映画「Dumb Money 」のローリング・キティさん、3年ぶりのSNS復帰でアメリカイナゴが無駄に沸き立つ
ソフトバンク・グループの孫正義が、米企業ウィーワークへの投資の失敗で追い込まれている。「次のリーマンショック級の経済ショックが起きたらソフトバンクは死ぬ」とまで言われている。どういうことか?(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』) ※有料メルマガ『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』好評配信中。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。 株式公開という出口を見据えた壮大なババ抜き、負けたのは… 孫正義、投資で大失敗 最近、ソフトバンク・グループの孫正義が、オフィスシェアの企業「ウィーワーク(WeWork)」での投資の失敗で追い込まれてい
マイナビはこのほど、2020年の話題に関して全国の大学生にアンケート調査した「大学生が選ぶトレンドアワード2020」を発表した。今年、最も尊敬した起業家・経営者のランキングでは、ZOZO創業者で実業家の前澤友作氏が2年連続で1位。前澤氏の活動や姿勢に共感する学生の票が集まった。 「20年に最も尊敬した起業家・経営者ランキング」でトップだった前澤氏は141票を獲得。2位以下を大きく引き離した。前澤氏が行っている、お金を配る活動の背景にある社会福祉への考えに共感する学生が多かった。「お金配りで日本を元気に、という企画がすごいと思うから」「ひとり親支援事業がよいと思ったから」「叩かれながらもあんなにできるのはすごい」などといったコメントがあったという。マイナビは「自分たちの身近なSNSを駆使しながら、夢の実現に向けて努力したり社会貢献に寄与する起業家の姿が、いっそう格好良く見えるのかもしれない」
携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。 本家の鈴の音情報局はこちら→http://suzunone.0g0.jp:8800/ スマホ・携帯端末アクセス[ランキング]/[アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア) 敢えてこういう書き方をする。 先日、孫正義氏がARMを手放すことにした。 それは今、nVidiaが引き受けるという流れで話が進んでいます。 その決断は大きな波を巻き起こしたと言えるでしょう。 なぜ今ARMを手放したのか? 当然ソフトバンクの金回りが悪くなったからです。 コロナの影響プラス、WeWork問題を起点としてその後いろいろ怒った問題などで資金繰りが 相当ヤバくなったことが資産を見直すキッカケになったのだと思っています。 しかしキッカケはキッカケでもARMを売り飛ばすのは相当
2023年6月におこなわれたソフトバンクグループ(SBG)の株主総会に、孫正義会長兼社長が登壇。2022年11月の決算記者会見以降に公の場から遠ざかっていた間、AI関連の「発明」に没頭していたと明かした。孫の投資家から発明家への転身はSBGにとって吉と出るのか、凶と出るのか。その影響は同グループにとどまらず、日本経済全体に及ぶと英紙は指摘する。 明け方のソフトバンクグループ(SBG)の会長兼社長室──孫正義(65)の「発明ホットライン」の担当者はくつろいでいた。 夜中に電話が鳴らなかったのは、ありがたかった。朝の引き継ぎまで、もう少しだ。だが彼は、孫の頭に「最高のアイデア」が浮かぶのは、まさにいまみたいなタイミングだと経験的に知っていた。 プルルルル! 電話が鳴る。 「自己認識型AI泡立て器ですか? 天才的なアイデアですね。さっそく特許申請にとりかかります」 プルルルル! また電話が鳴る。
32億人に美しい居住環境を提供したい Ritesh Agarwal氏:ありがとうございます、孫さん。ここに来られて本当に光栄でございます。私にとってすばらしい機会です。SoftBank Worldはもう、世界でも最先端の会議で、まさに水晶の玉を眺めているようです。こんな機会はなかなかありません。 私個人としても、今、この会場で歴史がつくられていると感じています。そして今、世界中で起こっている革命のど真ん中にいることをうれしく思っています。 私が会社を創設をしたのは5〜6年前です。そのとき、ある目的を持っていました。孫さんが以前プレゼンしていましたが、馬車をより良いものに改良するだけではなくて、基本的な変革をする。つまり、自動車を作るという発想の展開です。 そのような発想の転換・変革を、32億人を超える人々に提供し、美しくすばらしい居住空間を提供できないか。つまり、銀座やニューヨークのアッパ
ファッション通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOが、ヤフーに買収されることになった。ヤフーは傘下のオフィス用品大手アスクルの岩田彰一郞社長を解任するなど、ネット通販事業の再構築に乗り出している。今回のZOZO買収もその一貫と考えられるが、一連の動きはヤフー単体の問題として理解しても意味がない。すべてはヤフーの親会社であるソフトバンクグループにおける事業再編の一部と考えるべきだ。 ヤフーが再構築目指す「ネット通販ビジネス」 ヤフーは2019年9月12日、ZOZOに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、ZOZO創業者である前澤友作氏が保有株を売却すると発表した。前澤氏はZOZOの株式の30.37%を持つ筆頭株主だが、今回のTOBでその大半をヤフーに売却する。前澤氏は12日付けで社長を退任しており、TOB終了後の前澤氏の保有割合は一気に6.36%に低下。ヤフーは最終的にZOZOの株式を
ソフトバンクが今年の第2四半期から第3四半期にかけて、保有するスラック(Slack)株を売却していたことが明らかになった。セールスフォース(Salesforce)による買収プレミアムをみすみす逃したことになる。 売却金額は10億ドル以上、9月4日には保有するすべての株式を手放した。 セールスフォースは12月1日にスラックを277億ドルで買収すると発表している。 ソフトバンクは、スラックがベンチャーキャピタルなどから巨額の資金調達を行っていたスタートアップ時代からの出資者だ。 スラックは2019年6月、ニューヨーク証券取引所に上場を果たし、9月までは引き続き大株主であり続けた。 しかし今年9月、ソフトバンクは保有するスラック株をすべて手放したことを投資家向けの説明会で明らかにした。同社はセールスフォースがスラック買収のために準備していたプレミアムをみすみす逃したことになる。 セールスフォース
——— 2020年、クーリエ・ジャポンで反響の大きかったベスト記事をご紹介していきます。1月2日掲載〈孫正義とWeWork創業者の“蜜月関係”はなぜ破滅的な結末をむかえたのか〉をご覧ください。 ——— 「太陽の光は神々からの贈り物です」 2018年10月3日の朝、孫正義は投資家の一団の前で上機嫌にそう話した。インドの首都ニューデリーの東郊グレーター・ノイダで太陽光発電についてスピーチをしたときのことだ。 暑い日で気温は35度になろうとしていた。ソフトバンクのCEOにとって、その日は単に暑いだけでなく、まぶしいほど明るかったはずだ。ソフトバンクをテクノロジーと人工知能(AI)の投資の分野で世界最先端の企業にする、という孫のビジョンが、グローバルなマネーの世界で注目の的となっていたからだ。 「この土地とこの太陽の光があるかぎり、皆さんに無料で電力を供給できます」 孫はそう述べて、インドの太陽光
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が13日、新型コロナ禍での東京五輪開催に強い懸念を表明した。 孫会長は米国のニュース専門放送局「CNBC」に対して「日本だけでなく、多くの国々がオリンピックを開催することを非常に恐れている」と開催への懸念を明らかにした。 開催国である日本でも新型コロナ禍が深刻化しているが、世界を見渡しても変異株が猛威を振るい、極めて危険な状況にある国が多い。「重大で厳しい状況にある。アスリートの派遣をどのようにサポートできるのか分からない」と孫会長は世界最大のスポーツイベントを開催する状況にはないと断言した。 日本はもちろん、世界でも大きな影響力を持つ孫会長の発言が持つ意味は大きい。しかも懸念を表明したメディアがCNBCというのも波紋を呼びそうだ。同局は東京五輪の放映権を持つNBCユニバーサルが設立して所有権も持っている。東京五輪の開催の命運は巨額な放映権料を払ってい
「偉大な創業者」に率いられたベンチャー企業は、創業者なしには動かない組織になりがちだ。日本電産、ファーストリテイリング、ソフトバンクなど後継者選びで迷走を続ける「かつてのベンチャー」も少なくない中、稲盛和夫氏は現場の当事者意識を強く喚起すると同時に、そこで解き放たれる人間の危うい本性をも見つめていた。 京セラ、第二電電(現KDDI)の創業者で、日本航空(JAL)を再建した稲盛和夫が8月24日、亡くなった。90歳だった。筆者は2012年から13年にかけて『稲盛和夫最後の闘い JAL再生にかけた経営者人生』を書くため、当時JALの会長だった稲盛氏に密着した。稲盛氏に経営観のみならず人生観まで変えられたJALの経営陣にも数多くインタビューした。見えてきたのは人間への深い洞察に基づいた独特の経営哲学だった。 半年以上続いた取材の中で一番印象に残っているのは、袖捲りしたワイシャツ姿で赤いボールペンを
9月18日、官邸で菅義偉首相(71)と会談した武田良太総務相(52)が、記者団に対して息巻いた。 「100%、やる――」 菅首相の目玉政策のひとつである「携帯電話料金の引き下げ」について、事務方に対して具体的な検討を進める指示をすでに出したことも、武田総務相は明らかにした。首相直々に「至上命令」と伝えられたのか、「1割(値下げ)とかいう程度では改革にならない」とまで、ぶち上げた。 【関連記事:金子恵美元議員が明かす菅新総理の「男気」と「冷徹」】 菅首相と大手携帯キャリアとの因縁は、菅首相が官房長官を務めていた2018年8月に、「携帯電話料金は4割下げできる余地がある」と発言したことから始まった。第1次安倍内閣での初入閣が、電波を所轄する総務大臣だった菅首相だけに、この政策は「悲願」と言えるものだ。 これまで、その菅首相の前に “天敵” として立ちはだかってきたのが、ソフトバンクグループを率
近藤鷹流出にハム党狂乱「人的補償で内田真礼よこせ」も鷹党「絶対アカン」 「孫正義がほしい」の声も 2枚 ソフトバンクは12日、日本ハムからFA権を行使していた近藤健介外野手(29)を獲得したことを正式に発表した。同選手をめぐっては、残留を要請する日本ハムほか、ソフトバンク、西武、オリックス、ロッテの5球団による争奪戦となっていたが、好条件を提示したソフトバンクが制した。 日本屈指のバットマンの流出に、日本ハムファンはSNS上で阿鼻叫喚。「人的補償で内田真礼よこせソフトバンク」と、鷹党で知られる人気声優を求める声が話題となり、「それなら許す」、「何その神FA」、「人的補償で元取ってる」、「真礼たそのきつねダンス見れるなら勝ち確」と賛同の声と、「絶対アカン」という鷹ファンの声が寄せられていた。 内田は生粋の鷹党として知られ、昨年3月14日のインスタグラムでは、ピンクのユニホーム姿で「ホークス特
通信大手のソフトバンクは、宮川潤一副社長がことし4月に社長兼CEO=最高経営責任者に昇格する人事を決めました。合わせて、宮内謙社長が会長に就任し、創業者の孫正義氏は会長を退くことになりました。 ソフトバンクの社長兼CEOに就任することが決まった宮川氏は55歳。 20代でインターネット接続会社を創業したあと、ソフトバンクの前身となる会社に入って、技術担当として高速・大容量の通信規格5Gの基地局整備などを進めたほか、現在はトヨタ自動車と共同で出資した、次世代の移動サービスを手がける会社の社長も務めています。 また、会長に就任する宮内氏は、創業者の孫氏とともに長年にわたり通信事業のかじ取りを担ってきていて、今後は会長として、ことし3月に経営統合する予定の、ヤフーとLINEを含めたグループ全体を統括するということです。 一方、孫氏は今回の社長交代に伴って会長を退き「創業者取締役」になるということで
誰しも読み間違いというのはあって、例の孫正義さんの突然Twitterに出てきて「検査キット100万個プレゼント」が猛烈な逆風に見舞われていたわけですね。 そんな中、ラストマン・スタンディングばりに敢然と孫正義さん支持に回ったのは、みんな大好き茂木健一郎せんせです。60%当たる占い師より、100%外れる占い師のほうが有能というコンセプトを貫徹していて、ほれぼれするような一節でした。 孫正義さんの提唱されている簡易PCR検査は、合理的なスキームだと思います。検査をすること、検査結果自体は、新型コロナウイルス感染の認知件数にかかわるだけで、医療機関への負担とは直接の因果関係を持ちません。この際、データ数を増やすとともに、医療リテラシーを向上するきっかけとなれば。 https://t.co/MediJK8eQI — 茂木健一郎 (@kenichiromogi) March 11, 2020
英半導体メーカーのアームの米エヌビディアへの売却を断念したソフトバンク。同社は、保有するテクノロジー株の下落などによって難しい局面にある。そんななかで孫正義の右腕としてグループを支えてきた大物幹部が退任した──その裏に何があったのか、英経済紙が探った。 グループの困難を乗り切ってきた大物幹部 2022年1月末、ソフトバンクグループ副社長兼最高執行責任者であったマルセロ・クラウレが退任した。 英紙「フィナンシャル・タイムズ」によると、彼は社内の問題解決役で、この8年間、投資がうまくいかないときに孫正義が直接解決を依頼していたほどの腹心だったという。 クラウレはボリビア出身の起業家で、ソフトバンクが買収したスプリントのCEOに2014年に任命され、難関を乗り越えてTモバイルとの合併を2020年に完了させた。その後、WeWorkなど複数の不振事業を立て直すのに貢献してきた。 また、ソフトバンクの
孫社長は総会内で生成AI(人工知能)に触れ、「最近ChatGPTで特にAI革命がかなり現実的なものとして多くの人々の手に触れるものになった。自分も毎日何度もChatGPTと会話をしながらブレーンストーミングをしている」と同サービスのヘビーユーザーであると語った。また米OpenAI(オープンAI)のサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)とも毎日のように何回もチャットや直接連絡をしていることも明かした。 続けて「残念ながら日本が世界をリードしている立場はテクノロジーの分野ではほとんどない」とした上で、AIを開発している世界中の企業における最大のパートナーになるのはソフトバンクやZホールディングスだろうと強調した。 「AI投資ではいくつもの失敗があり、思い出すと恥ずかしくなるような名前の投資もいっぱいあった」とも明かした。一方で「おびただしい失敗の中から素晴らしい芽が今いくつも実現され、もうじ
【ニューヨーク=小林泰裕】ギネス世界記録で知られるギネスワールドレコーズ(英国)は、「史上最大の個人資産損失」の世界記録に、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)を認定した。2021年11月以降の損失額が約1820億ドル(約24兆円)に上り、従来の記録保持者、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の586億ドルを大きく上回った。 【写真】「記録」を破られた?ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長 認定は今月6日付。ギネスによると、マスク氏の資産額はピーク時に3200億ドル(約42兆円)あったが、23年1月時点で1380億ドルと半分以下となったという。マスク氏は、440億ドルを投じた22年秋のツイッター社買収にあたり、テスラ株を売却。資産の大部分を占めるテスラの株価下落に拍車がかかって、巨額損失が発生した。
Masayoshi Son, chairman and chief executive officer of SoftBank Group Corp. Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg ソフトバンクグループの上級幹部の退社がますます増えている。同社の先行きに暗さが増す中での展開だけに、創業者である孫正義社長の肩にかかる責任は重くなっている。 同社のビジョン・ファンドからマネジングパートナーのヤニ・ピピリス氏とムニッシュ・バルマ氏の2人が退社するとブルームバーグ・ニュースは先週報じた。これで、世界最大の投資ファンドであるビジョン・ファンドを離れた幹部レベルの人材は2020年3月以降で少なくとも10人に上る。同ファンドを長年統括してきたラジーブ・ミスラ氏は主要な職務の大部分を退き、自身の投資ファンドを立ち上げる。 これに先立ち、最高執行責任者(
ソフトバンクグループ創設者の孫正義氏が、NVIDIAに対抗するAI半導体ベンチャーを立ち上げるため、最大1000億ドル(約15兆円)の資金投入を検討していると、アメリカ経済紙のBloombergが報じています。 SoftBank Founder Masayoshi Son Seeks to Build AI Chip Venture to Rival Nvidia - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-02-16/masayoshi-son-seeks-to-build-a-100-billion-ai-chip-venture Softbank founder reportedly aims to raise $100 billion to build AI chip company that would riv
「今年こそ英語を話せるようになりたい!」――新年早々にそう意気込んでいる人に、朗報だ。たった1年やるだけで、海外のビジネスパーソンと大型交渉できるほどの英会話力を手に入れる凄い勉強法があるんです。 しかもその方法と言うのが、ソフトバンクの元社長室長で、孫正義氏の無茶ぶりの数々を乗り越えてきた三木雄信氏がみずから実践した方法という“お墨付き”なのである。昨年、その英語マスター法を著書『超高速PDCA英語術』にまとめた三木氏が、1年で英語を話せるようになるための凄い秘訣をすべて明かしてくれた――。 1年で英会話をマスターする方法 子どもたちや英語初心者を対象とした英会話学校を運営していたある日のこと。そこで働く外国人講師が、とつぜん、私にこう言い放ちました。 「これでは絶対に話せるようになりませんよ!」 それは衝撃のひと言でした。戸惑いながらも、彼に理由を聞くとこんな答えが返ってきました。 「
資本主義に背を向けて貧困や飢餓は撲滅できない 今、「成長の限界」が問われています。そして世界は「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」に向けて大きく舵を切ろうとしています。そう、今やおなじみの「SDGs」です。 そもそも、SDGsとは2015年の国連サミットで採択されたもので、「貧困をなくそう」から始まる17の目標には、どれをとっても素晴らしい理想が謳われています。また、「誰ひとり取り残さない」という原則は、まさに人間愛に溢れています。しかもその到達地点は2030年。残された時間は10年を切っています。 しかし、それらは本当に現実になるのでしょうか? 資本主義に背を向けて、貧困や飢餓の撲滅は実現できるのでしょうか? SDGsは、そのような基本的な生存権にとどまらず、生活、社会、産業構造の抜本的な変換も掲げています。たとえば、石炭や石油などの化石燃
記者会見であいさつをするソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=東京都港区で2022年11月11日、山口敦雄撮影 ソフトバンクグループの経営の実態(13) ソフトバンクグループが11月11日に発表した2022年9月中間連結決算の中身を改めて点検してみよう。ひと言で言えば「投資会社として壊滅的な決算」と言える。ポイントは孫正義会長兼社長が主導する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の成績だ。 ビジョン・ファンドの7~9月期の成績は1兆4344億円の赤字だった。同ファンドは1~3月期に赤字2兆9966億円、4~6月期に同2兆9191億円とさんざんな成績だった。2四半期続けて3兆円弱の赤字を出し、この四半期でも1兆円を大きく上回る赤字。これがソフトバンクグループの危機の最大の原因だ。 投資先の株価が大幅に下落 同ファンドは人工知能(AI)の技術を持つ企業に集中投資している。IT企業の世界的な株安
ソフトバンクは2019年5月8日、ヤフーを子会社化すると発表しました。同じタイミングでQRコード決済のPayPay(ペイペイ)にソフトバンクグループ(以下、SBG)が50%の出資を行うことも発表されました。 それぞれ大きな話題となりましたが、グループ全体の総帥でもあるSBG孫正義会長兼社長(以下、孫会長)の真の狙いは何かを読み解くには、大局的な視点、局地的な視点、双方の視点で広く深く分析することが重要です。 「10兆円ファンド」設立以降の孫会長の本質は、事業家であると同時に投資ファンドのジェネラルパートナーということが見逃せない点です。自らが主たるリスクを取り、自ら投資資金を投じるプリンシパルな投資家であるということです。 さらには孫会長が以前から標榜している「タイムマシン経営」(アメリカで成功したビジネスモデルを即日本で展開し、大きな利益を得る経営手法)の経営者ということも重要です。10
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