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古生物の検索結果41 - 80 件 / 669件

  • 『エビOKでカニNG』という甲殻類アレルギーの人がいるけどタラバガニ(ヤドカリの仲間)を食べたらどうなるの?→実体験が寄せられる

    中島保寿(古生物学者) @japanfossil 中島保寿 Yasuhisa Nakajima Ph.D/paleontologist at Tokyo City University 古生物学者@東京都市大学准教授/理工学部自然科学科&大学院総合理工学研究科自然科学専攻で古生物学の研究室をつくっています。完成度今80% #TCUPaleoLab fossiljapan.com 中島保寿(古生物学者) @japanfossil 詳しい人に教えて頂きたく…甲殻類アレルギーで『エビはOKカニはダメ』という人がいるのですが、どちらにも属さない(どちらかと言うとカニに近い)ヤドカリを食べたらどうなるのでしょうか?万が一ヤドカリの仲間であるタラバガニは食べても大丈夫だったりしないでしょうか?kagakubar.com/evolution/19.h… pic.twitter.com/KNehHwsR1

      『エビOKでカニNG』という甲殻類アレルギーの人がいるけどタラバガニ(ヤドカリの仲間)を食べたらどうなるの?→実体験が寄せられる
    • 「謎めいた古生物」全身骨格を発掘 8割以上で「最も完全な形」:朝日新聞デジタル

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        「謎めいた古生物」全身骨格を発掘 8割以上で「最も完全な形」:朝日新聞デジタル
      • 世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学

        東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木千壽)理工学部自然科学科の中島保寿准教授らの研究グループは、化石爬虫類が成長する過程で性別による形の違い(性的二型)の現れる時期、すなわち「思春期」を初めて特定しました。 このたび、中国貴州省の中期三畳紀ラディン期(約2億4000万年前)の地層から大量に発見される海生爬虫類「ケイチョウサウルス(Keichousaurus)」の骨を顕微鏡で解析することによって、誕生後2年間で急速に成長すること、および、オスとメスの形態差が誕生後1年目から2年目にかけて現れることを明らかにしました。 爬虫類の化石は数が少なく、保存状態は不完全なことが多いため、絶滅爬虫類の性成熟過程とそれが性的二型に与える影響について、詳しいことはわかっていませんでした。 今回の発見により、ケイチョウサウルスは現在の小型爬虫類と同様、生後約1年目から2年目にかけての「思春期」に性成熟した

          世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学
        • 恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州

          恐竜の骨で作った彫刻。約5万ドル(約750万円)の値段が付けられていた。今回押収された、米ユタ州の公有地から違法に発掘された化石の1点。(PHOTOGRAPH BY BUREAU OF LAND MANAGEMENT) 米国ユタ州の連邦検察は2023年10月19日、大規模な恐竜化石密輸に関わった罪で4人を起訴したと発表した。 起訴状などによると、米国政府がユタ州に所有する土地から秘密裏に発掘された恐竜などの化石が、展示販売会などで売りさばかれたり、建築資材や宝石と偽って中国に輸出されたりしていた。違法な取引と虚偽の申告は2018年3月から2023年初めまで続いた。 「違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました。未来の世代はもう、これらの化石から科学的探究と驚きを体験することはできません」と、ユタ

            恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州
          • 4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー

            失われた太古の海洋世界がすっぽり丸ごと掘り当てられたようです。 中国科学アカデミー(CAS)、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)らの国際研究チームはこのほど、英ウェールズにあるキャッスルバンク採石場にて、約4億6200万年前のオルドビス紀中期に当たる海洋生態系の化石群を発見したと発表しました。 これまでに170種以上の古生物の化石が見つかっており、そのほとんどが新種とのことです。 研究者らはこの驚くべき化石群を”海洋の小人世界(Marine Dwarf World)”と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年5月1日付で科学雑誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 Middle Ordovician ‘marine dwarf world’ found in Castle Bank, Wales https://phys

              4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー
            • Daily Life:生物学者は「自然主義的誤謬」概念をどう使ってきたか

              July 16, 2020 生物学者は「自然主義的誤謬」概念をどう使ってきたか 最近発表された人間行動進化学会の声明の中で、「自然主義的誤謬」という哲学由来の概念が使われていた。 そこでは、自然主義的誤謬が、「「自然の状態」を「あるべき状態だ」もしくは「望ましい状態だ」とする自然主義的誤謬と呼ばれる「間違い」」という言い方で紹介されている。これを倫理学者が聞いたなら「いや、自然主義的誤謬はそういう意味じゃないんだけどなあ」と言いたくなるところであろう。しかし、進化生物学者と「自然主義的誤謬」という概念の付き合いはかなり長く、それなりの経緯がある。本稿の目的はとりあえずその経緯を追うことで、「自然主義的誤謬」という概念の適切な用法とはなんだろうかということを考えることである。 最初に断っておくが、本稿はいかなる意味でも体系的なサーベイとはなっていない。どちらかといえば、目立つ事例いくつかをつ

              • 赤ちゃんマンモス、カナダで発見 保存状態良好

                カナダ・ユーコン準州ドーソン南部にある永久凍土から発掘されたケナガマンモスの赤ちゃん。ユーコン準州政府提供(2022年6月25日公開)。(c)AFP PHOTO / GOVERNMENT OF YUKON 【6月26日 AFP】カナダ極北のユーコン(Yukon)準州クロンダイク(Klondike)の金鉱地帯でこのほど、凍った状態のケナガマンモスの赤ちゃんがほぼ完全な形で発見された。北米で保存状態が良好なマンモスが見つかったのは初めて。 古生物学者のグラント・ザズーラ(Grant Zazula)氏は、皮膚も毛も残っており、「世界でこれまでに発掘された氷河期のミイラ化した動物としては最も状態の良いものの一つだ」と語った。 赤ちゃんマンモスは、米アラスカ州に接するユーコン準州ドーソン(Dawson)南部の永久凍土の中から、鉱山労働者が掘削作業中に発見した。 性別は雌で、3万年以上前に死んだとみら

                  赤ちゃんマンモス、カナダで発見 保存状態良好
                • 英海岸で発見のヤスデの化石、「史上最大の虫」と判明 全長2.6m

                  (CNN) 英イングランド北部の海岸で見つかった「アースロプレウラ」と呼ばれる巨大なヤスデの化石について、「史上最大の虫」であることが判明した。古生物学者の研究チームが明らかにした。 化石の発見は2018年1月。ノーサンバーランド州ホウィック湾の砂浜に崖から砂岩が落下し、割れた岩の中から化石が顔をのぞかせていた。 「まったく偶然の発見だった」。ケンブリッジ大学地球科学部のニール・デイビス講師はそう振り返り、石を見つけたのは元博士研究員だったと言い添えた。あまりに巨大なため、4人がかりで崖の上まで運ぶ必要があったという。 化石の年代は石炭紀の約3億2600万年前で、恐竜の出現より1億年あまり前に当たる。 声明によると、生きていた時の体長は幅55センチ、全長2.63メートル、体重50キロに達していたと推定され、以前最大とみられていたウミサソリを超える史上最大の無脊椎(せきつい)動物になる。 ア

                    英海岸で発見のヤスデの化石、「史上最大の虫」と判明 全長2.6m
                  • 巡回展「ポケモン化石博物館」Pokémon Fossil Museum - 国立科学博物館

                    2024年3月26日山口県 防府市青少年科学館ソラールの開催決定!(2024年11月9日~2025年2月24日) ※詳細については、決まり次第、防府市青少年科学館ソラールホームページでご案内いたします。 2024年3月22日岐阜県 岐阜県博物館のチケット情報が発表されました。 2024年3月20日熊本県 御船町恐竜博物館で、2024年6月23日(日)まで開催中です! 2024年3月6日 「グッズ・図録」を更新しました。 2024年3月4日岩手県 岩手県立博物館の会期が終了しました。沢山の方にお越しいただきありがとうございました。 2024年2月15日岐阜県 岐阜県博物館の開催決定!(2024年7月19日~ 2024年10月27日) ※詳細については、決まり次第、岐阜県博物館ホームページでご案内いたします。 2024年2月1日熊本県 御船町恐竜博物館で、入館予約を開始しました。 2023年1

                      巡回展「ポケモン化石博物館」Pokémon Fossil Museum - 国立科学博物館
                    • 「ピチュー」と「ピカチュウ」ではどちらを強いと感じるか…世界中で研究が進む「ポケモン言語学」の最前線 なぜポケモンは進化するほど濁音が増えるのか

                      学会で議論を禁じられた「言語の起源」という巨大な謎 言語学の世界に立ちはだかるスフィンクスがいる。そのスフィンクスが投げかける謎とは、「ヒトという種は、言語を獲得する前に、どのように意思疎通を行っていたのか」というものだ。この問題については、現在、上の娘も興味を持っている。 【娘】言葉ができる前って、言葉もないのに、物の名前をどうやって決めたの? 【私】それがわかったら、一緒に論文書こうねー。ノーベル賞もらおうねー。 という会話がお風呂の中で繰り広げられた。実は、この言語の起源に関する問題は言語学の根本的な問題のひとつであるにもかかわらず、答えを出すのが難しく、19世紀にはフランスの言語学会が、この問題について議論すること自体を禁止したほどだ。「言語学者が論じるのを禁じられたら、誰が論じるんだっ!?」と突っ込みたくもなるが、議論自体が難しいのも事実である。ドラえもんにタイムマシンを借りられ

                        「ピチュー」と「ピカチュウ」ではどちらを強いと感じるか…世界中で研究が進む「ポケモン言語学」の最前線 なぜポケモンは進化するほど濁音が増えるのか
                      • 国立科学博物館で化石のレプリカを作り続けて50年、研究者が惚れ込んだレジェンド職人がついに引退 しかし後継者が…|あなたの静岡新聞

                        円尾博美さん(90)。本業は彫刻家で、主に国立科学博物館の研究者から依頼を受けて標本のレプリカを作ってきた。訪れた人の視線を釘付けにする迫力のある首長竜「フタバスズキリュウ」の全身骨格をはじめ、東京・上野にある同博物館の日本館で展示するレプリカの大半の製作に関わったという。博物館の展示と古生物研究を長きにわたって支えてきた円尾さんの足跡と功績を取材した。(共同通信=岩村賢人) ▽展示だけじゃないレプリカの価値 展示されているのが実物の化石ではないと知ってがっかりした人がいるかもしれない。だが、レプリカを軽んじてはいけない。展示だけでなく、学術的にも非常に重要な役割があるのだ。 貴重な実物の標本を末永く維持していくには、劣化や破損の原因となる光や湿気、移動を極力避けなければならない。そのため博物館の外への持ち出しはもちろん、展示すらも制限される場合が多い。一方、レプリカは保存や運搬が比較的容

                          国立科学博物館で化石のレプリカを作り続けて50年、研究者が惚れ込んだレジェンド職人がついに引退 しかし後継者が…|あなたの静岡新聞
                        • 単細胞性の酵母が試験管で「巨大な多細胞体」に進化、驚きの実験

                          細胞が40万個以上に増殖した酵母のクラスター。圧力を加えると、写真のように枝分かれした小さな細胞の塊になった。(PHOTOGRAPH BY OZAN BOZDAG) 生命はいかにして、単細胞から始まり、今のようなかくも美しく複雑な生物へと進化したのだろうか。そもそも細胞は、どのようにして集まり、互いに協力することを学び、数億から数兆個もの細胞から成る有機体を形成するようになったのだろうか。(参考記事:「5.7億年前、生物たちはなぜ複雑になったのか」) その答えはまだ見つかっていないが、米ジョージア工科大学による最新の実験結果が、大きな手掛かりを与えてくれるかもしれない。同大学の研究チームは、試験管の中で本来は単細胞性の酵母が肉眼で見えるほど巨大なクラスター(集合体)にまで進化する様子を観察し、複雑な多細胞構造の起源を探る研究への道筋をつけた。 実験で得られた酵母のクラスターは大きさが直径2

                            単細胞性の酵母が試験管で「巨大な多細胞体」に進化、驚きの実験
                          • 史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明

                            by Karen Carr 地球上に存在した中で最大の肉食動物のひとつであるメガロドンは、2300万年前に登場し、360万年前に姿を消すまで約2000万年間にわたり地球の海に君臨していた巨大なサメで、体長は少なくとも15メートル、最大で20メートルにも達したとされています。そんなメガロドンの体には周囲の海水より温かい血が流れていたことがわかりました。 Endothermic physiology of extinct megatooth sharks | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2218153120 Megalodon was a warm-blooded killer, but that may have doomed it to extinction | Live Science https://www.livescience.com/ani

                              史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明
                            • 古生物「アノマロカリス」の復元図が最近微妙にアプデされたらしく「かっこいい!」「強化型かな?」などの声

                              リンク Wikipedia フルディア フルディア(Hurdia)は、カンブリア紀に生息したフルディア科のアノマロカリス類の1属。頭部に大きな甲皮を持ち、カンブリア紀の海に広く分布したアノマロカリス類である。 フルディアは、カンブリア紀の海において巨大な生物の一つである。完全化石の体長はおよそ20㎝(0.66フィート)に達するが、散在する化石部位の大きさから推測すると、およそ50㎝にも及ぶと推測される。 頭部は3枚の巨大な甲皮(head carapace complex)、大きな複眼、熊手状の前部付属肢、および放射状の口器(oral come) リンク Wikipedia エーギロカシス エーギロカシス(Aegirocassis)はオルドビス紀の地層から発見されたアノマロカリス類の1属。シンダーハンネスに次ぐカンブリア紀以外のアノマロカリス類である。本属は Aegirocassis ben

                                古生物「アノマロカリス」の復元図が最近微妙にアプデされたらしく「かっこいい!」「強化型かな?」などの声
                              • 「ピチュー」と「ピカチュウ」ではどちらを強いと感じるか…世界中で研究が進む「ポケモン言語学」の最前線 - ライブドアニュース

                                「学」という研究分野がある。慶應義塾大学文化研究所の川原繁人教授は「を遊ぶ人たちには『進化するほど濁音が増える』という連想が働く。これは、日本語話者だけでなく、英語・ポルトガル語・ロシア語でも成り立つことがわかっている。の名前を分析することで、起源の謎が解き明かせるかもしれない」という――。※本稿は、川原繁人『フリースタイル学』(大和書房)の一部を再編集したものです。 写真=iStock.com/CHENG FENG CHIANG※写真はイメージです - 写真=iStock.com/CHENG FENG CHIANG■学会で議論を禁じられた「の起源」という巨大な謎学の世界に立ちはだかるスフィンクスがいる。そのスフィンクスが投げかける謎とは、「ヒトという種は、を獲得する前に、どのように意思疎通を行っていたのか」というものだ。この問題については、現在、上の娘も興味を持っている。 【娘】言葉がで

                                  「ピチュー」と「ピカチュウ」ではどちらを強いと感じるか…世界中で研究が進む「ポケモン言語学」の最前線 - ライブドアニュース
                                • リモートワークでのコミュニケーションに向いているのは「『うーん』と思った時に『うーん』と文字で打てる人」という話に納得する人たち

                                  ムラキ | Muraki @u_vf3 6歳の息子がいるエンタメ界隈のプロダクトマネージャー、たまに執筆業。古生物と音楽とB級映画とSFが好き。個人制作した育休サービス→ yasumo.me 詳しいプロフィールは↓ muraki13.notion.site/Profile_Muraki… ムラキ | Muraki @u_vf3 リモートワークのチャットコミュニケーションに向いてるか向いてないかを判断する方法がわかりました。「うーん」と思ったときに「うーん」と文字で打てる人は向いてます。 2020-06-29 13:41:24

                                    リモートワークでのコミュニケーションに向いているのは「『うーん』と思った時に『うーん』と文字で打てる人」という話に納得する人たち
                                  • 「知的好奇心がくすぐられる良質なゆっくり解説」のリンク集

                                    https://anond.hatelabo.jp/20230227141843 で、 本文・トラバ・ブコメで言及されていたチャンネルのリストです。 動画数は目視で確認したので、間違いがあれば修正します。 AnonymousDiaryでは、10個以上のリンクは張れないが、はてな記法をつかえばいけると聞いて、小細工してみました。 投稿できていれば幸い。 ジャンルはよく分からなかったので、適当に入れているものも多いです。よく分からなかったら雑学です。 健康情報を扱っているもの、言及先のチャンネルが分からなかったものは除外しました。 Cabernetさんの動画数は、多くがゲーム実況だったので、歴史解説系の動画数を()の中に記載しています。 Goolge記法Goolge記法ジャンル登録者数 (万人)動画数google:ぴよぴーよ速報google:ぴよぴーよ速報 site:youtube.com雑学

                                      「知的好奇心がくすぐられる良質なゆっくり解説」のリンク集
                                    • 想像図が間違っていたとされる古代生物5選

                                      by Natural Math 恐竜で最も有名とされるティラノサウルスにニワトリのように羽毛で覆われていたという説が近年出てきたように、研究が進むにつれこれまで信じられてきた定説が覆る古代生物も多数います。そんな「予想が間違っていた古代生物」について、議論が続いているものも含めて科学系ニュースサイトのScience Alertがまとめています。 The Famous Fossils Scientists Got Incredibly Wrong https://www.sciencealert.com/five-times-we-got-a-fossil-amazingly-wrong ◆1:4本足のヘビ 「4本足のヘビ」として2015年に古生物学会の話題をさらったのがテトラポドフィス・アンプレクトゥスの化石です。この化石はブラジル北西部にある白亜紀初期(約1億4600万年~1億年前)の地

                                        想像図が間違っていたとされる古代生物5選
                                      • おっぱいに(科学的に)興味がある人必読 『哺乳類誕生』

                                        おっぱいとは何か? この問いに対し、人文科学からたどったのが『乳房論』だ。絵画、文学、宗教、政治、ファッション、医療、ポルノの斬り口から、[乳房をめぐる欲望の歴史]を描き出している。 いっぽう、自然科学からたどったのが本書『哺乳類誕生』だ。遺伝学、分子生物学、獣医学、生物工学、古生物学の斬り口から、乳房に至る進化の歴史を描き出している。 おっぱいで子どもを育てる哺乳類は、どのようにおっぱいを獲得したのか。乳はどのように発達し、どういったメカニズムで出て、生命維持にどのような役割があるのかなど、おっぱいの本質を学ぶことができる。 ワクワクしながらページを開く。第一章は「生命誕生」。 そこからか! おっぱいまでの進化 遺伝子と有性生殖の仕組みを語り、アミノ酸から原生動物、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類に至るまでの進化を丹念に振り返る。これが半分以上を占めており、なかなかおっぱいにたどり着け

                                          おっぱいに(科学的に)興味がある人必読 『哺乳類誕生』
                                        • 14年間隠されていた「決闘する恐竜」化石、ついに表舞台へ

                                          2006年に、民間の化石ハンターが発見したティラノサウルスとトリケラトプスの化石。最近になって米国ノースカロライナ州の博物館に買い取られたことにより、研究が進むと期待されている。(PHOTOGRAPH BY MATT ZEHER) 10年以上、古生物学者たちが行方を気にしていた化石がある。有名な2つの恐竜ティラノサウルスとトリケラトプスが一緒に保存されている貴重な化石だ。しかも、2頭はしっかりと組み合い、まるで戦っているかのように見える。 化石には、「決闘する恐竜」というニックネームがつけられた。どちらの個体もそれぞれ優れたサンプルであるうえに、2頭の恐竜がひとつの化石に収まっているというのは極めて珍しい。死後にたまたま同じ川の砂州に流れ着いて重なり合ってしまったのか、それとも、本当に格闘したまま一緒に息絶えたのか。その答えを知りたくても、これまで科学者がその化石を研究する機会はなかった。

                                            14年間隠されていた「決闘する恐竜」化石、ついに表舞台へ
                                          • 「ロボットにロボットを作らせてはならない」ただ1つの理由(更科 功)

                                            大学の数学 私は大学を卒業してから民間企業に入り、そこを退社してから大学に戻って大学院に入った。生物学(というか古生物学)を始めたのは大学院に入ってからで、最初に大学に入ったときは、4年生まで数学の授業がある学科にいた。 私は真面目な学生ではなかったし、もともと才能もなかったので、偉そうなことは言えないけれど、大学の数学は高校までの数学とは大きく違う。授業の多くの時間は、定理の証明に費やされる。問題を解いたり計算をしたりすることはほとんどない。というか、少なくとも私に関するかぎり、大学の数学の時間に計算をした記憶はまったくない(とはいえ最近の大学の教科書には、計算問題も載っているみたいです)。 半分冗談かもしれないが、ある友人がこんなことを言っていた。「大学の生物は化学みたいで、化学は物理みたいで、物理は数学みたいで、数学は何をしているんだかわからない」 大学の生物は化学みたいで、化学は物

                                              「ロボットにロボットを作らせてはならない」ただ1つの理由(更科 功)
                                            • 二足歩行のワニの足跡発見、1.1億年前の新種、韓国

                                              1億1000万年以上前に生息し、韓国の晋州(チンジュ)層に足跡化石を残したと推定されているワニ形上目バトラコプス・グランディス(Batrachopus grandis)の復元図。(ILLUSTRATION BY ANTHONY ROMILIO, THE UNIVERSITY OF QUEENSLAND, BRISBANE, AUSTRALIA) 1億1000万年以上前の白亜紀には、現在の韓国南部、晋州(チンジュ)市近くの沿岸部は広大な湖に覆われていた。ぬかるんだ湖岸にはカエル、トカゲ、カメ、そして恐竜などがすんでいて、泥に足跡をつけていた。湖の水位が上昇するたびに、こうした足跡に砂が入り、その一部が足跡化石として保存された。 この地域の晋州層という地層からは、これまでに数千個の足跡化石が発見されていると、米コロラド大学デンバー校の古生物学者で、足跡化石などの生痕化石の専門家マーティン・ロッ

                                                二足歩行のワニの足跡発見、1.1億年前の新種、韓国
                                              • きのこたけのこ戦争を終わらせるため、X線を浴びせて中身を解析した結果→「これでむしろ加速してしまうだろ」「争いは終わっても戦いは終わらない…」

                                                有限会社ホワイトラビット @XRayCT X線CTなどの3D画像が専門の会社です。 3D画像解析/CT再構成/自動検査ソフトウェアの開発、博物館向け3Dコンテンツや3Dプリント模型の作成、CTデータの公開が事業内容。 X線CT装置の開発も始めました。 代表は、地質古生物学で博士号を取得後、起業。 GPUによる高速計算が得意で、多変量解析や機械学習も手掛けます。 white-rabbit.jp リンク 有限会社ホワイトラビット 有限会社ホワイトラビット | 3D画像解析ソフトウェアの開発・販売/CT再構成による3Dデータの作成/3Dデータの加工・解析/3Dデータの展示コンテンツやサイトの作成/3Dデータの3Dプリンタによる出力/DICOM STL 変換 ソフトウェア開発会社です。CTスキャンデータ作成とその再構成、3Dデータ作成、データからの模型作成などを行います。3D画像解析ソフトウェア

                                                  きのこたけのこ戦争を終わらせるため、X線を浴びせて中身を解析した結果→「これでむしろ加速してしまうだろ」「争いは終わっても戦いは終わらない…」
                                                • 【肛門はすごい】動物が肛門を持つようになったことで生物圏にもたらされた「革命」とは?

                                                  「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

                                                    【肛門はすごい】動物が肛門を持つようになったことで生物圏にもたらされた「革命」とは?
                                                  • キンメダイの目玉を洗って干しておいたらなんかものすごい形になっていた「ゾワっとする美しさ」

                                                    中島保寿(古生物学者) @japanfossil 煮付けにしたキンメダイの目玉を洗って干しておいたら、なんだかものすごい形に裂けていた。たぶん水晶体を構成する水晶体線維が縦方向に並び、何層にも重なっているからだろう。白い花のようでもあり、死してなお、風化してなお美しい。 pic.twitter.com/pBKdn1Wvoi 2021-05-27 14:33:31

                                                      キンメダイの目玉を洗って干しておいたらなんかものすごい形になっていた「ゾワっとする美しさ」
                                                    • 40代の男性プログラマーが5ヶ月の育休を取った - Islands in the byte stream

                                                      次子のために5ヶ月の育休をとった記録です*1。 家族構成は、外資系*2勤務フルタイムワーカーの私、同じく外資系勤務フルタイムワーカーの妻、長子のmfx氏(2017年9月生まれ)、そして次子のrfx氏(2022年6月生まれ)という四人家族です。 私が育児休業をとったのはrfx氏の育児のためです。妻がはrfxの誕生の1ヶ月前から産休に入り、11月いっぱいまで育休をとりました。私は妻と入れ替わるように11月下旬から翌年の4月下旬まで育休をとったため、約5ヶ月間育児休業を取得することになりました。つまり、rfx氏が保育園に入園して慣らし保育が終わるまでの期間を、私たち夫婦で分担して育休をとり、育児に集中することにしたのです。 長子のmfx氏が生まれたときは、私は育休を取得しませんでした。当時は人数が一桁台のスタートアップ企業に勤めていましたが、育休は取ろうと思えば取れたはずです。しかしなんとなく「

                                                        40代の男性プログラマーが5ヶ月の育休を取った - Islands in the byte stream
                                                      • 初期の恐竜の卵は柔らかかった、初の発見、定説覆す

                                                        ムスサウルスの卵の化石。ムスサウルスは2億2700万~2億850万年前に今日のアルゼンチンにあたる地域に生息していた首の長い草食恐竜で、体長は約6mだった。(IMAGE BY ©DIEGO POL) モンゴルの砂漠とアルゼンチンの高地で見つかった化石が、恐竜のものとしては初めての発見となる、「柔らかい殻をもつ卵」の化石だったことが判明した。そこから、恐竜の産卵と子育てについて、新たな様相が浮かび上がってきた。初期の恐竜は、繁殖に関しては現代の爬虫類によく似ていて、産んだ卵は穴に埋め、その世話をすることはなかったようだ。 この論文は6月17日付けで学術誌「ネイチャー」に掲載された。「ネイチャー」の同じ号にはまた、南極大陸で初めて発見された、おそらく海生爬虫類のものと思われる柔らかい卵の化石についての論文も掲載されている。 今回報告された卵化石はどれも、保存状態の良さはもちろん、存在すること自

                                                          初期の恐竜の卵は柔らかかった、初の発見、定説覆す
                                                        • あらゆる分野で役に立つ科学や法律から導かれた「11の普遍の法則」

                                                          by Pixabay 1つのことを深めたり極めたりするのは重要ですが、多くの分野で普遍的に通用する法則が世の中には存在するため、1つの対象に限定してものを見てしまうと盲目になってしまうこともあります。科学や法律の分野で法則化されたものの中には他の分野でも通じるものが多く存在することから、編集者としてニューヨークタイムズやSABEWで2つの賞を受賞したMorgan Houselが「11の普遍的な法則」を挙げています。 Universal Laws of the World · Collaborative Fund https://www.collaborativefund.com/blog/laws/ ◆1:リトルウッドの法則 by Ben White 数学者だったジョン・エデンサー・リトルウッドは奇跡を「100万回に1度しか発生しない例外的な事象」と定義しました。そして「人間が起きている間

                                                            あらゆる分野で役に立つ科学や法律から導かれた「11の普遍の法則」
                                                          • 生物学とテクノロジーを合体させた、バイオロボティクスについての一冊──『ロボット学者、植物に学ぶ―自然に秘められた未来のテクノロジー』 - 基本読書

                                                            ロボット学者、植物に学ぶ―自然に秘められた未来のテクノロジー 作者:バルバラ・マッツォライ白揚社Amazon通常、ロボットといえば鋭角や四角でゴテゴテしているイメージで、それとは正反対の植物とは結びつかない。しかし、ロボット研究・開発は昆虫や動物からそもそもその着想の多くを得てきたし、今は(3Dプリンタなどの)技術が追いついてきたことによって、植物さえもロボットの着想元として採用されるようになってきている。 というわけで本書『ロボット学者、植物に学ぶ』は、植物の根に着想を得た世界初のロボット〈プラントイド〉を開発し、今も新しい植物×ロボットの開発・研究を行っている植物ロボットの第一人者バルバラ・マッツォライによる初の一般向けノンフィクションである。本書では、彼女が作ったロボットだけではなく、生物に着想を得たロボット──広義のバイオロボティクス分野全般について、魅力的に紹介していく。 正直、

                                                              生物学とテクノロジーを合体させた、バイオロボティクスについての一冊──『ロボット学者、植物に学ぶ―自然に秘められた未来のテクノロジー』 - 基本読書
                                                            • 『ファイナルファンタジーXIV』の世界観にナショジオが与えた影響とは?シナリオライター織田万里氏に聞く

                                                              『ファイナルファンタジー』といえば誰もが一度は聞いたことのあるゲームかもしれない。その14作目に当たるオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)の世界設定/メインシナリオライターを務める織田万里(おだ ばんり)氏、実はナショジオ愛読者でゲームの世界観づくりにナショジオをヒントにしたこともあるらしい。果たしてどんな形でゲームに関わっているのだろうか。意外とも思える『FF14』とナショジオとの関係について、織田氏に話を聞いてみた。 ――織田さんはナショジオを定期購読してくださっているそうですね。どんなきっかけで読むようになったのでしょうか。 もともと歴史や恐竜、古生物といった世界の話が好きで、ナショジオもたまに買っていました。私が今の会社(スクウェア・エニックス)に転職したのは10年ほど前なんですが、その時期から情報収集を兼ねて定期購読を始めたんです。 ――ナショジオの

                                                                『ファイナルファンタジーXIV』の世界観にナショジオが与えた影響とは?シナリオライター織田万里氏に聞く
                                                              • 【2020年3月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                2019年12月〜2020年3月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナの影響で外出を控え自宅にいがちな方も多いのではないでしょうか。 本屋に行くのもためらわれるという方もいるかもしれません。 世界史関連の新刊の最新の情報をまとめましたのでぜひご参考にしてください。 1. 「シリーズ中国の歴史②江南の発展:南宋まで」 丸橋充拓 著 岩波書店 2020/1/21 江南の発展: 南宋まで (岩波新書) 作者:丸橋 充拓 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2020/01/23 メディア: 新書 ユーラシアを見わたせば、中国は、北は遊牧世界、南は海域世界へと開かれている。第二巻は、長江流域に諸文化が展開する先秦から、モンゴルによる大統一を迎える南宋末までの長いスパンで「海の中国」を通観。中原と対峙・統合を重ねながら、この地域が経済・文化の中心として栄えゆく姿を、社会の重層性にも着目しつつダイナミ

                                                                  【2020年3月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                • 2022年ノーベル生理学医学賞解説『絶滅した人類のゲノムと人類の進化に関する発見に対して』 - Lab BRAINS

                                                                  みなさんこんにちは!サイエンス妖精の彩恵りりだよ! 今回は、みんな大注目!2022年ノーベル生理学医学賞解説だよ! まず、今回の受賞者と授賞理由は以下の通りだよ! 2022年10月3日、カロリンスカ研究所ノーベル賞会議は、本日、2022年のノーベル医学生理学賞を以下の者に授与する事を決定しました。 スヴァンテ・ペーボ (Svante Pääbo) 「絶滅した人類のゲノムと人類の進化に関する発見に対して」 Svante Pääbo (スヴァンテ・ペーボ) スウェーデン王国、ストックホルム出身。1955年4月20日生まれの67歳。ドイツ連邦共和国、マックス・プランク進化人類学研究所、および日本国、沖縄科学技術大学院大学所属。 選考委員: Gunilla Karlsson Hedestam & Anna Wedell 人類史をざっくり振り返り! 人類の起源と広がりという疑問は多くの人々の興味を引

                                                                    2022年ノーベル生理学医学賞解説『絶滅した人類のゲノムと人類の進化に関する発見に対して』 - Lab BRAINS
                                                                  • 太古の海生爬虫類の長い首は「諸刃の剣」だった、斬首の跡を発見

                                                                    海生爬虫類タニストロフェウスの椎骨の化石を調べたところ、大型捕食動物に首を食いちぎられていたことがわかった。(ILLUSTRATION BY ROC OLIVÉ (INSTITUT CATALÀ DE PALEONTOLOGIA MIQUEL CRUSAFONT)/FECYT) 約2億4000万年前、三畳紀の海に生息していた海生爬虫類タニストロフェウスは、細長い首の先についた小さな頭と尖った歯を使い、獲物に気づかれないように近づいて捕食していた。体のほかの部分は隠れたまま首だけを出して、無防備な魚やイカを素早く食べていたようだ。(参考記事:「巨大な魚竜の化石が見つかる、英国最大、1億8000万年前」) しかし、最新の研究によって、実はその首がタニストロフェウスの弱点だったと指摘された。論文は、6月20日付けで学術誌「Current Biology」に発表された。 スイスのチューリッヒ大学に

                                                                      太古の海生爬虫類の長い首は「諸刃の剣」だった、斬首の跡を発見
                                                                    • 5億年以上前に生息していた三葉虫が何を食べていたのかがついに判明

                                                                      約5億4000万年~2億5200万年前の古生代に生息していた三葉虫は、2万種以上が知られており、非常に生息数が多い生き物でした。しかし、これまで三葉虫が何を食べていたかについては明らかにされていませんでした。新たにカレル大学の古生物学者であるペトル・クラフト氏らの研究チームが、三葉虫の食事について報告しています。 Uniquely preserved gut contents illuminate trilobite palaeophysiology | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06567-7 We finally know for sure what a trilobite ate | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2023/09/we-finally-

                                                                        5億年以上前に生息していた三葉虫が何を食べていたのかがついに判明
                                                                      • 書評 「生物学者のための科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                        生物学者のための科学哲学 勁草書房Amazon 本書は生物学にかかわる科学哲学の主要トピックについて科学哲学者や科学史家たちが解説したもの.編者は科学哲学者のカンプラーキスと生物学者のウレルで,書名にもあるように想定読者としては生物学者が念頭に置かれている. これまでの生物学の科学哲学の入門書だと「種とは何か」「自然淘汰の単位は何か」「系統樹の推定はどのような営みか」「利他行動の進化とマルチレベル淘汰」「発生システム論」などの個別の各論のトピックが主要テーマになっているものが多いが,本書が取り上げるものは必ずしも「生物学の科学哲学」に限らないということで,「説明」「知識」「理論とモデル」「概念」などの基礎ブロック的なテーマが数多く取り上げられていてなかなかハードな内容になっている.原題は「Philosophy of Science for Biologists」. 第1章 なぜ生物学者は科

                                                                          書評 「生物学者のための科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                                        • N予備校ってどんなサービス? - ドワンゴ教育サービス開発者ブログ

                                                                          N予備校ってどんなサービス? 私達ドワンゴ教育事業本部ではN予備校を開発しています。 この記事では、N予備校がどんな機能やコンテンツを提供しているのか、ひととおり説明します。 N予備校サービス全体像 N予備校は月額1100円(税込)で様々なコンテンツを学ぶことができます。 予備校とサービス名にはついていますが、大学受験以外にもプログラミングなど幅広いジャンルの教材を取り揃えています。 また、アカウントさえあれば高校生に限らず利用可能です。 中学生で高校の内容を学んだり、社会人が学び直しに使ったりできます。 多くの機能が学習をサポートします。 教材:自分のペースで学習を進めることができます 授業:先生の授業を聞きながら、ときに質問したりコメントしたりして理解を深めることができます フォーラム:Q&A形式でわからないことを質問できます VR:VRならではの教材でより理解を深めることができます

                                                                            N予備校ってどんなサービス? - ドワンゴ教育サービス開発者ブログ
                                                                          • 太古の魚竜、命懸けた最後の食事 化石の胃に未消化の獲物

                                                                            中国貴州省の博物館の入り口の近くに展示されたイクチオサウルスの化石。胃の内容物によって腹部が突き出ている(撮影日不明、2020年8月20日提供)。(c)AFP PHOTO /RYOSUKE MOTANI/HANDOUT 【8月21日 AFP】2億3000万年以上前、イルカに似た大型海生爬虫(はちゅう)類イクチオサウルス(ichthyosaur)が最後の食事として自分とほぼ同じ大きさの獲物をむさぼったものの、その後間もなく死んでしまったとする論文が、学術誌「アイサイエンス(iScience)」に20日掲載された。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち イクチオサウルスの腹の中にはトカゲのような海洋爬虫類タラトサウルス(thalattosaur)の頭部と尾を失った死骸が、未消化の状態の化石で見つかった。 2010年に中国南西部の採石場での発掘でこの化石を発見した古生物学者のチームは

                                                                              太古の魚竜、命懸けた最後の食事 化石の胃に未消化の獲物
                                                                            • 木が大地を覆うずっと前の地球は8メートル級の巨大キノコに覆われていたという説

                                                                              恐竜すらも姿を見せていなかった約4億年前の地球環境を調べた研究により、地上が巨大な菌類に覆われていた可能性が示唆されました。 Long Before Trees Overtook the Land, Earth Was Covered by Giant Mushrooms | Smart News| Smithsonian Magazine https://www.smithsonianmag.com/smart-news/long-before-trees-overtook-the-land-earth-was-covered-by-giant-mushrooms-13709647/ Mystery prehistoric fossil verified as giant fungus | New Scientist https://www.newscientist.com/articl

                                                                                木が大地を覆うずっと前の地球は8メートル級の巨大キノコに覆われていたという説
                                                                              • 皮膚が残る2億8000万年前の化石がねつ造された偽物だったことが判明

                                                                                うろこ状の皮膚などの軟組織の痕跡を残し、恐竜出現前の初期の爬虫(はちゅう)類の姿を現代に伝える大変貴重な標本とされてきた古生物の化石が、「岩を掘ってから焼いた骨で作った塗料を塗ったねつ造品」だということが判明しました。保存状態はよくないものの、塗料の下の骨格の一部は本物の可能性があることから、科学者らは最新技術を使った化石の分析に望みをかけています。 Forged soft tissues revealed in the oldest fossil reptile from the early Permian of the Alps - Rossi - 2024 - Palaeontology - Wiley Online Library https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pala.12690 Latest News and Views

                                                                                  皮膚が残る2億8000万年前の化石がねつ造された偽物だったことが判明
                                                                                • イーロン・マスク買収後のX(Twitter)から科学者がどんどん離れている、いったいなぜ?

                                                                                  Twitterがイーロン・マスク氏に買収されて「X」と名前を変え、さらにさまざまなシステムが大きく変更されたことで、混乱してソーシャルメディアの移行を考えるユーザーも多く現れています。学術誌のNatureが、Twitterを長年利用してきた科学者たちもマスク氏の買収以降にXを離れ始めていると報じています。 Thousands of scientists are cutting back on Twitter, seeding angst and uncertainty https://www.nature.com/articles/d41586-023-02554-0 Twitterは誰でも簡単に無料で利用でき、多くの情報をすぐに共有できるという利点があります。この利点は、科学者が論文雑誌を超えて、自身の研究結果を世界中に知らしめることに役立ちます。 例えば、チリのアントファガスタ大学の微

                                                                                    イーロン・マスク買収後のX(Twitter)から科学者がどんどん離れている、いったいなぜ?