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山谷剛史の検索結果1 - 40 件 / 98件

  • サイバー先進国・中国で「キャッシュレス」「スマート社会」が終わった日 | 文春オンライン

    河南省省都・鄭州市は、中国の他の省都と同様の大都市です。全体的に30~40階建てかそれ以上の高層建築が立ち並び、新しく区画整理したエリアは未来都市のような景観となっていて、都市内を幅広の幹線道路と地下鉄数路線が走っています。その街の雰囲気や便利さは、他の都市と同じで金太郎飴のようでもあります。路上でも地下鉄車内でも人々は歩きスマホ上等ですし、ましてや今アフターコロナの中国ではスマホアプリの移動記録が健康証明を兼ねていて、ますますスマートフォンは欠かせなくなっています。 その鄭州やその周辺の都市で記録的豪雨が降りました。新郷という都市が、鄭州以上に大変な状態だったとか。当時の中国のTwitterのような短文投稿サービス「微博(Weibo)」を見ると、道路の水深が2mを越えているというつぶやきも確認できます。 河南省の省都・鄭州市を襲った豪雨によって、多くの車が水没した ©️時事通信社 現地住

      サイバー先進国・中国で「キャッシュレス」「スマート社会」が終わった日 | 文春オンライン
    • 「中国スゴイ!」と持ち上げられた無人コンビニ、バブル崩壊でただの箱に――2019 BEST5 | 文春オンライン

      まさに「あの無人コンビニは今」 中国を代表するネット企業「アリババ(阿里巴巴)」が「ニューリテール(新小売)」なる概念を提唱し、海の向こうのアメリカでは無人商店「Amazon Go」が出た後、負けじと思ったのか、あるいはビジネスモデルを拝借しようとしたのか、ガラス張りの無人コンビニは中国各地に登場しました。 故障中の紙が貼られた無人コンビニ。上海にて ©山谷剛史 中国のシェアサイクルの顛末は、車体の傷みが想定していたよりも早く、中古自転車が山のように廃棄されましたが、無人コンビニもまたバブルがはじけたと言えます。B2C(企業対個人)ではなく、客を無視してB2VC(企業対ベンチャーキャピタル)になっていた。誤解を恐れずに言えば、意識の高い人が喜びそうな「明るい未来」を語って出資を受けただけだったのです。 私も各地で使い勝手を体感するためによく店舗を利用してみました。スマートフォンのマップ

        「中国スゴイ!」と持ち上げられた無人コンビニ、バブル崩壊でただの箱に――2019 BEST5 | 文春オンライン
      • 「中国スゴイ!」と持ち上げられた無人コンビニ、バブル崩壊でただの箱に | 文春オンライン

        「中国スゴイ!」という文脈で、中国にあるガラス張りの無人コンビニがしばしば取り上げられました。2017年から2018年にかけてのことです。QRコードによるキャッシュレス決済やシェアサイクルの次のネタとして使われたのです。 まさに「あの無人コンビニは今」 中国を代表するネット企業「アリババ(阿里巴巴)」が「ニューリテール(新小売)」なる概念を提唱し、海の向こうのアメリカでは無人商店「Amazon Go」が出た後、負けじと思ったのか、あるいはビジネスモデルを拝借しようとしたのか、ガラス張りの無人コンビニは中国各地に登場しました。 無人コンビニは「面積は小さいのでテナント料は安い」「無人なので人件費も少ない」「だからすぐ儲かる」という論法で小売りの未来を提示しました。華々しく登場して、海外にまでその存在が驚かれた無人コンビニですが、最近の「あの無人コンビニは今」的な報道を見るに、ビジネスモデルと

          「中国スゴイ!」と持ち上げられた無人コンビニ、バブル崩壊でただの箱に | 文春オンライン
        • 自販機でジュースも買えず…3年半で激変した「サイバー先進国・中国」の不便すぎる実態 | 文春オンライン

          先日、観光ビザを使って3年半ぶりに中国に行ってきました。中国は厳しい行動制限を伴う「ゼロコロナ政策」を経て、さまざまなITツールが活用されるようになり、“中国人にとっては”より便利になったんです。しかし、外国人観光客にとっては不便になったと感じました。 キャッシュレス化が進みすぎて街からATMや両替施設が激減 例えば、コロナ禍以降、中国で急速にキャッシュレス化が進んだことで、街からATMや、日本円を人民元にする銀行の支店や両替施設が減っていました。3年半ぶりの中国散策だったのに、街歩きでも不便さを感じました。 また、コロナ前は外国人観光客も利用できたシェアサイクル。中国で銀行口座を開設してオンライン決済サービスと紐づければ、観光客もシェアサイクルを利用できたのに、コロナ禍の3年間で銀行口座が凍結されてしまい、決済できなくなって、利用できなくなっていました。コロナ前は僕自身、中国国内で問題な

            自販機でジュースも買えず…3年半で激変した「サイバー先進国・中国」の不便すぎる実態 | 文春オンライン
          • Engadget | Technology News & Reviews

            The Biden Administration opens $285 million funding for ‘digital twin’ chip research institute

              Engadget | Technology News & Reviews
            • 中国人を悩ませるレアな名字の文字コード問題

              印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国では、2023年8月1日に強制力のある国家標準規格「GB 18030-2022」(信息技術中文編碼字符集)が施行される。中国で「強制」という言葉が出ると「また締め付けが強化される」と反射的に考えてしまうかもしれないが、これは文字コードの標準規格を新たに導入するという話だ。珍しい名字などに使われ、既存の文字コードに未登録の漢字に対応しようというものになる。 中国の面積は日本の国土の約25倍で、約14億人の人口を擁している。一部の地域限定で使われている漢字や、少数民族の固有名詞でのみ用いられている漢字もある。文字コードに含まれない漢字を使っている人は約6000万人もいるそうだ。例えば、山東省青島市郊外にシュイユー村という地元ではまあまあ

                中国人を悩ませるレアな名字の文字コード問題
              • 「メルカリなんて目じゃない」中国のオンラインモール・タオバオで『民国清代老字画』として売られている書が、どう見ても日本の小学生のお習字

                山谷剛史 アジア中国ITライター&異国飯 @YamayaT 2002年よりライターやってます。中国IT系トレンド系紹介の連載ほか『中国のインターネット史』『移民時代の異国飯(共に星海社) amzn.to/3Eh5wHf 』など本数冊出版。記事は #山谷剛史記事 。Huawei,36krのTWの中の人。お仕事依頼はメール dtgoshi@gmail.com まで リンク www.taobao.com 淘宝网(淘寶網) 您可以在淘寶網快速搜索女裝、男裝、鞋包、飾品、運動、家居家紡、手機数位、家電、美妝等各品類優質商品,並通過支付寶享受安全的擔保交易服務(先收貨後確認),以優惠的價格將多件商品一併集運,幫您大大節省物流開支,現時已覆蓋香港、澳門、臺灣、新加坡、馬來西亞、美國、加拿大、澳大利亞、紐西蘭和日本等地區。 166 users 22602

                  「メルカリなんて目じゃない」中国のオンラインモール・タオバオで『民国清代老字画』として売られている書が、どう見ても日本の小学生のお習字
                • 早くも中国でAIが生成した美人ブロガーが多数登場。その前例に学ぶことは | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

                  中国でテクノロジーをマネーに変える速度は往々にして試行錯誤をしないので速い。最近流行りのAI画像生成もそのひとつ。Stable DiffusionやMidjourneyなどのアルゴリズムが更新され、実在のモデルやインフルエンサーのような人物と見紛う画像を生成できるようになり、これが早速ビジネスに適用され、AIで描かれた女性がSNS「小紅書(RED)」やECの「淘宝」や「天猫」などで見るようになった。 少なくとも現時点でAIが生成した美人画像は中国でウケがよく、小紅書では生成したAI画像を自撮り画像であるかのように投稿して数万のフォロワーを抱えるアカウント(ここでは便宜上「AI美人ブロガー」とする)が続々と登場している。AI美人ブロガーを作成した人はほぼ全員が男性でありAI関連分野に仕事や研究で携わっている。一方女性の作成者についてはアニメーターやデザイナーが参入していて、キャリアや感性を生

                    早くも中国でAIが生成した美人ブロガーが多数登場。その前例に学ぶことは | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
                  • 中国IT業界の急激な変革で消えるエンジニアの悲痛な叫び(ZDNet Japan) - Yahoo!ニュース

                    中国のミニブログ「微博(Weibo)」で、36歳になるデータベース管理者が投稿した悲痛な書き込みが、多くのITエンジニアの間で共感された。今回の記事は、変化の激しい中国ITに携わって直面した問題をつづったこの文章を紹介したい。 上海でデータベース管理者(DBA)をやっている。妻と娘がいる。36歳になるまで仕事は順調だったと思っている。働いている企業は小さく、人間関係もうまくいっている。中国の中でもプログラマーの所得が高いことは知られているが、DBAはその上流工程なので所得もいい。“BAT”こと百度(Baidu)、阿里巴巴(Alibaba)、騰訊(Tencent)ほどはすごくはないが十分だ。不動産の価格が毎年高くなる上海で、早めに家を買えて家族がいることは幸運だった。 だが、この2年間で状況は変わった。技術の発展が急激になったことは、大きなストレスになっている。さらにこの半年はひどくなってい

                      中国IT業界の急激な変革で消えるエンジニアの悲痛な叫び(ZDNet Japan) - Yahoo!ニュース
                    • AIが店員を「減給処分」…中国の未来型コンビニ、2800店に拡大も社内で悲鳴

                      やまや・たけし/1976年東京都生まれ。システムエンジニアを経て2002年よりライターとして活動。中国をはじめとするアジア諸国のIT事情を専門とし、幅広いメディアで執筆活動を行っている。執筆の他、講演や調査なども行う。著書に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』(星海社新書)など。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 「便利蜂」という中国の新興コンビニをご存じだろうか。顧客対応と従業員管理の両面でITをフル活用しているのが特徴だ。顧客対応では、商品のQRコードを読み込むだけで決済が完了するなど先進的な仕組みを採用している。だが従業員管理においては、ミスをした店員に対してAIが「減給処分」を下すなど非情な対応を行っているようだ。これに反発した関係者

                        AIが店員を「減給処分」…中国の未来型コンビニ、2800店に拡大も社内で悲鳴
                      • 中国産CPUやGPUが続々発表、中国政府も力を入れる脱米国は現実化するか? (1/2)

                        中国製パーツだけでPCが動く環境が徐々にだができつつある。つまり電源やケース、ファンだけでなく、SSDやメモリー、CPU、ビデオカードまで中国企業が開発・製造したパーツが登場しているというわけだ。 以前にも本連載で、中国製パーツを組み立てて、Windowsのアプリまで動く様子について紹介している(「中国独自の命令セットのCPUとパーツを用いた「完全中国製PC」でWindowsアプリが動いたと話題に」)。その後、さらに新たに中国産パーツの新しい話題が出てきたので今回紹介していきたい。 独自命令セットのCPUを開発する龍芯科技 政府からの補助金で徐々に製品を実現し、ついに上場か まず独自命令セットを採用したCPU、「龍芯」をリリースしている龍芯科技は、前回紹介した「3A5000」の後、6月に「3C5000L」を発表した。3A5000と3C5000Lの違いは、前者がコンシューマー向けで後者がサー

                          中国産CPUやGPUが続々発表、中国政府も力を入れる脱米国は現実化するか? (1/2)
                        • 総データ量350TB超。30年以上かけた世界遺産デジタルアーカイブ化の取り組み

                          中国アジアITライター 山谷 剛史 1976年生まれ、東京都出身。2002年より中国やアジア地域のITトレンドについて執筆。中国IT業界記事、中国流行記事、中国製品レビュー記事を主に執筆。著書に『中国のITは新型コロナウイルスにどのように反撃したのか?』(星海社新書)『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』(星海社新書)『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』(ソフトバンククリエイティブ)など。 中国甘粛(カンシュク)省、シルクロードの観光地として知られる敦煌は、仏教壁画が描かれた492の洞窟からなる莫高窟と、砂漠の鳴沙山・月牙泉が有名だ。毎年5月から10月が観光の最盛期で、莫高窟はこの期間ほぼ毎日入場制限がかかるほど人気だ。 莫高窟の文化財の保護と研究のために設立された敦煌研究院では、英国国立図書館とも提携し、これまで30年以上かけてデジタル化が行われ、そのデータ量は

                            総データ量350TB超。30年以上かけた世界遺産デジタルアーカイブ化の取り組み
                          • 中国IT業界の急激な変革で消えるエンジニアの悲痛な叫び

                            印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国のミニブログ「微博(Weibo)」で、36歳になるデータベース管理者が投稿した悲痛な書き込みが、多くのITエンジニアの間で共感された。今回の記事は、変化の激しい中国ITに携わって直面した問題をつづったこの文章を紹介したい。 上海でデータベース管理者(DBA)をやっている。妻と娘がいる。36歳になるまで仕事は順調だったと思っている。働いている企業は小さく、人間関係もうまくいっている。中国の中でもプログラマーの所得が高いことは知られているが、DBAはその上流工程なので所得もいい。“BAT”こと百度(Baidu)、阿里巴巴(Alibaba)、騰訊(Tencent)ほどはすごくはないが十分だ。不動産の価格が毎年高くなる上海で、早めに家を買え

                              中国IT業界の急激な変革で消えるエンジニアの悲痛な叫び
                            • 中国で盗聴器の仕込まれたモバイルバッテリーが騒動に

                              印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国で端末内部に盗聴器が仕込まれたモバイルバッテリーの存在が明らかとなった。南京警察は盗聴器入りのモバイルバッテリーが製造販売されているという通報を聞きつけ、深センの業者とバックグラウンドサービスの提供者など関係者28人を逮捕、端末2000個以上を押収した。警察によると、中国全土で被害が及んでいるという。 全国ネットの放送局である中国中央電視台(CCTV)では、しばしばセキュリティ問題についての番組を放送する。「こんな恐ろしい話がある」と問題の対象となる業界を非難するだけではなく、国として改善を求めるという権威あるメッセージ性が含まれる。問題の盗聴器入りモバイルバッテリーについて、CCTVは事件を紹介するだけでなく、実際に入手して試用と

                                中国で盗聴器の仕込まれたモバイルバッテリーが騒動に
                              • 中国語の文字入力で「ピンイン」が最終的に普及した理由

                                印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本のスマートフォン世代の中には、PCのキーボード入力が苦手な人もいるという。一方で、中国の今どきの学生は、さまざまな入力方法が用意される中でも、フルキーボードを好むことが多く、慣れていないと恥ずかしいようだ。今回はその「なぜ」を考察したい。 中国語には文字入力の方法が多数あり、入力方式エディター(IME)をはじめとしたツールは「輸入法」と呼ばれる。例えば、PCでは日本語のローマ字入力のような「ピンイン」入力と、各キーに割り当てられた漢字の部首から入力する「五筆」入力がある。また漢字が多くて入力が難しい高齢者向けには、手書き入力用の外部入力機器やソフトウェアが用意されている。 スマートフォンではピンインと五筆が入力できるフルキーボードに

                                  中国語の文字入力で「ピンイン」が最終的に普及した理由
                                • 半導体製造「弘芯」の巨大詐欺が中国で話題に

                                  印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国・武漢で「弘芯」(武漢弘芯半導体:HSMC)という企業の巨大半導体工場の建設(弘芯プロジェクト)が停止となるニュースがあった。日本の一部メディアでは資金不足が原因と報じられたが、調べてみるとそうではなく、とんでもない話だったので紹介したい。一言でいえば、何の知識もない人の口八丁で巨大半導体工場の建設まで進んでしまったのである。 複数の中国メディアが取材を重ねて分かったことはこうだ。弘芯を大きくした人物は、小卒で犯罪歴が多数ある曹氏と漢方薬を転売する李氏、それに途中から加わった龍氏の3人。李氏と曹氏は2017年12月に北京光量(北京光量藍図科技有限公司)を設立。資本金は李氏が9億8000万元(約150億円)、曹氏が8億2000万元(約

                                    半導体製造「弘芯」の巨大詐欺が中国で話題に
                                  • 中国政府、Google、Facebook、YouTube等だけでなく全言語のWikipediaをブロック : 痛いニュース(ノ∀`)

                                    中国政府、Google、Facebook、YouTube等だけでなく全言語のWikipediaをブロック 1 名前:サーバル ★:2019/05/24(金) 20:53:23.14 ID:HH33FTZD9 中国がついに全言語のWikipediaへのアクセスを遮断へ 中国政府はGoogleやFacebookなどへのアクセス規制や、ネット掲示板の書き込みに対する実名登録の義務づけなど、インターネット上の厳しい検閲を行っています。中国から中国語版Wikipediaへのアクセスは過去にも何度か封鎖されていますが、今回行われた規制では中国語版に限らず、全言語のWikipediaへのアクセスが遮断されました。 インターネット検閲に関する調査団体であるOpen Observatory of Network Interference(OONI)は2019年4月25日、中国国内から全言語のWikipedi

                                      中国政府、Google、Facebook、YouTube等だけでなく全言語のWikipediaをブロック : 痛いニュース(ノ∀`)
                                    • 東南アジアに連れ去られる中国人プログラマー--甘い話に乗せられた“技術黒奴”の現実

                                      印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国でプログラマーをターゲットにした新手の詐欺が話題になっている。フィリピンやカンボジアやミャンマーなど東南アジアに連れ去られてしまうというものだ。 前提として、中国でプログラマーは花形職業であると同時に、残業が多くハードワークである。2019年の前半にはトレンドワードとして「996」という言葉が挙げられた。これはIT業界の特に大手企業において、朝9時から夜9時まで週6日働くブラック労働が常態化していることを意味する。トレンドワードになるほど多くのIT業界勤務者がブラック労働ぶりを嘆き、さまざまな書き込みを行っていたが、時の阿里巴巴(Alibaba)会長の馬雲(ジャック・マー)氏は「働けるのは良いことだ」と語るなど、業界各社は改善しよう

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                                      • 日本オワた、中国の名創優品(メイソウ)の大躍進を前に敗北

                                        私は南米コロンビア・メデジンにおいていつも行っているショッピングセンターを歩いていた。 すると日本語のメイソウというロゴのお店を発見した。しかも人が入っておりガヤガヤ感がパない。 コロンビアにおいて日本のブランドはトヨタやホンダやヤマハなど車・バイク以外で見る機会はほとんどなく、まさか日本の小売がコロンビアに進出してるなんてことはないだろうと目を疑った。 と同時にメイソウ?なんか聞いたことあるな。それもそのはずメイソウ(正式名称:名創優品)はユニクロ、無印、ダイソーをパクった中国企業として数年前からネット界隈で悪名を轟かせていたからだ。 メイソウが登場した2013年当初は怪しい日本語の商品がたくさんあり若干馬鹿にされている感があった。 やはり日本語があやしい。#メイソウ#MINISO pic.twitter.com/xmyamLf03S — ののわ (@nonowa_keizai) May

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                                        • 中華鍋に具材と油を投入し自動で炒めるロボット、なんかすごい「野菜のアトラクションじゃん」「上が燃え出してからが調理器具の本番」

                                          山谷剛史 アジア中国ITライター&異国飯 @YamayaT 2002年よりライターやってます。中国IT系トレンド系紹介の連載ほか『中国のインターネット史』『移民時代の異国飯(共に星海社) amzn.to/3Eh5wHf 』など本数冊出版。記事は #山谷剛史記事 。Huawei,36krのTWの中の人。お仕事依頼はメール dtgoshi@gmail.com まで

                                            中華鍋に具材と油を投入し自動で炒めるロボット、なんかすごい「野菜のアトラクションじゃん」「上が燃え出してからが調理器具の本番」
                                          • 無人コンビニ×、シェア自転車×……中国スタートアップ、もうオワコンなの? | 文春オンライン

                                            猛烈な速度で変化を続ける中国は、継続的にウォッチするだけでも大変だ。かつて「スゴイ」と言われていた中国のイノベーション・ブームもかなり下火。加えて米中対立のもとで西側諸国から中国への風当たりが強まったことで、近年は中国製アプリの言論統制問題など、IT事情に限っても剣呑な話題が多くなっている。 そんな激動の2019年の中国IT関連の動向を中心に、1月17日のイベント「B級中国 vs. S級中国」の開催を控える中国ルポライターの安田峰俊氏とアジアITライターの山谷剛史氏に振り返ってもらった。 もはや毎年恒例となった両者の中国対談。興味のある方は2018年記事(その1、その2)と2017年記事(その1、その2)もご覧いただきたい。 ◆◆◆ 「中国の社会がきっちりしちゃって、つまらなくなった」 安田 おはようございます。今回は2人のスケジュールが合わなかったので、昆明にいる山谷さんとLINEのテレ

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                                            • 「今日も見上げるピラミッド」エジプト・カイロにある日本人学校の校歌、インパクトがすごい「絶対に勝てない」

                                              山谷剛史 アジア中国ITライター&異国飯 @YamayaT カイロの日本語学校の校歌はすごい。 ナイルの川辺 朝霧晴れて 今日も見上げる ピラミッド 手を取り合って たゆまぬ努力 さあ頑張ろう 君と僕 みんなのカイロ 日本人学校 ナイルの川辺 朝霧晴れて 今日も見上げる ピラミッド とかもうね、絶対に勝てない。 2020-02-13 01:47:14

                                                「今日も見上げるピラミッド」エジプト・カイロにある日本人学校の校歌、インパクトがすごい「絶対に勝てない」
                                              • 中国の「アプリ申請化」でインターネットがより閉鎖的になると不安の声

                                                印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国在住者が「X」(旧Twitter)などのモバイルアプリを利用するには、これまでよりも危険を伴うようになるかもしれない。 中国では、モバイル端末向けのアプリが申請制へと完全移行することが決まっている。これまで、開発者はモバイルアプリをアプリストアに登録するだけでよかったが、今後は関係当局に事前の申請手続きが必要となる。アプリストアは届け出がされているアプリだけを公開し、未届けのアプリの提供は禁止される。この変更に対して一部のネットユーザーが大きく反発している。 ことの発端は、2023年8月に中国の情報産業省に相当する工業和信息化部が発表した「モバイルインターネットアプリケーションの登録の実施に関する通知(工業和信息化部関于開展移動互聯

                                                  中国の「アプリ申請化」でインターネットがより閉鎖的になると不安の声
                                                • 中国観光業界が日本人ツアー客を受け入れられない理由 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

                                                  ゼロコロナ体制が終わり、ビザを取得すれば中国に旅行に行けるようになった。中国に関心がある日本人はいて、中国に行くのを心待ちにしている人もいる。しかし中国に行けるからといって、中国で外国人が観光できる環境になっているかというと、そうではなないという指摘が中国である。その理由としてビザの取得が必須になったことや、航空券やサーチャージの高騰、日本の事情としては進む円安が挙げられるがそれだけではない。中国の事情から中国旅行、特に中国ツアー旅行について難しくなった理由を挙げていく。 中国人観光客向けに最適化された観光の環境 3年間ゼロコロナ体制となり、外国人観光客向け市場は多くの大きな変化を遂げた。 観光地だが、スマート化によりオンラインで予約を入れないと入れない観光地が増えた。これが微信でないと対応できないし、キャッシュレスでないと支払えないし、身分証ではなくパスポートだとオンライン予約という場所

                                                    中国観光業界が日本人ツアー客を受け入れられない理由 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
                                                  • 中国で盗聴機能付きモバイルバッテリーが摘発、同種品は現在も販売中 - iPhone Mania

                                                    中国で、盗聴機能付きとして販売されていたモバイルバッテリーが押収され、関係者が逮捕されています。同様の機能を持つ部品が中国のECサイトでも販売されているほか、ロシアの政治指導者毒殺に使われた可能性もあるようです。 盗聴機能付きとして販売されていたモバイルバッテリー 中国で、周囲の音を認識して自動で録音し、内蔵したSIMカードを使ってGPSの位置情報とともに勝手に送信するモバイルバッテリーが摘発されて話題になっている、とZDNet Japanが中国中央電視台(中国の国営放送)の報道をもとに伝えています。 問題のモバイルバッテリーは348元(約5,600円)で販売されており、盗聴した音声や位置情報を受信できるアプリと連携して動作していたそうです。 内部にはIoT機器用のSIMカードやmicroSDカードを搭載した基板があり、これは中国で普及している電動シェアサイクルの盗難防止用に大量生産された

                                                      中国で盗聴機能付きモバイルバッテリーが摘発、同種品は現在も販売中 - iPhone Mania
                                                    • 転売業者は大損、修理屋は地方へ 複雑怪奇な深圳の電気街でのiPhone業者事情 (1/2)

                                                      iPhone 14発表の1ヵ月前の8月には早くも情報が回っていて、新型iPhoneのモックアップを入手した業者もいて、ケースの量産を開始。いつでも売れるよう体制を整えていた。また「華強北で作れないものはない」とばかりにニセモノ業者も動いていたという。 そして発表会が行なわれるや、転売業者が一気に動き出す。転売業者は複数のチャネルディーラーに連絡を取り、一方で買い手となる顧客にも「iPhone 14は要らないか?」とコンタクトを取る。そして出所不明だが、本物のiPhone 14を仕入れる。ある転売業者はリリース後に高値になるだろうと、2週間後に転売するつもりで購入した。中国人だけでなく外国人の業者も混ざる。 これまでもiPhoneは中国の転売業者にとって打出の小槌だった。iPhone 4発売時は2万元、iPhone 6は2万8000元もの高値で転売し、1台で1万元近く儲けたという。そこまで行

                                                        転売業者は大損、修理屋は地方へ 複雑怪奇な深圳の電気街でのiPhone業者事情 (1/2)
                                                      • VRの遊びを変える!中国でのVRブームを再燃させる「未来戦場」とは | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

                                                        急激に店舗を増やし「VR版ラッキンコーヒー」と形容される店舗がある。「STEPVR(北京国承万通信息科技)」の「未来戦場」という店舗であり、そこで「未来戦場」というゲームを遊ぶことができる。STEPVRは今年シリーズA+とシリーズBで連続で計1億元近い資金調達を行った。10月中旬の時点で130店舗程度だが、年内には500店舗を、来年には3000店舗オープンを目指す」と意気込んでいる。 未来戦場は文字通り未来の戦場をモチーフにしたVRを用いた対戦ゲームだ。VRというと体を座るなり立って固定するなりして遊ぶのがこれまでの常識だったが、広い店舗内でゴーグルを装着したまま歩いて移動し、銃型のコントローラで敵を狙い撃つ。映像は以前のVRゲームよりも表現が豊かでリアイティが高まり、3DCGの世界の中で動きまわれる。未来戦場は「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」と呼ばれる2対2か5対

                                                        • 中国人の「ギャンブル」「詐欺」産業が集中するカンボジアのシアヌークビルに潜入した | 文春オンライン

                                                          空港に着いたらそこは中国だった。中国人がベンチに座ってスマホをいじりながら国民的ソフトドリンク「王老吉」を飲んでいる。ここはカンボジアの地方都市なのに。 私が訪ねたカンボジアの海沿いの街「シアヌークビル」は、昔は西洋人バックパッカー(ヒッピー)にひそかに人気のビーチリゾートだったが、今はすっかり中国化したと報じられている。空港では、早速中国人の男性による会話や痰吐きの音が左右から聞こえる。日本円が両替しづらい代わりに従来から米ドルが普通に使えて、加えて人民元も流通している。

                                                            中国人の「ギャンブル」「詐欺」産業が集中するカンボジアのシアヌークビルに潜入した | 文春オンライン
                                                          • 世界で台頭する中国の人型ロボット、大量生産で身近になる未来 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

                                                            7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。 未来のロボットと言われると、まず想像するのは二足歩行して対話する人型ロボットかもしれない。これまでホンダのASIMOやボストン・ダイナミクスのPETMANなど様々な企業が人型ロボットをリリースして世を驚かせてきた。ここに中国企業が勢いよく参入し、近い将来には価格破壊を起こし、普及するかもしれない。その兆候が見えてきたので紹介しよう。 中国で人型ロボットといえばまず「UBTECH(優必選科技)」が挙げられる。2月にEVの「NIO」の工場内で同社の人型ロボット「Walker S」が、スムースな動きで

                                                            • 湖蓮館 - 中国ネット小説資料

                                                              朱沁雪『中国における「盗墓小説」の流行と増殖について : 『鬼吹灯』の物語構造分析を中心に』 2018年,首都大学東京学位論文(修士) 張瑶『ネット小説から女性映画 : 『七月與安生』の映画化改編及び改編過程における岩井俊二『花とアリス』の受容』2017年,東京大学中国語中国文学研究室紀要 邱慧鳴『中国のネット小説の物語論的構造及びそれを生み出したネットコミュニティのあり方 : 穿越小説を例に』 2015年,北海道大学学位論文(博士) 邱慧鳴『穿越小説という物語の構造』2013年,国際広報メディア・観光学ジャーナル(16号) 金碧臻 『中国の現代ファンタジー小説「九州」に関する考察』 2014年,首都大学東京学位論文(修士) 山本明『・・・小説における「段落」・・・蔡智恒・・・ネット文學の文體・・・』2005年,中國文學研究(第31期) 『中国コンテンツ市場調査 2017年版(2018年3

                                                              • 中国製スマホが「中国で売れなくなった」訳、頼みの“折りたたみモデル”も空振り

                                                                やまや・たけし/1976年東京都生まれ。システムエンジニアを経て2002年よりライターとして活動。中国をはじめとするアジア諸国のIT事情を専門とし、幅広いメディアで執筆活動を行っている。執筆の他、講演や調査なども行う。著書に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』(星海社新書)など。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 中国製スマートフォンは、今も世界で高いシェアを占めている。米中関係の悪化に伴って、米国でHuawei製品の販売が禁止されるなど苦境にあるものの、その「安さ」を支持するファンはいまだ多い。だが、中国製スマホの売り上げが、実は母国である中国で落ち込んでいることをご存じだろうか。各社がこぞって市場に投入している「折りたたみスマホ」も、まだ

                                                                  中国製スマホが「中国で売れなくなった」訳、頼みの“折りたたみモデル”も空振り
                                                                • 中国で脆弱さを指摘され見直される顔認証

                                                                  印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国では、顔認証技術がさまざまな機器や設備に導入されている。スマートフォンやPC用の各種アプリのほか、決済端末やセキュリティゲート、タイムレコーダーなどにも搭載され、新型コロナウイルス感染症が拡大してからは多くの施設で体温確認と顔認証の導入が急速に進んでいる。 行政や医療の現場でも、顔認証によってタッチレスで支払いや登録の手続きを済ませられる仕組みが登場している。中国で人気のオンラインゲームにおいては、顔認証を導入することで子供の遊び過ぎをコントロールしている。他にも、中国で本格的に分別が始まったゴミ箱や、コロナ対策で導入された観光地の入口や空港、新技術をふんだんに導入してアピールしたい施設などでは、顔認証を用いたサービスが次々と立ち上

                                                                    中国で脆弱さを指摘され見直される顔認証
                                                                  • 1回の演出で ドローン2000機も登場!「より多く」「より独創的に」ーー急成長する中国のドローンショー | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

                                                                    無数のドローンで花、動物やメッセージなど様々なアートを夜空に描くドローンショー。日本でも開催されることはあるが、中国ではより頻繁に開催されており、その技術や規模は年々向上している。2016年頃にドローンショーを始めたばかりの時は100機未満で行われていたが、現在は1回のパフォーマンスで少なくとも600機で、時には2000機を超える大規模な演出もある。 世界におけるドローンショーの市場規模は2021年時点で1億7000万ドル(約354億円)で、うち中国の市場規模は1億400万ドル(約156億円)と、世界市場のおよそ6割を占めている(QY Research調べ)。また、2022年末時点で、中国のドローン運営会社は1万5000社、登録されたドローンの数は95万機あり、年間の売上高は1170億元(約2兆4000億円)に達しているる。さらにドローン運営市場も成長し、2024年までに1600億元(約3

                                                                      1回の演出で ドローン2000機も登場!「より多く」「より独創的に」ーー急成長する中国のドローンショー | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
                                                                    • 中国政府の「外国製PC」排除は現実的か--“オールチャイナ”の可能性を考える

                                                                      印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 英紙のFinancial Timesは、中国政府が政府関連機関における外国製コンピューターのハードウェアとソフトウェアを3年内に中国産へ置き換えると伝えた。報道によれば、2000万~3000万台のハードウェアを置き換える必要があり、2020年には設備全体の3割、2021年には8割、2022年には残りの2割を入れ替えるという。 中国のメディアやブログも、同氏の報道を伝える形で紹介しているが、掲載された記事の多くが削除されている。 過去の似たような事例としては、PC用の検閲ソフト「グリーンダム」を国民へ強制的にインストールさせようとした(失敗に終わった)ことが挙げられる。グリーンダム騒動は2009年の話になるが、当時は中国国内での検閲強化が

                                                                        中国政府の「外国製PC」排除は現実的か--“オールチャイナ”の可能性を考える
                                                                      • ITに無縁の貧困省でプログラミング熱が高まる理由

                                                                        印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「子猫」を意味する中国のプログラミング学習サービス「Kitten(編程猫)」が、2005~2009年生まれ(9~14歳)の利用者を対象としたアンケートを実施し、先日そのレポート「05后編程学習情況掃描報告」を発表した。編程猫に関しては、前回記事を読んでいただきたい。 このレポートによれば、編程猫の学習者の9割弱が、「自分が興味がある」から学習をしているとした。「親や周囲の影響」と答えたのは3~4%にとどまった。「小碼農(※)」の多くが将来、プログラマーか科学者になりたいという。また好きな人についての質問では、芸能人などを抑えて、阿里巴巴の馬雲(Jack Ma)氏が1位となった。親世代のプログラミングに対する理解については、およそ3分の2

                                                                          ITに無縁の貧困省でプログラミング熱が高まる理由
                                                                        • 中国でSaaSが普及しない理由--“SaaS不要論”の原因を探る

                                                                          印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 今夏、「中国不需要SaaS」(中国でSaaSは必要ない)という記事をきっかけに、中国のIT関係者(特にSaaS事業者)によるSaaS不要論が続々と投稿されている。中国のSaaS市場は不景気というわけではない。市場自体は拡大しており、情報化の流れの中でクラウドに移行した企業の割合は78.3%というデータもある。それでも「どうも中国の商習慣にSaaSは合わない」という投稿が次々と出てきているのだ。 中国では、多くのSaaSスタートアップが立ち上がっており、世界の人気製品と同様のものを国内向けに提供していることも多い。中国のネットサービスは他国のまねから始まり、そこから独自に伸ばしていく。その背景として、昨今の中国のネット環境で言えば、国外に

                                                                            中国でSaaSが普及しない理由--“SaaS不要論”の原因を探る
                                                                          • 中国自動運転パイオニア「RoadStar.ai」の終了を考える

                                                                            印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国における自動運転のスタートアップ「RoadStar.ai」(星行科技)が、事実上解散した状態となっている。同社のウェブサイトに異常はないが、主要メンバーは既に同社から離れ、本社オフィスはもぬけの殻となっている。 RoadStar.aiで検索すると、華々しく紹介する日本語の記事が多数出てくる。またRoadStar.aiの2018年5月のプレスリリースには以下のように書かれている。 世界屈指のレベル4自動運転テクノロジーのパイオニアである同社は、シリーズAラウンドで1億2800万米ドルを調達し、自動運転テクノロジーキット「Aries」を発表した。2017年5月に中国・深センを本社に設立された同社には、Google、Tesla、Apple

                                                                              中国自動運転パイオニア「RoadStar.ai」の終了を考える
                                                                            • 中国で話題だったネット互助保険「相互宝」が失敗した理由

                                                                              印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国ネット最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)の金融企業である螞蟻集団(アントグループ)のネット互助保険「相互宝」(旧称、相互保)が2022年1月28日に終了する。2018年末にサービス提供が始まった同保険は、シンプルでありながら独自性があり、中国国内だけでなく日本のIT業界やFinTech業界からも注目された。多い時には1億人超が保険に加入し、サービス開始から現在までに約18万人が保険金を受け取ったという。 サービス終了となった理由の一つは政府による規制強化である。保険業の認可や実店舗の運営が必要になったため、サービスの継続が難しくなった。政府が絶対的な存在の中国では、そうと決まれば、これまでサービスの良さを説いていたメディアも手

                                                                                中国で話題だったネット互助保険「相互宝」が失敗した理由
                                                                              • 「ChatGPT」ブームで中国人AIエンジニアの争奪合戦が激化

                                                                                印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 対話型AI「ChatGPT」など文章や画像を作る生成AIが世界的なブームとなっている。中国でも大きな注目を集めており、ネット業界を中心にこれまでにないAI人材の争奪合戦になっている。例えば、中国のゲームメーカーは画像生成AIの活用を本格化させている。人材の確保だけでなく、協業や投資などさまざまな手段を講じてAIを利用するための体制の整備が迫られている状況だ。 ゲーム業界は画像生成AIを取り入れることで、コンテンツ制作などの繰り返し作業を減らすだけでなく、クリエイティブな作業を加速させる。騰訊控股(テンセント)や網易(ネットイース)、米哈游(ミホヨ)などの企業は長きにわたってAIを開発してきたことで知られるが、2023年に入ってから主なゲ

                                                                                  「ChatGPT」ブームで中国人AIエンジニアの争奪合戦が激化
                                                                                • 進む中韓のWindows離れ?中国ではNeoKylin/『韓国政府はWindowsを諦めてLinuxへの移行を目指している』とGIGAZINE伝える

                                                                                  以下記事のようにNeoKylinもLinuxベースのようです。 ・中国政府が推進するOS「NeoKylin」はLinuxベース | マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20150925-a355/ 中国製OS「NeoKylin」がWindows XPへのオマージュすぎる | ギズモード・ジャパン https://www.gizmodo.jp/2015/09/osneokylinwindows_xp.html ・『Google抜き』のHUAWEIスマホはどうなる? 中国の事例から考えてみる(山谷剛史) - Engadget 日本版 https://japanese.engadget.com/2019/05/20/huawei-nogoogle/

                                                                                    進む中韓のWindows離れ?中国ではNeoKylin/『韓国政府はWindowsを諦めてLinuxへの移行を目指している』とGIGAZINE伝える