「辞めても説明責任」 森友・加計「真相解明を」―関係者、風化懸念も 2020年08月29日13時02分 28日に突然表明された安倍晋三首相の辞意。森友・加計学園や桜を見る会、高検検事長の定年延長などの問題を追及してきた関係者らは、次の政権による真相解明に期待を寄せた。一方、辞任による問題の風化を懸念する声も上がった。 「改ざんは犯罪、真相明らかに」 「森友」自殺職員妻が法廷で―国賠訴訟第1回弁論 森友学園への国有地値引きや公文書改ざん問題では、財務省幹部らが不起訴処分とされた。刑事告発した上脇博之・神戸学院大教授は「これまでやったことへの説明責任は辞めても残る。桜を見る会は本人の問題で、安倍さんしか説明できない」と指摘。一連の問題について、「官僚は忖度(そんたく)してなかなか言えなかったが、辞めたことで重しがなくなる。真相解明が進むことを期待している」と話した。 改ざん問題では近畿財務局職