筋(しんふっきん)」とも呼ばれるこの筋肉は、身体のどこの部位にあり、鍛えるとどんな効果やメリットがあるのでしょうか。 今回は腸腰筋にスポットを当て、腸腰筋とはどこの部位にある筋肉か、鍛えるメリット、また効果的な鍛え方やトレーニングメニュー、ストレッチのやり方を紹介します。 腸腰筋とはどこの筋肉? 腸腰筋は「腸」や「腰」という漢字があることから、腰やお腹まわりの筋肉であると推測できるでしょう。まさにその通りです。 この筋肉は深腹筋や深部腹筋群と総称され、いわゆるインナーマッスルの部類に入る筋肉です。 大腰筋と腸骨筋が合わさり、骨盤の中を通り抜けて大腿骨の根元についています。 腸腰筋はどのような働きをするのか 腸腰筋は、腰をS字状にキープしたり、膝を持ち上げる動きを行う、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。立ち姿勢(立位姿勢