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奇談に関するエントリは12件あります。 音楽資料茨城 などが関連タグです。 人気エントリには 『うつろ舟奇談、新たな「兎園小説」発見 茨城・鹿島神宮大宮司が収集』などがあります。
  • うつろ舟奇談、新たな「兎園小説」発見 茨城・鹿島神宮大宮司が収集

    茨城県ゆかりの江戸時代のミステリー「常陸国うつろ舟奇談」の新たな史料が確認された。「南総里見八犬伝」で知られる読本作家の滝沢馬琴らが書いた奇談集「兎園小説」で、11巻に「虚舟の蛮女」を収録。鹿島神宮(鹿嶋市)の大宮司家が収集し、1987年に鹿島神宮から昭和女子大学図書館(東京都)に他の史料と移管されていた。 これまでに天理大学図書館(奈良県)所蔵の兎園小説が確認されており、ほぼ同じ内容だが、女性の描写などに違いが見られ、研究者は「非常に貴重な史料」としている。 新たな兎園小説は、常陽史料館(水戸市)の学芸員が、今月24日から同館で開催する企画展に向けた史料調査の中で確認した。 今回の兎園小説は、鹿島神宮の大宮司家の鹿島則文氏(1839~1901年)が集めた江戸期の写本や刊本など含む約6900冊の「桜山文庫」の中にあった。同文庫は、昭和女子大学名誉教授の深沢秋男氏を介して同大学に移管された。

      うつろ舟奇談、新たな「兎園小説」発見 茨城・鹿島神宮大宮司が収集
    • 日高トモキチ、他「里山奇談 よみがえる土地の記憶」を読む-内野日誌

      タイトルに惹かれて手にとった。私も里山の近くで暮らしている。といっても厳密には既に里山の機能は失われ、あるのはただの雑木林。公園として整備されているので散策に訪れる人は多い。里山だった頃はどんな雰囲気だったのだろう。この本を読みつつ、少し怖い所だったんじゃないかと想像が膨らむ。 今、雑木林で起きる怪異の話は聞かないし、私も何か恐ろしいことや不思議なことに遭遇したことはない。それはそれで幸運なことなのだけど、少し寂しくもある。昔の里山、自然には沢山の不思議なことがあり、伝えられてきた。それは不幸にあわないための戒めとしての作り話だったのかもしれない。近づいてはいけない場所はあるし、暗くなるまで林の中にいては危険だ。本能的に闇は恐ろしいけれど、気を引き締めていなければ怪我だけではすまない。恐ろしい話を子供の頃から年長者に聞いていれば注意深くもなる。 この本は柳田国男的な世界観とは少し違う。ちょ

        日高トモキチ、他「里山奇談 よみがえる土地の記憶」を読む-内野日誌
      • 島田秀平の怪談奇談【怪談番組の感想】 - 週末はホラー映画を観よう

        概要 テレビ東京で2012年に放送された15分の怪談番組です。水曜日の27時45分から放送されていました。島田秀平さんが、心霊スポット?で結界のような物を張り、そこで怪談を語ります。怪談を話し終わった後は「霊の手引き」という簡単な心霊雑学を紹介してくれるコーナーがあります。 感想 島田秀平さんの怪談は、内容はそこそこ面白く怖い気がします。ただ、彼が怪談を話すとき、8割方ニヤニヤしながら話をしているんです。これがどうも私には合わなくて、あんまり楽しめないです。怪談とニヤニヤを合わせて恐怖を演出するのってかなり難しいことだと思います。 このニヤニヤについて共感してくれる人はたぶん居ると思います。そこが本当にもったいない。時々テレビで観るくらいならいいんですが、DVDやVODで観るほどの面白さではありません。 ただ、実際にこれが放送されていたのは、深夜の27時45分です(笑)この時間帯に、テレビ

          島田秀平の怪談奇談【怪談番組の感想】 - 週末はホラー映画を観よう
        • お寺の掲示板 - はてな版  金沢と『三州奇談』

          お寺の掲示板 お寺の門前にある掲示板が、気になっていました。 抹香臭い標語もありますが、たまにハッとする言葉に出会うことがあります。 たいがいは宗派で出している種本があって、それを順に貼り出しているのだろうと思っていました。 ところが、そのほとんどはお寺の住職や関係者が考えて書いているのだそうです。 そんな、お寺の標語について、もっと知りたいと思っていたところ、ずばり江田智昭著『お寺の掲示板』という本がありました。 図書館に予約したところ10番待ち位で、ひそかに人気を呼んでいる本だということがわかりました。 ですから、以下は『お寺の掲示板』から引用したものです。 私は知りませんでしたが、2018年にテレビ朝日の『タモリ倶楽部』で「お寺の掲示板大賞」が特集されたそうなので、ご覧になった方もあるでしょう。 「お寺の掲示板大賞」とは、SNSのTwitterやインスタグラム上にお寺の掲示板の写真を

            お寺の掲示板 - はてな版  金沢と『三州奇談』  
          • 【パノラマ音楽奇談】第4回 西條八十、映画や音楽を刺激したサイケデリックな詩――「人間の証明」から寺山修司まで | Mikiki by TOWER RECORDS

            タワーレコード新宿店~渋谷店の洋楽ロック/ポップス担当として、長年にわたり数々の企画やバイイングを行ってきた北爪啓之。彼の音楽嗜好は、50’s~90’sあたりまでのロック、ポップス、ソウル、ジャズなどを手広くフォロー。また邦楽もニッチな歌謡曲からシティポップ、オルタナティブ、ときにはアニメソングまで愛好する音楽の猛者である。マスメディアやweb媒体などにも登場し、その深い知識と独自の目線で語られるアイテムの紹介にファンも多い。退社後も実家稼業のかたわら〈音楽〉に接点のある仕事を続け、時折タワーレコードとも関わる真のミュージックラヴァ―でもある。 つねにリスナー視点を大切にした語り口とユーモラスな発想をもっと多くの人に知ってもらいたい、読んでもらいたい! ということで始まったのが、連載〈パノラマ音楽奇談〉です。第4回は西條八十について綴ってもらいました。 *Mikiki編集部 ★連載〈パノラ

              【パノラマ音楽奇談】第4回 西條八十、映画や音楽を刺激したサイケデリックな詩――「人間の証明」から寺山修司まで | Mikiki by TOWER RECORDS
            • 漱石の「夢十夜」 - はてな版  金沢と『三州奇談』

              夏目漱石の「夢十夜」を読みました。年に1回は読んでいます。 それだけ読んでいても不思議な話があると思う程度で、よくわからない話ばかりです。「三四郎」の後あたりに書かれたものであることがわかりました。 ネットで調べるとー 「夢十夜」は1908年発表の夏目漱石の作品、10篇の夢を語り、美しく暗い、印象的なイメージに満ちています。漱石入門としては、「猫」や「坊ちゃん」よりもこちらを薦めたいくらいです。 「夢十夜」は、「こんな夢を見た」で始まる話で、第1夜から第10夜までありますが、各話にタイトルはついていません。 今回は各話のタイトルをつけてみようと思いました。 左が私で、右がネットの研究者がつけたタイトルです。 第1夜  白百合     百年の百合 第2夜  座禅      禅寺の時計 第3夜  石地蔵     盲目の子 第4夜  蛇       爺さんの手拭 第5夜  鶏鳴      夜明け

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              • 新 奇談の犬たち 「家狗の霊妙」(『三州奇談』)その2 - はてな版  金沢と『三州奇談』

                新 奇談の犬たち 「家狗の霊妙」(『三州奇談』)その2 元禄卯辰山の山崩れ 「家狗の霊妙」のなかで犬が発揮する霊力、はじめの話は災難を予知する犬です。 この話は、金沢城下の家士の飼い犬が山崩れを予知し、主人夫婦が難を逃れたというものです。 犬の予知により、飼い主の夫婦が家を立ち退いたのは元禄12年12月22日で、翌23日に茶臼山が崩れ、夢告のとおり大災害が発生したのです。 山崩れで浅野川が埋まり、犬の飼い主・喜兵衛の隣りの家まで85軒が被害にあい、男女30人余が圧死、洪水は浅野川左岸に広がり材木町まで浸水したというのです。 この茶臼山というのは、現在の卯辰山の別称。 卯辰山は、金沢城下の東方に位置する標高141メートルの山で、通称向山と呼ばれ、また臥龍山・夢香山・茶臼山と称されました。卯辰山の山中には、観音山・愛宕山・摩利支天・毘沙門山などの小山がありました。 卯辰山の麓をかすめるように、

                  新 奇談の犬たち 「家狗の霊妙」(『三州奇談』)その2 - はてな版  金沢と『三州奇談』  
                • 今日の散歩コース - はてな版  金沢と『三州奇談』

                  今日の散歩コース 天気が良く春の陽気だったので、家の周りを散歩しました。 家のすぐ前の小公園がスタートです。 公園から2分で、金沢駅前大通りの歩道に出ます。 アーケードがついた、広々とした歩道で、晴雨にかかわらずここを往復します。直線で300メートルはあるでしょう。 アーケードが尽きたところ、別院通り商店街の入口に、鉄製の錆びたモニュメントがあります。 そこから、金沢駅はすぐのところです。 鼓門ともてなしドームが正面に見えます。 観光客はごく僅かでした。 駅前には何本もの小路があり、飲食店が散在しています。 その一角に木造の年代を経た建物があり、6軒ほどのスナックなどが入っています。 ここだけが、いかにも昔の駅前、ディープな昭和という雰囲気を漂わせています。 どの店にも入ったことはありません。 通路を通ったのも初めてです。 「ポッポや「」の店名は、いかにも駅前の店 そこから2分で、スタート

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                  • 日曜午後3時の金沢駅 - はてな版  金沢と『三州奇談』

                    日曜午後3時の金沢駅 日曜の夕食は、金沢駅なかのスーパーの海鮮寿司を買ってこようと出かけました。 駅前の鼓門には人影がほとんどありません。 もてなしドーム地下も、がらんとしていました。 駅のコンコースを歩く人はまばら、閑散としていました。 観光案内所には、係の人がいるだけでした。 土産物売り場で物色する人は、ほとんどありません。 店の一部にシートをかけている店もいくつかありました。 いるのは、売り場の人たちだけー ほんの2か月ばかり前までは、あれほど賑わっていたのにー ちょっと怖いくらいの静けさでした。 旅行者の姿はなく、駅はひっそりしていると思っていましたが、想像以上でした。 横浜にいる娘は、GWには感染の心配があるから帰省しないといっています。 GW後も、金沢の町の寂しさはあまり変わらないのではないかと、悲観的になってしまいます。駅も駅前も繁華街も、どこも同じ状況です。 秋風が吹くころ

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                    • 『わけあって絶滅しました』 - はてな版  金沢と『三州奇談』

                      『わけあって絶滅しました』 書評で見て、タイトルにひかれて読んだのが、『わけあって絶滅しました』です。 前書きは、まとまっていて、わかりやすく、とても興味のあるものでした。 1)絶滅とは、その種の生きものが1匹残らず消えること。 強い生き物も賢い生き物もたくさんいた。 けれども様々な理由で滅びていったのだ。 2)生き物が絶滅した理由は、大きく二つに分けられる。 a. 地球のせい b. ほかの生物のせい 圧倒的に多いのが地球のせいで起きる絶滅である。 これを「大絶滅」という。地球の前で、生き物は無力。 3)生き残るのは大変。 生き物のうち、99.9%の種が絶滅している。 4)絶滅理由ランキング 第1位 りふじんな環境の変化 第2位 ライバルの出現 第3位 人間のせい 5)地球で生きられる生物の数には限りがある。 わたしたち生き物は、地球全体で椅子取りゲームをしているようなもの。空席ができない

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                      • 新 奇談の犬たち 「家狗の霊妙」(『三州奇談』より)その1 - はてな版  金沢と『三州奇談』

                        新 奇談の犬たち 「家狗の霊妙」(『三州奇談』より)その1 堀麦水の『三州奇談』は、近世中期に成立した加賀・能登・越中の奇談集です。 今回はそこから、「家狗の霊妙」(巻之四)を読んでいきます。 「家狗の霊妙」は、人に飼われている犬の行動の不思議についての伝承なのです。 奇談といえば狐狸が主役と相場は決まっていますが、犬にも不可思議なことがあったのです。 人との長い歴史を共有する犬は、猟犬・牧畜犬・番犬、さらには愛玩犬として、共に暮らしてきました。そのためほかの動物に比べて伝承の数も多くあります。 「家狗の霊妙」は、犬が霊力を発揮する話を集めたものです。 人間のそばにいた犬はその嗅覚や聴覚になどによって、人間にはわからないことを知る能力を持っている動物とされ、犬はその霊力により、人間にはない力をもっていました。 また犬は魔界のものを撃退する力をもっており、人の世と異界とを往来する動物の一つと

                          新 奇談の犬たち 「家狗の霊妙」(『三州奇談』より)その1 - はてな版  金沢と『三州奇談』  
                        • 金沢 鼓門の建築学 - はてな版  金沢と『三州奇談』

                          金沢 鼓門の建築学 新幹線開業以来、金沢の顔といえば金沢駅前の鼓門ということに定着しました。 金沢駅に降り立った観光客は、まず鼓門の前でパチリと写真に納まります。 鼓門は、巨大な鼓の形をした2本の柱があり、いかにも金沢らしい建築物です。 近くに寄ると重量感に圧倒されつつ、木の持つぬくもりのようなものを感じます。柱の芯はの部分は金属製です。 さらに全体、とても複雑なつくりであり、技術力の高い匠の技によるものだとわかります。 そう、日本伝統の技法や工夫がいっぱいに詰まっているのです。 鼓は能楽が盛んな金沢にふさわしい和楽器です。 江戸時代には観世流の時代もありましたが、殿様の意向で加賀宝生流に落ち着き、伝わってきました。 金沢は、「空から謡が降ってくる」といわれるくらい能の盛んな地域でした。 そこで使う和楽器のひとつである鼓をデザインした鼓門は、金沢の玄関口にピッタリ合っています。 時の流れに

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