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  • 源氏物語 ロマンを求めて よみがえる “紫式部のすずり” | NHK | WEB特集

    紫式部が「源氏物語」の着想を得たときに使ったと伝えられている大きな「すずり」。 このすずりを研究し現代の職人が再現することで、すずりがいつどこで作られ、「源氏物語」がどのような状況で書き始められたのか、その謎に少しでも近づこうというプロジェクトが進んでいます。 研究の中で、すずりが使用された痕跡や毛らしきものなど、思わぬ発見も…。 平安のロマンを追いました。 (報道局 ニュースLIVE!ゆう5時 ディレクター 下道愛莉) 源氏物語はいまからおよそ1000年前、平安時代中期に紫式部によって書かれた全54帖(じょう)からなる長編の物語です。 主人公、光源氏の恋愛や生涯を中心に、当時の宮廷のくらしや貴族の日常などが書かれ、世界最古の長編小説と評されるほど後世の文学に大きな影響を与えました。 一方で、「源氏物語」は正確にいつ、どれぐらいの期間をかけて書き上げられたのか、そもそもなぜ書かれたのかなど

      源氏物語 ロマンを求めて よみがえる “紫式部のすずり” | NHK | WEB特集
    • 1600年前のモザイク画、シリアで発見 トロイ戦争の描写も

      【10月13日 AFP】シリアは12日、1600年前の古代ローマ時代に作られたモザイク画を公開した。トロイ戦争(Trojan War)の戦士の姿も描かれており、極めて珍しいという。 モザイクが見つかったのは、2018年に政府が反体制派から奪還した中西部ホムス(Homs)県ラスタン(Rastan)。同地では考古学的発見が相次いでいる。 発掘の責任者で文化財当局の考古学部門トップ、ハマム・サード(Hammam Saad)氏によると、モザイクには剣と盾を持った戦士が描かれており、トロイ戦争に参加した古代ギリシャの英雄たちの名前もあった。 「この種のものとして最古ではないが、最も完全かつ希少なものだ」「(シリアに)同じようなモザイクはほかにない」とサード氏は話した。 これまでに建物の下から発掘されたのは縦約6メートル、幅約20メートルのモザイク画。これ以外にも埋もれているとみられている。 シリアに

        1600年前のモザイク画、シリアで発見 トロイ戦争の描写も
      • 古代ギリシャの「デンドラの甲冑」、本当に秘密兵器級だった

        研究ボランティアとして3500年前のデンドラの甲冑のレプリカを着用し、青銅器時代の剣のレプリカを持つギリシャ軍兵士。イノシシの牙から作られた兜は、ミケーネ時代の兵士の勇敢さと狩猟の腕前を表している。(PHOTOGRAPH BY ANDREAS FLOURIS AND MARIJA MARKOVIĆ) トロイア戦争を描いたホメロスの叙事詩『イーリアス』における甲冑(かっちゅう)は、戦士の体を保護するだけのものではない。「甲冑は、しばしば戦士のアイデンティティとステータスを象徴し、英雄の規範と結びついていました」と、ギリシャ、テッサリア大学の生理学教授アンドレアス・フローリス氏は言う。「つまり、英雄の名誉と武勇を目に見える形にしたものなのです」 では、ギリシャの青銅器時代の甲冑は、実際の戦場で圧倒的な優位をもたらしたのだろうか? 古くからのこの疑問に、2024年5月22日付けで学術誌「PLOS

          古代ギリシャの「デンドラの甲冑」、本当に秘密兵器級だった
        • 大人気! 古代エジプトの神様「メジェド」って何者? 日本で流行ったきっかけとは - ナゾロジー

          目と眉が描かれた頭巾をかぶり、足だけが見えている奇妙な姿。 これは「メジェド(Medjed)」という古代エジプト神の一人です。 数年前から日本で人気に火がつき、今やアニメや携帯ゲーム、LINEスタンプなどに引っ張りだことなっています。 日本での人気を受け、11月10日シカゴ大学のOriental Instituteがメジェドの正体に関する講義をYoutubeに公開しました(英語)。 このメジェド神、そもそもどんな存在なのでしょうか。

            大人気! 古代エジプトの神様「メジェド」って何者? 日本で流行ったきっかけとは - ナゾロジー
          • 古代エジプトの巨大葬儀ビジネス、発掘により解明

            2018年7月、古代エジプトのミイラ工房が、サッカラ遺跡の砂の下深くから発見され、世界的な話題となった。サッカラは、カイロから南に約30km、ナイル川のほとりに広がるネクロポリス(大規模な墓地を指す。ギリシャ語で「死者の町」)だ。 エジプトの考古学では、これまで何世紀もの間、王墓の碑文や埋葬品を発掘することが中心で、古代エジプト人の日常生活の解明はあまり重視されてこなかった。けれどもサッカラでの発見により、そうした状況が変わりつつある。古代エジプトに巨大な葬儀ビジネスがあったという考古学的証拠が初めて発掘され、詳細に記録され始めたからだ。 「私たちが発見した証拠は、ミイラ職人が非常に優れたビジネスセンスを持っていたことを示しています」とドイツ、チュービンゲン大学のエジプト学者ラマダン・フセイン氏は話す。「彼らは顧客の予算に応じて、非常に抜け目なく選択肢を用意していました」

              古代エジプトの巨大葬儀ビジネス、発掘により解明
            • 「ローマ時代のファストフード店」発掘、状態良好 ポンペイ遺跡

              イタリアの古代ローマ都市ポンペイで発掘された、古代ローマ時代のファストフードカウンターとも言える「テルモポリウム」(2020年12月26日提供)。(c)AFP PHOTO / POMPEI PRESS OFFICE 【12月27日 AFP】イタリアの古代ローマ都市ポンペイ(Pompeii)で、フレスコ画が描かれた「テルモポリウム」が非常に優れた保存状態で発見された。テルモポリウムは、現代のファストフードカウンターのようなものだという。考古学者らが26日、明らかにした。 多色の柄で華麗に装飾されたカウンターは、昨年一部が発掘され、その全貌を明らかにするため発掘が続けられていた。 作業の最終段階では、ワインや温かい飲み物と一緒に提供するマガモやおんどりなど、食事メニューにあったとみられる動物の描写を含む静物画が複数発見された。 他にも、陶器鍋の中からは、カモの骨の破片や、ブタ、ヤギ、魚、カタツ

                「ローマ時代のファストフード店」発掘、状態良好 ポンペイ遺跡
              • 古代の超巨大噴火を生き延びた人類がいた、従来説に異論

                インド、ダバの遺跡で発見された石器。約7万4000年前の超巨大火山の噴火による環境の激変を、この地の集団は生き残った可能性を示唆している。(COURTESY OF CHRIS CLARKSON) およそ7万4000年前、現在のインドネシア、スマトラ島の超巨大火山(スーパーボルケーノ)が大噴火を起こした。トバ噴火と呼ばれるこの出来事は、過去200万年で最大規模の火山噴火だった。数千キロ先まで火山灰を振りまき、幅100キロにおよぶ噴火口を出現させた。以来、噴火口は湖となっている。 この超巨大噴火が、世界的な寒冷化を引き起こしたとする説がある(トバ・カタストロフ理論)。火山灰やすすが空を覆い、南アジアでは長期にわたって森林が失われたというのだ。ただ、これが事実だとしても、インド中央部の人類は激しい環境変化の中を生き延びたとする研究成果が発表された。 インド、マディヤ・プラデシュ州にあるダバの発掘

                  古代の超巨大噴火を生き延びた人類がいた、従来説に異論
                • 中世の水晶瓶、その美の全貌が明らかに ただし謎も残る

                  金細工に包まれたバイキング時代の見事な水晶瓶の全貌全貌(ぜんぼう)がついに公開された。ラテン語で刻まれた文字の存在が明らかになったことで、瓶の謎めいた起源を探る新たな手がかりとなる可能性もある。 瓶を保管するスコットランド国立博物館の研究者は、おそらく宗教目的で使われた容器だろうとの見方を示す。専門家の1人は、ローマ帝国からブリテン島のアングロサクソン王国に贈られた外交上の贈り物だった可能性があると見ている。 この宝物はスコットランド南西部で2014年に発見されたもので、いわゆる「ガロウェイの財宝」の一部をなす。報道資料ではガロウェイの財宝を「英国やアイルランドでこれまで見つかった中で最も豊かなバイキング時代の希少遺物コレクション」と形容している。 最初にガロウェイの財宝から取り出されたとき、瓶は布で覆われていた。そのため研究チームはまず3次元X線画像撮影技術で全体像を把握してから、保存作

                    中世の水晶瓶、その美の全貌が明らかに ただし謎も残る
                  • 古代ローマの「精巧なペニスのペンダント」が見つかる

                    by The Portable Antiquities Scheme 西暦42年から410年頃に作られたとみられる銀製の男根型ペンダントが、イギリスのケント州で発見されました。このペンダントは災難から身を守るために首からさげられていたようです。 Record ID: PUBLIC-E168F3 - ROMAN pendant https://finds.org.uk/database/artefacts/record/id/1035209 Metal detectorist in UK finds ancient Roman penis pendant | Live Science https://www.livescience.com/roman-penis-pendant-found-uk 発見されたペンダントは長さ約3.1cm、幅約1.2cm、厚さ約0.9cmで、重さは9.7gです。

                      古代ローマの「精巧なペニスのペンダント」が見つかる
                    • 南川高志「ローマ帝国時代のパンデミック」 - 白水社

                      新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、書店の店頭で疫病やその歴史に関する書物を見かけるようになった。現代を遠く離れた古代ローマ帝国の政治史をおもに研究している私でも、つい厳しい現実に影響されて、ローマ社会を襲った疫病に想いを馳せ、少し調べてみようという気になっている。 もう四〇年以上前だが、卒業論文や修士論文の研究で、『自省録』の著者でストア派哲学者として知られる皇帝マルクス・アウレリウスの治世を分析した。とくに、帝国の北に居住する諸部族が領内に侵入し、それを押し戻そうとマルクス帝指揮のローマ帝国軍が長期間戦ったマルコマンニ戦争を取り上げた。マルクス帝を含むローマ五賢帝の時代といえば、帝国の最盛期で政治は安定し、領内は平穏で繁栄していたと一般に考えられているが、マルクス帝治世では、諸部族の攻撃を受けて国は動揺し、皇帝は忙殺され、彼自身ドナウ河畔の最前線で世を去ったのであった。学生時代の私は

                        南川高志「ローマ帝国時代のパンデミック」 - 白水社
                      • 第2局を制し、高槻市にまつわる古代人の服を着た同市のスタッフと記念撮影する藤井竜王 - スポニチ Sponichi Annex 芸能

                        連勝し「高槻太鼓」を背負い、大阪名物・くいだおれ太郎をイメージした衣装で笑顔の藤井竜王 Photo By スポニチ

                          第2局を制し、高槻市にまつわる古代人の服を着た同市のスタッフと記念撮影する藤井竜王 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
                        • 古代エジプトの木造船移送 4600年前の遺物、新博物館へ:時事ドットコム

                          古代エジプトの木造船移送 4600年前の遺物、新博物館へ 2021年08月07日20時53分 古代エジプトの「太陽の船」を運搬する特別車両(エジプト観光・考古省提供) 【カイロ時事】約4600年前のエジプト古王国時代のクフ王のものとされる木造船が、首都カイロ近郊ギザで建設中の「大エジプト博物館(GEM)」へ移送された。エジプト観光・考古省が7日、明らかにした。 地中海に沈む古代都市から軍用船と葬祭殿の遺物 エジプト考古省 木造船は「太陽の船」と呼ばれ、1954年にクフ王のピラミッド近くの穴で発見。全長約42メートル、幅約6メートルの当時の状態に復元され、ピラミッド近くの博物館で一般公開されていた。王が死後に天空を移動するための埋葬品と考えられているが、正確には解明されていない。 観光・考古省は「移送は最も複雑な考古学的プロジェクトの一つ」と説明。脆弱(ぜいじゃく)な大型船を解体せずにそのま

                            古代エジプトの木造船移送 4600年前の遺物、新博物館へ:時事ドットコム
                          • https://curiosity-z.rairi.xyz/entry/Lines_and_Geoglyphs_of_Palpa

                              https://curiosity-z.rairi.xyz/entry/Lines_and_Geoglyphs_of_Palpa
                            • プリニウスの『博物誌』に登場する宝石たち【身近な宝石編】 - ナゾロジー

                              プリニウスの『博物誌』に登場する宝石たち【身近な宝石編】※本記事 プリニウスの『博物誌』に登場する宝石たち【知られざる宝石編】 『博物誌』とは、古代ローマの学者「プリニウス」が著した書物です。 地理学、天文学、動植物など、自然界のあらゆる物事や現象について、全37巻という膨大な巻数にわたって記されています。 古代ローマ時代の科学について詳細に記載されているため、科学史に残る貴重な資料として受け継がれています。 古代に信じられていた科学は、現代ではファンタジー小説の設定に出てきそうな、幻想的な面も数多く見受けられます。 そんな博物誌の最後を彩る第37巻のテーマは「宝石」。 『博物誌』に記載された宝石たちの特徴や歴史の中には、現代ではあまり知られていないことや、思わず驚いてしまうような不可思議なことも数多く記されています。 今回は、そんなプリニウスの『博物誌』に登場する現代でもよく知られた宝石

                                プリニウスの『博物誌』に登場する宝石たち【身近な宝石編】 - ナゾロジー
                              • 中東に残る古代ローマの栄華、驚きの遺跡群、ジェラシュ

                                ローマ帝国の支配下にあり、繁栄の真っただ中だった2世紀のジェラシュの復元図。(ILLUSTRATION BY JOSEP RAM) 旧約聖書には、エジプトを出て約束の地を目指したイスラエルの民は、エドム王国を通過する必要があったと記されている。現在のイスラエル南部とヨルダンにまたがる地だ。そこで、イスラエル人はエドム人に「あなたの国境を越えるまで『王の道』を通ります」(民数記21章22節)と言って、領内を通過させてくれるように懇願する。 この「王の道」は青銅器時代からあり、エジプトと紅海のアカバ湾、そして今のシリアのダマスカスを結ぶ一帯の主要な交易路だった。大きな帝国の首都は築かれなかったものの、エジプトから穀物、イエメンから香、紅海から真珠、インドから香辛料がもたらされ、道沿いの都市は商業で富を成した。 最も繁栄した都市の一つが、ギリシャ文化が広まった時期に築かれたジェラシュだ。ジェラシ

                                  中東に残る古代ローマの栄華、驚きの遺跡群、ジェラシュ
                                • 前方後円墳 奥出雲で新たに77基 赤色立体地図 発見に貢献 本庄考古学研究室・曳野律夫さん | 山陰中央新報デジタル

                                  島根県奥出雲町で、これまでに5基しか見つかっていなかった前方後円墳が新たに77基発見された。松江市の考古学者3人でつくる本庄考古学研究室が、町が森林管理のため製作した地形の立体感が分かる「赤色立体地図」で浮かび上がった古墳に目星を付け、多数の発見に至った。 赤色立体地図は、航空レーザー測量で標高データを集めた地図で、どの方向から見ても立体的に見えるため、細部の地形が分かりやすい。傾斜がきついほど赤色が濃くなり、なだらかだと白っぽくなる。古墳のように人工的に造られた地形の場合、形が浮かび上がるという。 前方後円墳は畿内政権とのつながりを象徴する古墳と考えられている。出雲部ではこれまで...

                                    前方後円墳 奥出雲で新たに77基 赤色立体地図 発見に貢献 本庄考古学研究室・曳野律夫さん | 山陰中央新報デジタル
                                  • イギリスで発見された「ローマ時代の卵」に黄身や白身が混ざった液体が保存されていることが判明

                                    イギリス南部にある約1700年前のローマ時代の遺跡から発掘されたニワトリの卵を3Dスキャンしたところ、殻の中に黄身や白身が混ざった液体が保存されていることが判明しました。これは中身が残ったまま発見された最古の卵の可能性があるとのことです。 Roman egg found in Aylesbury still has contents after 1,700 years | Archaeology | The Guardian https://www.theguardian.com/science/2024/feb/12/roman-egg-found-in-aylesbury-still-has-contents-after-1700-years Spectacularly preserved Roman-age egg still has its yolk and whites | Li

                                      イギリスで発見された「ローマ時代の卵」に黄身や白身が混ざった液体が保存されていることが判明
                                    • 古代のシンボルは現代社会でどのように生き残っているのか?

                                      by damian entwistle 古代文明の中には遺跡や遺物が現代まで残っているものもあり、かつて使われていた古代のシンボルを現代でも見かけることがあります。ハーバード大学の考古学者でありサイエンスライターとしても活動するBridget Alex氏が、「現代社会に残る古代のシンボル」についてまとめています。 The Modern Lives of Ancient Symbols | Discover Magazine https://www.discovermagazine.com/planet-earth/the-modern-lives-of-ancient-symbols ◆1:ココペリ(ネイティブ・アメリカンの精霊・神) ココペリとは、西暦600年~1600年ごろのネイティブ・アメリカンが岩や陶器に描いた精霊・豊穣の神で、一般的には「縦笛を演奏する棒人間」の姿で描かれます。現

                                        古代のシンボルは現代社会でどのように生き残っているのか?
                                      • 古代メソポタミアの煉瓦が明らかにした「地球磁場の年代変化」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                        古代メソポタミアの粘土煉瓦に含まれる酸化鉄粒子に保存されている地球磁場(地磁気)の痕跡を利用して、過去3000年にわたる地球磁場の変化を復元することに、国際研究チームが成功した。 研究チームは、考古学的な遺物に残る地球磁場の痕跡を探す「考古地磁気学」を利用して、地球磁場の(地質学的に見て)短期間の変化に関する理解を深めるたけでなく、これまでは年代測定が不可能だった遺物の年代を決定できるようにしたいと考えている。 論文の共同執筆者で、英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)の考古学研究所の教授を務めるマーク・アルタウィールは「古代メソポタミアの年代決定を行うには、放射性炭素年代などの年代測定法に頼ることが多い。だが、煉瓦や陶器のような最も一般的な文化的遺物の一部は通常、有機物を含まないため、容易に年代測定ができない可能性がある。今回の研究は、重要な年代測定の基準を作成する助けになる

                                          古代メソポタミアの煉瓦が明らかにした「地球磁場の年代変化」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                        • 1700年以上前のボードゲームで使われていたサイコロは細長かった

                                          古代ローマが栄えていた時代に遊ばれていたボードゲームのものと思われるサイコロや駒などが、墓地の遺跡から出土したことをベルゲン大学博物館が報告しています。発掘されたサイコロは現代において一般的な立方体のサイコロではなく、細長い棒状の形をしていました。 Gaming in the Roman Iron Age | Department of Cultural History | University of Bergen https://www.uib.no/en/culturalhistory/135652/gaming-roman-iron-age Ancient Roman dice unearthed in cremation pit in Norway | Live Science https://www.livescience.com/ancient-game-pieces.html

                                            1700年以上前のボードゲームで使われていたサイコロは細長かった
                                          • ダビデの敵ゴリアテも、ペリシテ人のルーツを解明

                                            2016年に今日のイスラエル南部にあたるアシュケロンの遺跡で古代ペリシテ人の共同墓地が発見されたのを機に、新しいDNA研究が始まった。 古代ペリシテ人のDNAが初めて分析され、旧約聖書に登場するイスラエル人最大の敵とも言える民族のルーツとその末路について、かつてない発見があった。7月3日付けの学術誌「Science Advances」誌に論文が発表された。 イスラエル人であるヘブライ語聖書(旧約聖書)の作者たちは、ペリシテ人は自分たちとは違うと断言している。ヘブライ語聖書の数カ所で、この「割礼を受けていない」人々は「カフトルの地(クレタ島)」からやってきて、現在のイスラエル南部とガザ地区の沿岸部を支配したとされる。彼らは隣りの地に住むイスラエル人と戦争をし、イスラエル人が大切にしている「契約の箱」(モーセの十戒が刻まれた石板を納めた箱、「アーク」とも)を奪うことさえした。(参考記事:「ノア

                                              ダビデの敵ゴリアテも、ペリシテ人のルーツを解明
                                            • 2500年前の「バビロン最後の王」により記された碑文を発見 - ナゾロジー

                                              サウジアラビア北部にある玄武岩に、バビロン最後の王・ナボニドゥス(Nabonidus)の名で書かれた碑文が発見されたと、サウジアラビア観光・国家遺産委員会(SCTH)が今回発表しました。 碑文は約2550年前のもので、5つのシンボルと長文の楔形文字が彫刻されています。 この文章が何を意味しているのかは、まだ明らかになっていないとのことです。 Cuneiform inscription from last king of Babylon discovered in Saudi Arabia https://www.livescience.com/longest-cuneiform-inscription-last-babylon-king-saudi-arabia.html Inscriptions from mid 6th century B.C. found in Saudi Arabi

                                                2500年前の「バビロン最後の王」により記された碑文を発見 - ナゾロジー
                                              • ポンペイを滅ぼしたベスビオ79年噴火の日付

                                                早川由紀夫 @HayakawaYukio ポンペイ最後の日。定説の8月24日は、小プリニーがタキツスの求めに応じておじさんが死んだときの様子を30年後に書いて送った手紙にそう書いてあるから。10月17日の落書きは興味深いが、それが西暦79年であることはどうしてわかるのかな。西暦78年だとは考えられないのか。明日の放送を見よう。 2019-06-28 14:54:49 月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase 「ユリウス暦より以前のローマでは、春分を含むマルチウス(3月)から1年が始まった。ところが、一年制の執政官(コンスル)の任期が新年の2ヶ月前に始まるところから、政治年度の始めと常用暦の新年と二本立てのような形になり、カエサルによるユリウス暦導入にあたって(続 2019-06-28 15:59:58 月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase 承

                                                  ポンペイを滅ぼしたベスビオ79年噴火の日付
                                                • マヤ文明崩壊の謎を追う、「ある日突然捨てられる都市」が拡大

                                                  ティカルの神殿 太い木の根が這うグアテマラ、ペテンの密林の上にそびえる、古代マヤ都市ティカルの5号神殿。高さ57メートルのこの建造物は、中央アクロポリスの南に600年頃に建てられた。(BRIAN VAN TIGEHM/ALAMY/ACI) マヤ文明はかつて、現代のメキシコ南部と中米にかけてのメソアメリカ地域全体に広がっていた。そこでは都市が繁栄し、何千人もの人々が暮らしていたが、西暦800年からおよそ200年の間に都市から人がいなくなり、壮大な寺院は打ち捨てられ、見事な芸術品は未完成のまま放置された。 その終わりと同じく、マヤ文化の始まりもまた、いつだったのかを特定するのは簡単ではない。多くの学者が、マヤ文化が形成されたのは、南米から狩猟採集民がメソアメリカに移住して以降の紀元前7000年から紀元前2000年までのどこかの時点だと考えている。 紀元前4000年頃、彼らの主食だったトウモロコ

                                                    マヤ文明崩壊の謎を追う、「ある日突然捨てられる都市」が拡大
                                                  • 2000年近く前の古代都市遺跡で「飲食店カウンター」発掘 | NHKニュース

                                                    イタリアの古代の都市遺跡ポンペイで色鮮やかな動物などのフレスコ画が描かれた飲食店のカウンターが発掘され、専門家は2000年近く前の人々の暮らしぶりを知る手がかりになると評価しています。 イタリア南部のナポリ近郊にあるポンペイは、西暦79年にベスビオ火山の噴火で火山灰に埋もれた古代都市の遺跡で、当時の町並みなどが残されているとしてユネスコの世界遺産に登録されています。 遺跡の発掘作業を行っているチームは28日までに「テルモポリウム」と呼ばれる飲食店のカウンターの跡を見つけたと発表しました。 カウンターには、鳥や海の精霊などが色鮮やかなフレスコ画で描かれていて、このうち、めんどりは赤色のとさかや茶色の毛並みが精密に表現されています。 また、遺跡からはカタツムリや魚など、食材とみられるものも見つかったということです。 発掘チームを率いるマッシモ・オサンナさんは地元メディアに対し「すばらしい発見だ

                                                      2000年近く前の古代都市遺跡で「飲食店カウンター」発掘 | NHKニュース
                                                    • 日本旗章学協会のホームページへようこそ

                                                      日本旗章学協会は旗章学協会国際連盟のオフィシャルメンバーです。 The JAVA is an official member of the International Federation of Vexillological Associations(FIAV).

                                                        日本旗章学協会のホームページへようこそ
                                                      • 北硫黄島「石野遺跡」 石の謎30年 先史時代の痕跡、調査中断のまま:東京新聞 TOKYO Web

                                                        世界自然遺産の小笠原諸島の小さな無人島に、推定2000年前の文化遺産があるのをご存じだろうか。北硫黄島の「石野遺跡」には、絵が彫られた巨石やストーンサークルなどが残されている。古代の海の民はどこから、何のためにやってきたのか−。調査は事故のために中断され、多くの謎は未解明のまま。5日で発見から30年を迎える。

                                                          北硫黄島「石野遺跡」 石の謎30年 先史時代の痕跡、調査中断のまま:東京新聞 TOKYO Web
                                                        • 紀元前1100年頃に消滅した都市「デイル・アラ」で使用されていた古代文字とは?

                                                          1964年、ヨルダン渓谷で青銅器時代の寺院を調査していたライデン大学の考古学者・ヘンク・フランケン氏らのチームによって、古代文字が書かれた粘土板が発見されました。 ANE TODAY - 202101 - The Enigmatic Tablets from Late Bronze Age Deir ‘Alla - American Society of Overseas Research (ASOR) https://www.asor.org/anetoday/2021/01/enigmatic-tablets フランケン氏らはヨルダン渓谷の中心、デイル・アラと呼ばれる地域で発掘調査を行っていました。デイル・アラには紀元前1200年頃の住居や寺院などが残されており、フランケン氏らはそこで儀式用の器やうろこ状のよろい、エジプト第19王朝の女王からの贈り物など、さまざまな遺物を発見しました。

                                                            紀元前1100年頃に消滅した都市「デイル・アラ」で使用されていた古代文字とは?
                                                          • 古代エジプトの都市遺構発見 ツタンカーメン時代“ポンペイ級”か | 毎日新聞

                                                            エジプトの考古学専門家による発掘チームは8日、同国南部ルクソールのナイル川西岸で3400年以上前に造営された古代都市の遺構が出土したと発表した。古代エジプトの新王国時代最盛期とされるアメンホテプ3世や少年王ツタンカーメンが統治した当時のものという。ロイター通信は、古代の生活ぶりなどを今に伝える「極めて重要な発見」とする米国専門家の声を伝えている。 エジプトの元文化財担当国務相のザヒ・ハワス博士率いるチームの発表によると、今回の遺構は、新型コロナウイルス禍の中で昨年9月に始めた発掘作業で見つかった。当初はツタンカーメンの葬祭殿を探していたという。

                                                              古代エジプトの都市遺構発見 ツタンカーメン時代“ポンペイ級”か | 毎日新聞
                                                            • 古代マヤ、大噴火の後にピラミッド建設、復興の象徴か

                                                              中米エルサルバドルにあるマヤ文明のピラミッド(写真手前)。発掘調査により、1500年前のイロパンゴ火山噴火との驚くべき関係が明らかになった。(COURTESY OF AKIRA ICHIKAWA) 今からおよそ1500年前、現在の中米エルサルバドルにあるイロパンゴ火山が史上最大級の噴火を起こし、膨大な量の火山灰や軽石を噴出させた。これらは麓の谷を覆い尽くしただけでなく、広範囲に広がり、北半球の寒冷化を引き起こしたとみられる。 この大噴火によって噴出した火山灰は「ティエラ・ブランカ・ホーベン(若い白土)」と呼ばれ、古代マヤ文明の一時的な衰退を促したと考えられてきた。しかし、9月21日付けで学術誌「Antiquity」に発表された論文は、一概にそうは言えないことを示唆している。噴火後、火口からわずか40キロほど離れた地域で、これまで考えられていたより早い時期に、大型のピラミッドが建設されたとい

                                                                古代マヤ、大噴火の後にピラミッド建設、復興の象徴か
                                                              • 【書評】『物部氏と石上神宮の古代史』(平林章仁・著) : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                このところ短い出張が立て込んだりして、空き時間に本を読み倒していたのですが、「うわ、面白い!」というよりは「これは興味深いですね」な雰囲気の佇まいの本と何冊か巡り合ったので、備忘録がてら綴ってみたいと思います。 中でも、思いのほか出色だったのは『物部氏と石上神宮の古代史 ヤマト王権・天皇・神祇祭祀・仏教 』(平林章仁・著)は、難解とされる日本古代史の扉を開くような書き口・装丁による間口の広さと、そこから広がる世界の奥行きの深さが読み手の心に響く内容になっていました。類書はそれなりに読んでいるつもりでも、物部氏と古代王権の関係、古代国家と仏教の繋がりも含めた「なるほど、その可能性は高いんだろうなあ」と思わせるしっかりとした論述が、人間社会における権力とは何なのかを思わせます。 Amazonリンクはこちら [引用] p141 要するに、彼ら僧侶や技術集団は、百済からヤマト王権・天皇に贈与された

                                                                  【書評】『物部氏と石上神宮の古代史』(平林章仁・著) : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                • 3400年前の古代エジプト人が作った犬の彫刻が神がかり!「犬愛を感じる」「なのにデッサン力がアレな不思議」

                                                                  水晶 @kokutenkyou そして個人的にお気に入りの3400年前のエジプト人が彫ったイッヌ。 彫技が神懸かってて製作年代を見ると??!?ってなる。 しかもレバーを押すと口が開いて舌が出るギミックまで付いているという…! pic.twitter.com/9deUEpRlD8 2019-07-05 22:36:16

                                                                    3400年前の古代エジプト人が作った犬の彫刻が神がかり!「犬愛を感じる」「なのにデッサン力がアレな不思議」
                                                                  • シュメール文明の遺跡で発掘、くさび形文字の遺物など発見 イラク

                                                                    イラク南部ジーカール県テルローにあるシュメール文明の都市ギルスの遺跡で発見されたくさび形文字のある遺物(2021年11月14日撮影)。(c)Asaad NIAZI / AFP

                                                                      シュメール文明の遺跡で発掘、くさび形文字の遺物など発見 イラク
                                                                    • 3200年前のエジプトの石板にはピラミッド建設の労働者の「仕事をサボる言い訳」が書き連ねられている

                                                                      大勢の集団で仕事をする時、同じ仕事をするメンバーの中に仕事をサボる者が現れることがよくあります。紀元前1250年にエジプトでピラミッドを建設する時も仕事をサボる労働者がいたことを、当時のピラミッド建設チームの石板が記しています。 ostracon | British Museum https://www.britishmuseum.org/collection/object/Y_EA5634 3,200-Year-Old Egyptian Tablet Records Excuses for Why People Missed Work: "The Scorpion Bit Him," "Brewing Beer" & More | Open Culture https://www.openculture.com/2022/02/3200-year-old-egyptian-tablet-

                                                                        3200年前のエジプトの石板にはピラミッド建設の労働者の「仕事をサボる言い訳」が書き連ねられている
                                                                      • 2千年前の印章に「聖書の木」 イスラエル

                                                                        2000年前のアメジストの印章。鳥と枝が確認できる。エルサレム旧市街で(2021年10月21日撮影)。(c)MENAHEM KAHANA / AFP 【10月22日 AFP】エルサレム旧市街(Old City)にある「嘆きの壁(Western Wall)」の基礎部分から、2000年前のアメジストの印章が見つかった。 都市遺跡「ダビデの町(City of David)」の北側で見つかった印章には、鳥と枝の模様が彫られていた。枝は、聖書でバルサムの木として登場する植物のものを表しているとみられる。この植物の模様が施された印章が見つかるのは世界初と考えられるという。(c)AFP

                                                                          2千年前の印章に「聖書の木」 イスラエル
                                                                        • 2600年手付かずの古代帝国レリーフを発見、ISが破壊した現場から

                                                                          イラク、モスル近郊にあるニネベ遺跡のマシュキ門で、約2600年前からだれの目にも触れてこなかった石板のレリーフからそっと土を払う、イラクと米国の合同考古学チームのメンバー。(PHOTOGRAPH BY ZAID AL-OBEIDI, AFP/GETTY) 過激派組織「イスラム国」(IS)が破壊した古代遺跡を調査していたイラクと米国の合同チームが、約2600年もの間だれの目にも触れてこなかった見事な芸術作品を発見した。 見つかったのは、精巧な浮き彫りが施された7枚の石板。もとはイラク北部の古代都市ニネベの南西宮殿に使われていたもので、新アッシリア帝国の王センナケリブ(在位紀元前705〜681年)の時代に作られたと考えられている。「まったく予想外の発見でした」と、イラク、モスル大学考古学部の元学部長で、発掘チームの一員であるアリ・アル=ジャブーリ氏は言う。 「革命的」な作品 英国の大英博物館に

                                                                            2600年手付かずの古代帝国レリーフを発見、ISが破壊した現場から
                                                                          • 動画:古代エルサレムは巨大な壁で囲われていた、新発見の壁が証明

                                                                            【7月16日 AFP】考古学者らは14日、鉄器時代に建設された石造りの壁が新たに2か所で発見されたことで、古代エルサレムの東側斜面全体が、かつて巨大な壁で守られていたことが「はっきりと」証明されたと語った。 これまでの数十年で、長さ90メートルと30メートルの壁が発見されていた。だが、その間には70メートル分の空間があり、第1神殿(First Temple)があったとされる古代エルサレムの東側が一続きの壁で守られていたかどうかは疑問視されていた。 今回、新たに発見されたのは、14メートルと3メートルの壁だ。 発掘を率いた古代エルサレム研究センター(Ancient Jerusalem Research Centre)の考古学者フィリップ・ブコサボビッチ(Filip Vukosavovic)氏は、「新たに二つの部分が発見されたことで、古代エルサレムのダビデの町(City of David)、つ

                                                                              動画:古代エルサレムは巨大な壁で囲われていた、新発見の壁が証明
                                                                            • 古代メソポタミアの戦車を引いていたのは「史上初のハイブリッド種」のロバだった! - ナゾロジー

                                                                              約4500年前のメソポタミアで、四輪戦車をけん引するために使用された動物・クンガ(kungas)。 その存在は古くから知られていたものの、クンガがどんな生き物であるかは分かっていません。 しかし今回、ジャック・モノ研究所(IJM・仏)により、クンガはロバの家畜種と野生種を交配させたハイブリッドだったことが判明しました。 これは、人の手による史上初のハイブリッド種であり、軍用馬の登場より500年以上も早いとのことです。 研究は、1月14日付で学術誌『Science Advances』に掲載されています。 These Ancient ‘War Donkeys’ Were Likely The 1st Human-Bred Hybrid Animals https://www.sciencealert.com/ancient-war-donkeys-kungas-were-likely-the-

                                                                                古代メソポタミアの戦車を引いていたのは「史上初のハイブリッド種」のロバだった! - ナゾロジー
                                                                              • 朝鮮半島最大の古代の墓、開けた直後に閉じた理由は

                                                                                [ノ・ヒョンソクの時事文化財] 長鼓峰古墳をめぐり考古学界で騒ぎに 日本の古墳に似た構造や祭祀の跡をめぐり議論 「追加発掘後に一般公開」とし、再び埋める 墓の被葬者は百済の統制を受けた倭人? 日本の右翼が任那日本府説の根拠にすることを懸念 最近発掘調査された全羅南道海南郡北日面方山里の長鼓峰古墳内部の石室。遺体を置く部屋への入口の玄門が正面にみえ、平らな板石をいくつか置いた床と砕いた石を整然と積んだ石室の壁面が見える。1990年代までに2回盗掘され、内部の遺物は大部分が失われた//ハンギョレ新聞社 朝鮮半島で最大の古代の単一の墓が、新年の初めについに開かれた。考古学者らは5~6世紀の日本の古墳とそっくりな墓の構造に驚き、すぐに土で覆われ再び埋められてしまったことにがっかりした。今年1月、国土最南端の海南(ヘナム)から聞こえた墓の発掘に続く覆土のニュースは、メディアには公開されなかったが、韓

                                                                                  朝鮮半島最大の古代の墓、開けた直後に閉じた理由は
                                                                                • 世界の七不思議、千年働いた超巨大「アレクサンドリアの大灯台」

                                                                                  高さ100メートルを超えるアレクサンドリアの大灯台には、プトレマイオス朝のファラオと女王をかたどった巨大な花崗岩の像が置かれていた。塔には巨大な白い石灰岩が使われ、当時はエジプトの太陽を浴びてまぶしく輝いていたことだろう。(JEAN-CLAUDE GOLVIN/MUSÉE DÉPARTEMENTAL ARLES ANTIQUE) 「世界の七不思議」の一つに数えられているアレクサンドリアの大灯台は、美しさと機能性を兼ね備え、何百年にもわたって船を安全に古代エジプトの港へ導く役割を果たしていた。そのおかげで、アレクサンドリアの街は古代世界における地中海交易の中心地として大きく発展した。(参考記事:「古代の人々があこがれた「世界の七不思議」」) アレクサンドリアは、マケドニア王国のアレクサンドロス大王によって、紀元前331年に築かれた港湾都市だ。ペルシアと戦い始めてからわずか3年で地中海の東側の

                                                                                    世界の七不思議、千年働いた超巨大「アレクサンドリアの大灯台」