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写植の検索結果1 - 19 件 / 19件

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写植に関するエントリは19件あります。 fontフォントデザイン などが関連タグです。 人気エントリには 『まんがタイムきららの「写植」を読む――吹き出しにみる漫画書体の使い分け|いなにわうどん』などがあります。
  • まんがタイムきららの「写植」を読む――吹き出しにみる漫画書体の使い分け|いなにわうどん

    ご無沙汰しています。前記事から 3 年ぶりに note を更新しました。本稿では、芳文社の発行する「まんがタイムきらら」やその姉妹誌に掲載された作品の写植(吹き出し)に注目し、使用されている書体や、その書体が読者に与える印象に関して考察を行います。 「ぼっち・ざ・ろっく!」観てますか??図 1:「ぼっち・ざ・ろっく!」の単行本(筆者撮影)アニメを観てから完全に難民になってしまったので、原作を無限に読んでいます。アニメよりもテンポが早く、4 コマの起承転結を通じて 1 つのストーリーが構成されている点が(ぼざろに限った話ではないですが)素晴しいです。未確認ライオット編よかった…… さて、アニメでは数多の声優さんの演技によって、登場人物の描き分けや感情表現が行われていますが、漫画においては写植、すなわち吹き出しの部分が登場人物の喜怒哀楽の表現に一役買っています。 印刷物のデザインでは「1 ペー

      まんがタイムきららの「写植」を読む――吹き出しにみる漫画書体の使い分け|いなにわうどん
    • 亮月写植室*写研が動いた日2024 よみがえる名作書体

      2024年2月22日 於:株式会社モリサワ Font College Open Campus 12「日本語デザインを変えた技術 発明100年に1から知りたい写植の話」(ネット聴講) 題字 写植の印字:駒井靖夫(プロスタディオ) 協力 株式会社モリサワ、今田欣一 ●想像を大きく超えた報せ 1990年代後半からDTP化が進展したことにより写植が衰退し、会社の方針からDTPに開放されなかった写研書体。あれから30年ほどの月日が経っていました。 2022年11月24日は画期的な日でした。写研・モリサワ・字游工房の共同開発により、写研書体のうち石井明朝体と石井ゴシック体をDTP用のデジタルフォントとして改刻し、2024年にリリースすると発表されたのです。フォント開放に向けた具体的な動きを見ることができ、興奮を禁じ得ませんでした(→写植レポート「写研が動いた日2022 石井書体の改刻プロジェクト」)

      • デザイン書体「タイポス」誕生。写植時代からUD化まで、今もなお斬新に映る書体の60年間|モリサワ note編集部

        今回のフォント沼なハナシは、「タイポス」という書体について深掘りします。 ふところが広く図形的に整理された骨格と、縦画と横画のコントラストが特徴的なこのスタイルは今ではさまざまなところで目にするデザインですが、はじまりは60年ほど前、学生たちによって考えられた書体でした。 この「タイポス」という名前がつくファミリーは4種類あり、時代とともに形を変え愛されつづけるロングセラー書体となっています。 独自の設計思想とコンセプトで日本の書体デザインに大きな影響を与えてきたタイポスが、業界の変化とともにどのように発展してきたのか、そのあゆみを振り返ります。 一部書体提供:株式会社写研1. 写植時代明朝体でもゴシック体でもない “新書体”タイポスは現在主流となっている「デジタルフォント」以前の写植(写真植字)用の書体として1960年代に初めて発売されました。 今やほとんどの人がPCを所持し、授業や仕事

          デザイン書体「タイポス」誕生。写植時代からUD化まで、今もなお斬新に映る書体の60年間|モリサワ note編集部
        • フォントかるた*欧文版販売開始 on Twitter: "なぜ写研書体のOpenType化が大ニュースなのか、若い方にご説明すると(ちょっと長文)。 現在のデジタルフォントになる前、印刷用の文字の大半は「写真植字」と呼ばれる方式で作られていました。通称「写植」です。写植は写研とモリサワの二大メーカーが圧倒的な勢力を持ってたのです。"

          なぜ写研書体のOpenType化が大ニュースなのか、若い方にご説明すると(ちょっと長文)。 現在のデジタルフォントになる前、印刷用の文字の大半は「写真植字」と呼ばれる方式で作られていました。通称「写植」です。写植は写研とモリサワの二大メーカーが圧倒的な勢力を持ってたのです。

            フォントかるた*欧文版販売開始 on Twitter: "なぜ写研書体のOpenType化が大ニュースなのか、若い方にご説明すると(ちょっと長文)。 現在のデジタルフォントになる前、印刷用の文字の大半は「写真植字」と呼ばれる方式で作られていました。通称「写植」です。写植は写研とモリサワの二大メーカーが圧倒的な勢力を持ってたのです。"
          • 更科悠乃@「快傑令嬢」書籍化企画進行中!@空想科学小説作家 on Twitter: "雑誌編集のアルバイトしていた時に、記事の校正をしてもらおうと写植係の女性に「この文字をこことここの間に挿入してください」と頼んだら後日「あの人、卑猥な言葉を使うんです!」とセクハラで訴えられた俺が一番悲惨な目に遭ってる自信がある。"

            雑誌編集のアルバイトしていた時に、記事の校正をしてもらおうと写植係の女性に「この文字をこことここの間に挿入してください」と頼んだら後日「あの人、卑猥な言葉を使うんです!」とセクハラで訴えられた俺が一番悲惨な目に遭ってる自信がある。

              更科悠乃@「快傑令嬢」書籍化企画進行中!@空想科学小説作家 on Twitter: "雑誌編集のアルバイトしていた時に、記事の校正をしてもらおうと写植係の女性に「この文字をこことここの間に挿入してください」と頼んだら後日「あの人、卑猥な言葉を使うんです!」とセクハラで訴えられた俺が一番悲惨な目に遭ってる自信がある。"
            • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(38) 秀英明朝 - 杉浦康平が望んだ文字

              石井明朝や石井ゴシック、本蘭明朝、タイポス、ナール、スーボ、スーシャ、ゴナ……。数々の人気書体を誕生させた写研は、「写植」そのものを知らない人も多くなった現在でも、伝説のように語られている。 「ぼくには、それがよくわからないんです。幻のようなところがあるのではないかと」 写研が伝説の存在となったのは、デザイナーが写植を使うようになったからではないか、と橋本和夫さんは言う。 「印刷会社がふつうに使っている分には、写研の書体に対して世の中がなにか評価するということはなかったと思うんです。しかし、写研が多書体化に向かった時期に、デザイナーやアートディレクターといった方々が写研の書体を評価し、『使いたい』と言ってくださった。そうして生まれた本や雑誌、広告を見た人たちが、『この書体を使いたい。この時代には使えていたのに、いまは使えないのか』ということで、郷愁のような思いが募っているのではないでしょう

                活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(38) 秀英明朝 - 杉浦康平が望んだ文字
              • 亮月写植室*写研が動いた日2022 石井書体の改刻プロジェクト

                2022年11月24日 於:IGAS2022 モリサワブース(ネット聴講) 題字 写植の印字:駒井靖夫(プロスタディオ) ●ずっと待ち望んでいた写研の「フォント開放」 私はあの日から、ずっと待ち望んでいました。 2011年7月、写研が「フォント開放の試み」としてDTP用デジタルフォント化に向けて動き出そうとしたあの日から(→「写植レポート*写研が動いた日」参照)。 写研がDTPでも使えるOpenTypeの開発を進めるのではないかと思っていましたが、一向に進展している様子は窺えず、ちらほらと噂は流れてくるものの一般開放されるという話はありませんでした。やがて「そんな話もあったなぁ」と思うようになり、写研書体の話題も使用例も次第に見掛けなくなっていきました。 2018年には石井裕子社長が逝去され、その後工場が解体されるなどこれまでの写研を象徴する存在が失われていく中、写研に大きな動きがありまし

                • 写植で培った“文字を見る目”をInDesignに活用し、美しい文字組みのノウハウを伝える大石十三夫さんの職人魂

                  写植で培った“文字を見る目”をInDesignに活用し、美しい文字組みのノウハウを伝える大石十三夫さんの職人魂 はあどわあく・大石十三夫さんは大阪で書籍組版をメインに活動する、言わば“文字組みのスペシャリスト”です。自身の仕事としてAdobe InDesignによる組版を行なうだけでなく、より美しい文字組みを実現するためのノウハウをさまざまメディアで積極的に公開。オリジナルの設定を施したAdobe Illustrator・InDesign向け「文字組みアキ量設定」は、きれいな文字組みをよりスムーズに実現するツールとして、デザイン・制作の現場で多くの支持を得ています。 大石さんはどのようにして、美しい文字組みを見極める目を養い、それをInDesignに活かしていったのか。また、そのノウハウを積極的に伝える目的はどこにあるのか。これまでの経緯から、現在の活動まで話を聞きました。 文字組み50年

                    写植で培った“文字を見る目”をInDesignに活用し、美しい文字組みのノウハウを伝える大石十三夫さんの職人魂
                  • フォントの歴史から見えること~文字の誕生から活版印刷、手動写植機の登場まで

                    文字やフォントは、すべての人にとって、コミュニケーション上、欠かせない存在であり、情報を正確に伝えるためのUI/UXです。「フォントおじさん」としても知られるソフトバンク・テクノロジーの関口浩之さんによる連載「ゼロから学ぶフォントの話」は、文字の歴史から始まり、フォントの役割、文字の組みかた、紙とウェブ、Webフォント、フォントの未来などを取り上げるとともに、コンテキストに応じた書体の選びかたを考察したり、実例をもとに効果やメリットなどを紹介していきます。第1回は、「文字の歴史を学ぶ」です。 私たちは、毎日の生活の中で、文字と一緒に暮らしています。たとえば電車に乗るときに、文字が存在しなかったら、駅名標やサインシステムを見ても、目的地にたどり着くことが難しくなるでしょう。日頃はあまり意識していない文字は、当たり前に存在していますが、必要不可欠な存在なのです。文字は、どのように誕生し、現在に

                      フォントの歴史から見えること~文字の誕生から活版印刷、手動写植機の登場まで
                    • 【連載】写植機誕生物語 〈石井茂吉と森澤信夫〉

                      フォントを語る上で避けては通れない「写研」と「モリサワ」。本連載では、写研のOpenTypeフォントが、邦文写植機発明100周年にあたる2024年に提供予定であることを背景に、写研の創業者・石井茂吉と、モリサワの創業者・森澤信夫が歩んできた歴史を紐解いていきます。

                        【連載】写植機誕生物語 〈石井茂吉と森澤信夫〉
                      • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(47) イワタ明朝体オールド--金属活字時代の看板書体

                        なくてはならない書体 1998年(平成10)9月にイワタ新ゴシック体制作の監修を始めてまもなくのこと。橋本和夫さんは、同社の水野弘一郎社長(当時)に、顧問になってほしいと頼まれ、承諾した。1999年3月のことだ。 「顧問に就任して、あらためてイワタの書体見本帳を見て思ったことがふたつありました。一つは、見本帳に掲載する書体を豊富にしたいということです」 当時のイワタの書体ラインナップは、金属活字の原字をトレースしてつくった明朝体、ゴシック体、丸ゴシック体の各ウエイト、教科書体、楷書体、行書体、隷書体、新聞明朝体、新聞ゴシック体といった基本的な書体だけだった。写研で多書体化を手がけた経験のある橋本さんは、このカタログに掲載される書体をバラエティ豊かに、にぎやかにしたいと考えたのだ。 そのためには新書体を制作していかなくてはならない。 しかしその前にまず着手すべき書体がある。それが、橋本さんが

                          活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(47) イワタ明朝体オールド--金属活字時代の看板書体
                        • Font College Open Campus 12 日本語デザインを変えた技術 発明100年に1から知りたい写植の話

                          写植という言葉をご存知でしょうか。 写植とは写真植字の略で、写真の原理を使って文字を印画紙やフィルム上に焼き付け、文字組みをする技術です。 日本語の写植を可能にする邦文写真植字機は、1924年にモリサワの創業者と株式会社写研の創業者によって発明されました。写真植字はその後次第に広まると1960年代から90年代に最盛期を迎え、DTPが一般化するまでの間、文字組みに広く用いられました。その影響は現在までおよび、デザインに関わる方もそうでない方も、知らず知らずのうちに写植のもたらしたものに触れてきています。 2024年で邦文写真植字機の発明から100周年を迎えるにあたり、Font College Open Campus 特別編として、写真植字とグラフィックデザインのこれまでを振り返ります。講師に、近著『杉浦康平と写植の時代 光学技術と日本語のデザイン』で数々の賞を受賞しているメディア論研究者・阿

                          • 写植機誕生物語 〈石井茂吉と森澤信夫〉(1) 写研とモリサワの共同開発

                            フォントを語る上で避けては通れない「写研」と「モリサワ」。両社の共同開発により、写研書体のOpenTypeフォント化が進められています。リリース予定の2024年が、邦文写植機発明100周年にあたることを背景として、写研の創業者・石井茂吉とモリサワの創業者・森澤信夫が歩んできた歴史を、フォントやデザインに造詣の深い雪朱里さんが紐解いていきます。(編集部) 印刷界の一大事件 1925年(大正14)10月、『印刷雑誌』巻頭に「邦文写真植字機殆ど完成」という記事が掲載された。[注1] 『印刷雑誌』大正14年10月号(印刷雑誌社、1925)に掲載された記事 記事は告げる。 〈たしかに一大事件〉〈吾等は此所に、はからずも、我印刷界の一大事件を報道することを喜ぶものである。一大事件とは何ぞ、全く写真だけで、金属活字なしに日本文字を植える機械が、殆んど完成に近く、試験用の機械も既に組み立てられ、立派な成績

                              写植機誕生物語 〈石井茂吉と森澤信夫〉(1) 写研とモリサワの共同開発
                            • 写真植字(写植)の歴史について:印刷史のなるほど雑学20 | デザイン作成依頼はASOBOAD | 印刷機について・印刷知識

                              写真植字とは? 写真植字(しゃしんしょくじ)を短縮した「写植(しゃしょく)」の方が多くの人にとっては耳なじみがあるかもしれません。写真植字は、印刷そのものの技法ではなく、文字組版の技術です。金属の鋳造による活字の代わりに、写真と同じく、レンズや印画紙を使って文字を組む技術です。 昭和時代のマンガの原稿に、セリフを印刷した紙片がフキダシに貼ってあるのを見たことがあると思います。それは、写真植字で印画紙に焼き付けた文字を手作業で切り貼りしたものです。マンガの世界では、パソコンからプリンタ出力したものも「写植」と呼ぶことがありますが、もともとの意味とは違います。 活字と異なり、文字詰めの調整、拡大・縮小、平体・長体などの変形が光学的におこなえることから、写真植字はグラフィックデザインに大きな影響をおよぼしました。コンピューター制御の電算写植機が登場すると、写真植字は広く普及します。1960~70

                                写真植字(写植)の歴史について:印刷史のなるほど雑学20 | デザイン作成依頼はASOBOAD | 印刷機について・印刷知識
                              • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(46) イワタでの書体のつくりかた

                                12文字から書体が始まる デジタルフォントメーカー・イワタは、1998年(平成10)9月から2005年(平成17)6月までかけて手がけた新ゴシック体で初めて、あたらしい書体の制作とファミリー化を経験した。当初、新ゴシック体は日本リテラルの「セイビ角ゴシック体」をベースに制作予定だったが、制作過程でほぼ描き直しをする方針となったため、漢字の制作順序は制作効率には特に配慮せず、文字コード順に頭から進める方法だった。 しかし現状2万字以上を制作しなくてはならないことの多いデジタルフォントにおいて、その方法では効率が上がらない。そこでその後、新書体を制作する際には、漢字では次のような流れがとられるようになった。 (1) 書体見本12字制作 (2) 見本文字100~200字の制作→文章を組んで検証、修整を繰り返す (書体によっては、400字まで増やす) (3) エレメント、線幅、黒みなどが決まったら

                                  活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(46) イワタでの書体のつくりかた
                                • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(49) UDフォントの誕生--UDゴシック、UD丸ゴシック

                                  UDフォントとは? デジタルフォントメーカーのイワタは、1998~2005年にかけて新ゴシックファミリーを制作し、リリースした。それまで岩田母型製造所が有する金属活字書体のデジタルフォント化を手がけてきた同社にとって、初めての「自分たちで一から新書体を制作する」経験だった。 この経験を経て、イワタでは「自分たち独自の新しい書体を開発していこう」という機運が高まっていた。 そんななか、のちに大きく注目を集める書体が誕生する。「イワタUDフォント」シリーズだ。 近年、「UDフォント」という言葉を聞くことが増えている。「UDフォント」とは「ユニバーサルデザイン(Universal Design=UD)のコンセプトに基づいたフォント」のことだ。いろいろな解釈があるが、おおまかにいえば「ユニバーサルデザイン」とは、「年齢や性別などに関わらず、だれもが使いやすいデザイン」を指す。フォントに置き換えれば

                                    活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(49) UDフォントの誕生--UDゴシック、UD丸ゴシック
                                  • 慶應義塾大学出版会 | 杉浦康平と写植の時代 | 阿部卓也

                                    宇宙としてのブックデザイン 戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、杉浦康平。 彼は写植という新たな技術といかに向きあい、 日本語のデザインといかに格闘したのか。 杉浦康平が日本語のレイアウトやブックデザインに与えた決定的な影響を明らかにする。 『読書アンケート 2023――識者が選んだ、この一年の本』(みすず書房、2024)p.81に掲載されました。選者は、阿部公彦氏(英文学)です。 『毎日新聞』 2023年12月16日「今週の本棚」「2023この3冊(上)」(14面・読書面)にて鹿島茂氏(仏文学者)に選んでいただきました。 『週刊読書人』 2023年12月15日号(第3519号)アンケート特集「2023年の収穫」(3面)にて、柴野京子氏(上智大学教授・メディア論)の印象に残った3点に選んでいただきました。 序 章――ある解体 第1章――杉浦デザインの誕生と写植の革命(195

                                      慶應義塾大学出版会 | 杉浦康平と写植の時代 | 阿部卓也
                                    • 活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(34) 淡古印は怖い文字?

                                      写研のイメージの変化 写研は1970年代、タイポスやナール、スーボ、スーシャと、画期的なデザイン書体を相次いで発売した。 「これによって写研は、本文書体の印象から、ものすごく多彩でよい書体をつくっている会社というイメージに変わっていったのです。すると今度は、『こういう書体を出してもらえませんか』と書体デザインの持ちこみに来る人が現れました」(橋本和夫さん) 「楷書などの書き文字風の書体を持ちこむ方が多かったのですが、なかには印章屋さん(=はんこ屋さん)もいらっしゃいました。はんこ屋さんも原図を描いて版下をつくります。そして篆書体や隷書体など、いろいろな書体をもっている。そのなかで古印体(こいんたい)という書体を持ちこんだ方がいらしたんです」 写研の古印体といえば「淡古印」。いまや「怖い(場面で用いる)書体」の定番となっている有名書体だ。 井上淡斎氏による「淡古印」(1979年) 「淡古印を

                                        活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(34) 淡古印は怖い文字?
                                      • モリサワと写研、往年の名作書体群をデジタル復刻 邦文写植機発明100周年記念 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

                                        モリサワと写研は、共同で進行中のOpenTypeフォント開発プロジェクトにおいて、合計100フォントにおよぶ書体のラインナップを数年内にリリースすることを発表した。2024年は邦文写真植字機の発明100周年に当たり、その節目の年から提供を開始する。 2024年に提供されるのは、改刻フォントである「石井明朝・石井明朝オールドスタイルかな」「石井ゴシック」の13フォントと、写研の見出し書体群を「写研クラシックス」としてOpenType化した30フォント、合計43フォント。2025年以降も順次提供を続けていく。 多種多様な名作見出し書体群が、写植全盛期の味わい深いデザインそのままに使えるようになる。 「写研クラシックス」で復刻されるのは、「ゴナ」「ナール」「ボカッシイ」など昭和から平成にかけて、書籍・マンガ・広告などの誌面や画面を彩ったかつての写研の名作書体群。従来写真植字機でのみ利用可能だった

                                          モリサワと写研、往年の名作書体群をデジタル復刻 邦文写植機発明100周年記念 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議
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