逃亡先で初めて開いた記者会見で2時間近く恨みをまくし立てたゴーン(1月8日、レバノンのベイルート) Mohamed Azakir-REUTERS <常識外れの逃亡方法といいベイルートでの記者会見といい、今のゴーンはエキセントリックな男にしか見えないが、そうさせたのは日産と日本政府なのか?> 1年前には想像もできない光景だった。 かつて、巨大企業ルノー日産連合のCEOとして世界中を飛び回っていたカルロス・ゴーンは1年前、東京拘置所に拘留され、憔悴し、白髪になり、精神的な破綻に追い込まれていた。 そのゴーンが昨年末、検察の意表をつく手法で日本から逃亡。1月8日にレバノンの首都ベイルートで200人超のジャーナリストを前に2時間近く、日産と日本の司法の「罪」を問う1人裁判劇を演じてみせた。時には怒り、けんか腰になり、時にはきまじめに考え込む凝った演出で、「東京で独房に(勾留されて)いたとき、私がど
日産自動車は23日、車の前後左右など全方位からの衝突を回避する安全技術を搭載した車種を2011年までに米国市場に投入する方針を明らかにした。高級車ブランド「インフィニティ」のラインアップに加える。車載センサーが接近車両を検知すると、ブレーキが自動的に作動し、衝突を回避する。こうした機能を持つ量販車は世界初となる見込みで、日産では「ぶつからないクルマ」として安全技術をアピールする考えだ。 日産の技術は、車載センサーが障害物や車両を検知すると表示と音でドライバーに警告する。同時に各輪のブレーキを制御し、車両方向を変えることで障害物を自動的によける。センサーは前後部、左右に設置し、ほぼ全方位からの衝突を避けることが可能だ。 前部センサーは、先行車両に近づいたときに車間距離を保つ役割を担う。衝突する可能性が高まると、アクセルペダルが上がり、速度を低下させるとともに、自動的にブレーキがかかる。駐車時
マツダ56.4%減 三菱49.8%減 日産31.3%減 ホンダ29.8%減 トヨタ26.9%減 お先真っ暗か? 織り込みずみか? 自販連が発表した10月の国内の新車の乗用車販売(軽自動車除く)は前年同月比28・8%減の17万1641台で、普通トラックなども入れた販売台数は19万3258台と20万台を割り込み、26・7%減。10月の数字としては1968年に統計をとって以来最低の数字となった。 予測より軽微な減少か!? 9月7日のエコカー減税の終了で予想されていたとはいえ、登録車の乗用車販売は28・8%減、新車販売全体では26・7%減。マツダが前年同月比56・4%減、三菱49・8%減、レクサス44・5%減に代表されるその落ち込みは目を覆うばかりだ。特に大きく落ち込んだのが、小型乗用車で35・1%減と惨憺たるもの。エコカーなら最低10万円、13年超の下取り車があれば25万円も補助金がもらえた反動
年々減少が続いている交通事故ですが、さらに減少させるべく、日産が「ぶつからないクルマ」の開発を行っているそうです。 そして新たに「ぶつからないクルマ」の実現につながる「全方位運転支援システム」を搭載したプロトタイプが公開されたとのこと。 詳細は以下の通り。 日産|日産自動車、ぶつからないクルマの実現に向けて全方位運転支援システムを搭載したプロトタイプを公開 このリリースによると、日産が「クルマが人を守る」という考え方のもとに推進している安全技術の開発において、新たに「サイドコリジョンプリベンション」「バックアップコリジョンプリベンション」というものを開発したそうです。 これが「サイドコリジョンプリベンション」。車両後方の両サイドに設置した「サイドセンサー」で隣接する車線の車を検知し、隣接車線に車が存在する場合に表示と音でドライバーに警戒するほか、各輪のブレーキを個々に制御することにより隣接
保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車の前会長で、フランス自動車大手ルノーの最高経営責任者(CEO)も務めたカルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)などで起訴=が8日午後(日本時間同日夜~9日未明)、首都ベイルートで記者会見した。ゴーン被告は、「私は日本を愛している」と話し、休憩を挟み約2時間半にわたり持論を展開した。冒頭発言の主な内容は次の通り。(ロイター通信が配信した映像に基づき作成) 現在の自動車メーカー連合は「死に体」 RNBV(ルノー・日産統括会社)に対する監査法人マザーの監査についてだが、彼らが取締役会に提出したのは「暫定」の調査報告書だ。それを目にしたルノー幹部と政府関係者は「結論」について議論した。調査が完了していないにもかかわらずだ。私には一切の説明の機会が与えられなかった。この報告書なるものは、今後の司法闘争での争点の一つになると理解している。監査報告書として
日産自動車の代表取締役会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が逮捕された事件では、自らへの報酬を実際よりも約50億円も少なく有価証券報告書に記載した疑いが持たれている。 当然のことながら、この有価証券報告書には、財務諸表が財政状態や経営成績を「適正に表示」しているという監査法人の意見がついている。日産の監査を担当したのはEY新日本監査法人。同社は、粉飾決算が問題化した東芝やオリンパスの監査を担当していたことでも知られている。今回も、なぜ不正を見抜くことができなかったのか。 売上11兆円の会社で10億円の不正を見抜くのは... 企業会計に詳しい専門家によると、一般的な監査の手順からすると、有価証券報告書に報酬額として記載されている金額については、監査法人が資金の移動のプロセスまで確認している可能性が高い。だが、問題なのは、それ以外のルートでも「報酬」がゴーン氏に渡っていた可能性だ。一例が、取引
ソニーが自動車用のリチウムイオン電池事業に参入すると表明した。この分野は参入障壁が高く、自動車と電機の企業間提携も固まりつつある。勝機が見えにくい中、なぜソニーは再び部品事業に資源を振り向けるのか。 「事業化を探るということなのか、量産を目指すという意思表明なのか。“本気度”を教えてほしい」 「もちろん本気で参入するつもりですよ」 11月19日、ソニー本社で開かれた経営方針説明会。ハワード・ストリンガー会長兼社長の横で、記者の質問に吉岡浩副社長は笑いながら答えた。 ソニーはこの日、2012年度までに売上高営業利益率5%、自己資本利益率10%を達成するという目標を掲げた。2010年度には赤字続きのテレビ、ゲーム両事業を黒字化すると言明、首脳陣はハードとソフトの融合を進める戦略の説明に長い時間を費やした。 その一連の説明の中で、趣が異なったテーマが挙がった。 「自動車用電池ビジネスへの参入検討
[東京 1日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>は1日、電気自動車(EV)「リーフ」のユーザーをサポートするプログラムで、同社が指定する全国の急速充電器が使い放題になる新プランを追加したと発表した。EV普及の課題の一つである充電インフラ整備が今後、大幅に進む予定で、新設するプランで対応し、EVの普及加速を目指す。 現行のプランは月会費1429円(税抜き)で、無料で使い放題の急速充電器は日産販売店の約1600基(2015年3月末見込み)のみ。このため、遠出するドライバーにとってはガス欠ならぬ「電欠」への不安があった。新設する「スタンダードプラン」は3000円と費用は倍以上なるが、日産販売店のほか、高速道路やコンビニエンスストア、道の駅などでの急速充電器も含まれ、約4100基(同)が使い放題になる。1日から新プランの加入受け付けを始めた。 新プランでは使用可能な急速充電器が大幅に増
世界に衝撃を与えた日産自動車、カルロス・ゴーン前会長の逮捕。前会長らの主張が明らかになり、検察側と全面的に対決する構図が鮮明になっています。 関係者によりますと、ゴーン前会長は1億円以上の役員報酬の開示が義務づけられた平成22年以降、20億円程度だった報酬を報告書には10億円程度と記載し、差額は退任後に受け取ることで会社側と合意していたということです。 そして退任後にさまざまな名目でおよそ80億円の報酬を支払う計画が立てられ、前代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者(62)など、ごく一部の側近だけで共有していた疑いがあるということです。 これについてゴーン前会長は特捜部の調べに対し、退任後に報酬を受け取る計画にしていた一連の経緯については大筋で認めたうえで、その理由について「10年前のリーマンショックで日産の業績が下がったことがきっかけで、多額の報酬が開示されれば従業員の働く意欲がなくなると思
日産は2020年7月に電気自動車の新型「アリア」を発表することを明らかにしています。そこで、密かに注目されているのが、フロントグリルに装着される日産のエンブレムが一新されているということです。19年間使われた現在のエンブレムからなぜ変更されるのでしょうか。 日産は新型アリアからエンブレムが一新される!? 2020年7月にデビューすることが突如発表された日産の新型電気自動車「ARIYA(アリア)」について調べていたら、ショーモデル用かと思われていた今までと違う日産エンブレムを市販車でも使うようです。 どうやら日産は、新型アリア以後に発表するモデルのエンブレムを、すべて新しい世代に変えるようです。なぜ、日産はエンブレムを変更するのでしょうか。 日産は、2001年にデビューした「シーマ」までフロントグリル内にエンブレムを付けていませんでした。 車種専用のエンブレムや「シルビア(S13型)」のよう
「お客様の声にきちんと耳を傾けよう」――。今やあらゆる企業の様々な部署で当たり前のように使われるセリフだ。IT(情報技術)化が進んだ今の時代,その気になれば短期間で大量のVOC(ボイス・オブ・カスタマ=顧客の声)情報を比較的簡単に集めることはできる。だが,ビジネスの目的に合致した形で,VOCを経営にきちんと取り入れている企業がどれだけあるだろうか。 消費者のほうから見れば,「その程度の商品やサービス,接客で本当に顧客の声を聞いているの?」と,そう思われてしまう企業が少なくない。もちろん,顧客の要望すべてをそのまま商品やサービス,接客などに反映すればいいわけではない。どんな顧客層のVOC情報をどう集めることがビジネスの目的に適しているかの判断や,集めたVOC情報の中からどれを生かしどれを捨てるかの判断を,しっかりと実践することが重要なのである。 では,そうしたVOC情報に関する重要な判断を誰
前回、電気自動車(BEV)で主流となっている液系リチウムイオン電池(LIB)の課題と自動車メーカーの戦略を整理し、2030年代にBEVが主流にならないと見通した。一方で限界を打破するために「ポスト液系LIB」の研究開発が盛んだ。今回は「革新電池」の可能性について解説し、BEVが電動車の主役に立つ可能性を論じる。 革新電池とは何か。明確な定義はないが、液系LIBの性能(質量エネルギー密度など)や安全性、耐久性を大幅に向上できる2次電池といえる。 全固体電池、3種類が競う 有力候補としてまず挙げられるのが、正極、電解質、負極の全てを固体で構成する全固体電池である。電解液をなくせるため、セルごとのケースが要らない。一つひとつの電池を直接積層(バイポーラ化)できるため、体積および質量エネルギー密度を高くできる。前回、トヨタと豊田自動織機が苦労して開発した液系ニッケル水素(Ni-MH)電池のバイポー
左が日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)、右がホンダの三部敏宏社長。2024年3月15日に両社が緊急会見を開き、協業について検討する覚書を締結したと発表した。(出所:日経クロステック、写真:日産自動車) 「最初から日産自動車と手を組んでおけばよかったのだ」──。自動車技術に詳しいアナリスト(以下、自動車系アナリスト)は、日産自動車とホンダが発表した協業の検討についてこう語る。両社は自動車の電動化と知能化分野で戦略的パートナーシップの検討を開始することで覚書(MOU)を締結(図1)。今後、ワーキンググループを立ち上げて具体的な内容を詰めていく。このうち、ホンダの動きについて自動車系アナリストは「遅きに失したとまでは言わないが、スピード感がない」と指摘する。 率直に言って、ホンダは迷走しているように見える。電動車、中でも電気自動車(EV)に関して現実味のある戦略が見えないのだ。足元
日産自動車のカルロス・ゴーン会長が経営トップを務めるフランスの自動車メーカー、ルノーが、ゴーン会長に代わる暫定的な経営陣を決めたのを受け、ルメール経済相が会社側と会談し、その後、会見しました。ルメール経済相は「ルノーと日産の連合を守り抜くという意思を示したい」と述べ、両社の連合を維持することを重視する政府の立場を強調しました。 これを受けてルノーの筆頭株主でもあるフランス政府を代表してルメール経済相が21日午前、ボロレ氏らと会談し、その後、記者会見しました。 会見でルメール経済相は「新たな経営体制は堅固で、適切に機能することを保証する」と述べました。 そのうえで「技術的な挑戦に日々直面する中、ルノーと日産の連合を守り抜くという意思を改めて示したい」と述べ、両社の連合を維持することを重視しているというフランス政府の立場を強調しました。 また逮捕されたゴーン会長について「推定無罪の原則に基づき
清少納言 @seisyounagon_ 来る11月23日は陰暦10月16日。この日は1000年前の1018年に藤原道長公があの「この世をば…」と歌を詠んだ、まさにその日なんです。しかも満月!以前陽暦の該当日にアナウンスしたところ、「見逃した」という方が多かったので今回は前もって告知。23日の満月は『望月の歌』から千年目の月、 必見です! 2018-11-21 16:36:41 リンク Wikipedia 藤原道長 藤原 道長(ふじわら の みちなが)は、平安時代の中期の公卿。藤原北家、摂政関白太政大臣・藤原兼家の五男(または四男)。後一条天皇・後朱雀天皇・後冷泉天皇の外祖父にあたる。 父・兼家が摂政になり権力を握ると栄達するが、五男であり道隆、道兼という有力な兄がいたためさほど目立たない存在だった。しかし兼家の死後に摂関となった道隆が大酒、道兼が伝染病により相次いで病没。後に道隆の嫡男・伊
発表から3年半経っても発売されなかったB9とe-4ORCE これまで長らく販売を停止していた日産アリアが、ついに正式に販売再開される方針が明らかになった一方で、なんと120万円という大幅値上げを行なって販売が再開されるという、驚きの動向も判明しました。 今回取り上げていきたいのが日産アリアです。このアリアについては、2020年の7月15日に初公開を迎えながら、2021年中旬に正式発売をスタートするとアナウンスされていたものの、2021年中旬に、初回生産限定グレードとしてLimitedの発表を行い、その発売が、2021年の冬にずれ込んでいました。 ところが、その2021年の冬の発売も後ろにずれ込んでしまい、結局Limitedの納車がスタートしたのが2022年の3月中旬のことでした。しかも、当初はエントリーグレードのB6しか納車されず、B9やe-4ORCEについては、さらに2022年の冬へと発
日産自動車のカルロス・ゴーン前会長がこれまでとどまっていたルノーの経営トップを辞任したとフランスのルメール経済相が明らかにしました。ルノーは日本時間の24日午後6時から取締役会を開いているとみられ、まもなく新しい経営陣を決めることにしています。 日本で勾留が続く日産自動車のゴーン前会長は、当面フランスに帰国できない見通しになったことを受けて、ルノーの会長とCEOを辞任する意向を示していました。 これについて、ルノーの筆頭株主であるフランス政府のルメール経済相は24日、日本時間の24日午後、訪問先のスイスで「ゴーン前会長は、昨夜、辞任した」と述べてルノーの会長とCEOをすでに辞任したことを明らかにしました。 ルノーは日本時間の24日午後6時から取締役会を開いているとみられ、まもなく新しい経営陣を決めることにしています。 後任については会長とCEOを分け、会長にはフランスの大手タイヤメーカーミ
※本記事は『佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」』に収録している文化放送「くにまるジャパン極」の放送内容(2020年1月17日)の一部抜粋です。野村邦丸氏は番組パーソナリティです。 「獄中死」を避けるための逃亡 佐藤:私は去年から「ゴーンさんは逃亡する」と指摘していたんです。理由は簡単です。 逮捕されていた時、ゴーンさんには次のような可能性がありました。最初の罪状は金融商品取引法違反。これは罰金か、あるいは2件あっても確実に執行猶予がつくんです。ところがゴーンさんが頑なに罪を認めないから、たぶん検察はカッとなったんですね。それで会社法を使って特別背任にした。これは最高刑が10年なんです。 そうなると、2つの罪状が複合するので、最高刑がいちばん長い刑の5割増しまでいけるんです。だから最高で懲役15年になる。 さらに、ゴーンさんの保釈が検察の意思に反して認められちゃったので、検察はまたカッとな
ひとりの硬骨漢が8月27日、鬼籍に入った。杉野泰治氏62歳。元日産自動車企画室課長で、1999年に日産を倒産の危機から救った功労者のひとりだ。 当時の企画室のラインは、担当役員が鈴木裕企画室長、志賀俊之次長、杉野課長だった。杉野氏は実務担当者として世界を飛び回った。米国日産勤務が長く、英語ができて法務が専門だった。告別式では鈴木氏が弔辞を読んだ。志賀氏も供花した。 杉野氏はルノーとの提携後も企画室に在籍し、カルロス・ゴーン氏から重用されたが、辞めた。高額報酬を提示され、残留するようにゴーン氏から言われたそうだが、退社した。おそらくゴーン氏の経営手法が嫌になったことも一因だろう。その後、企業再生ファンドを立ち上げ成功を収めた。唐沢寿明氏が主演したNHKテレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン」の主人公のモデルのひとりでもあった。 トップが2代続けて「報酬不正」 昨年11月19日、ゴーン氏が
ゴーン被告、元米特殊部隊員と逃亡か 音響用ケースに潜む?―米紙 2020年01月04日11時28分 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告=2018年11月、仏北部モブージュ(AFP時事) 【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は3日、トルコ経由でレバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が日本から脱出する際、コンサートの音響機器運搬に使われる黒いケースに潜んでプライベートジェット機に乗り込んだと報じた。複数の関係者の話として伝えた。トルコまでは元米陸軍特殊部隊員の米警備会社関係者ら2人が被告に同行したという。 ハリウッド関係者と面会 ゴーン被告、逃走前に映画の相談―米紙 同紙によると、ケースの底には呼吸用に穴が開けられていた。逃亡に使用された2機を貸し出したトルコの民間航空会社MNG航空が、フライト後に機内から二つのケースを発見。うち一つにはスピ
日産自動車は3日開示した株主総会の招集通知で、平成26年3月期に取締役8人(社外取締役を除く)に支払った役員報酬の総額が16億5400万円に上ったことを明らかにした。単純平均で1人当たり前期比7%増の2億600万円。役員報酬が大幅に引き上げられたことで、25年3月期には国内の上場企業役員でトップの9億8800万円を受け取ったカルロス・ゴーン社長の報酬が10億円の大台を超えた可能性がある。 ゴーン氏個人の報酬額は24日の株主総会で明らかになる見通し。25年3月期は取締役9人の報酬総額17億4600万円の半分以上を1人で手にしていた。 26年3月期の報酬には、25年3月期の業績が反映される。この年、日産は米中市場の不振が響き、本業のもうけを示す連結営業利益が4%減と自動車大手7社では唯一減益だった。ただ、「売上高や最終利益では増収増益」(広報)だったことを踏まえ、報酬水準を引き上げた。
日産自動車は9月27日、行列を作って自動で進むユニークな椅子「プロパイロットチェア(ProPILOT CHAIR)」のデモンストレーション動画をYouTubeで公開した。同社の一部車種に搭載している自動運転技術「プロパイロット」を応用して開発したという。 飲食店の行列などでの利用を想定。横並びになっている椅子のうち、最前列に座っていた人が立ち上がると、その人の椅子は自動で最後尾まで移動する。その他の椅子は直前の椅子をカメラで認識して一定の距離を保ちながら追従し、1つずつ自動で前にずれる仕組みだ。 公開した動画では、実際に飲食店の行列でプロパイロットチェアを使用したシーンを用いながら、椅子に搭載されたシステムを紹介している。 非売品だが、9月29日~10月2日の4日間、神奈川県横浜市にある日産グローバル本社ギャラリーで展示する。また、実際に店舗で使ってみたい飲食店を募集し、無償貸与するキャン
日産自動車が電気自動車の普及に向け、50を超える自治体などと提携した。充電設備などのインフラが整う「街づくり」が普及に欠かせないためだ。電池の性能向上や標準規格の策定で先行する思惑も強くにじむ。 「公衆トイレって、あまり行かないけど、ある方がいいでしょ? そんな安心感を作りたいんですよ」 決して自治体関係者の話ではない。日産自動車で電気自動車を担当する牧野英治・ZEV企画グループ部長は、電気自動車の充電設備をトイレに例える。牧野部長の仕事は「クルマづくり」と言うよりは、電気自動車が走る「街づくり」だ。 日産は今年12月に電気自動車、「リーフ」を一般向けに発売する。今後も世界の有力メーカーが参入を予定する電気自動車が社会にもたらす影響は、自動車の動力源がエンジンからモーターに代わるだけではない。自動車が街の電力インフラとつながっていくことに、大きな変化がある。 そこで日産は世界各地の自治体な
» なんとタイヤ部分が “三角形” ! 日産から発売される「スキー場でグングン走れる」雪国仕様の車が頼もしい!! 西日本、米NYと、ここ最近続々入ってくる “大雪” のニュース。日々の生活において車が欠かせないというみなさまにとっては、対策が悩ましいところでしょう。 本日ご紹介する日産の車『ローグ・ウォーリア(Rogue Warrior)』は、「雪どんと来い!」な1台。 カナダ・モントリオール国際自動車ショーでお披露目されたこの車、最大の特徴はタイヤの特殊な仕様です。どんな雪道でもへっちゃら。グングンすいすい、走行できちゃうの。 【タイヤ部分が三角形だ〜!】 クロスオーバーSUVの4輪すべてを履き替えて、全輪駆動と組み合わせたそのフォルムは、見慣れた丸いタイヤではなく、まるで建設現場用の車みたいな “三角形” のもの。 【傾斜45度の雪道も問題なし☆】 高さ76cm、長さ122cmの無限軌
だれでも2万円で手軽に車の全塗装を楽しめる塗料のご提案です。 専用の艶消し塗料でかっこよく車を塗り替えませんか? お客様塗装事例はこちら >> 提案色はこちら >> お客様塗装事例はこちら >> 今まで、車の塗料は塗装するのが難しく 一般の方が塗り替えるにはとてもハードルが高いものでした。 特別な道具や場所がなくても誰でも簡単に、車の色を変えることができないか。 そこで私たちは考えました。 ローラーや刷毛で塗ってもムラができにくい、 車という過酷な環境下に置かれるものにも耐えうる塗料をご用意しました。 はやりの艶の無い塗装面は 刷毛やローラーの跡が目立ちにくく、 しかも雰囲気の良い、純正色にはない渋い目立ちすぎないオリジナルの車に仕上げることができます。 この車用塗料の発売により、たくさんの人々が気軽に 車の色を塗り替えることができるようになり、 2024年1月現在 約66,082台分以上
新型EV「リーフ」を発表する日産自動車の西川広人社長=千葉市美浜区で2017年9月6日午前9時58分、宮武祐希撮影 日産自動車は6日午前、電気自動車(EV)「リーフ」を全面改良して10月2日に発売すると発表した。新開発の電池を搭載し、1回の充電で走れる距離(航続距離)は2010年の初代発売当時の2倍となる400キロを実現。駐車に必要な操作を全自動で行う新たな機能も備えた。【和田憲二】 価格は消費税込み315万360円から。海外では米国で12月、欧州で来年1月にそれぞれ発売する。 新型リーフは、心臓部に当たる電池の容量が40キロワット時と初代(24キロワット時)の約1.7倍に増大。加速性能が高まったほか、航続距離は、競合する米ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・ボルトEV」(383キロ)、独BMWの「i3」(390キロ)を上回った。充電時間は普通充電(200ボルト、30アンペア)が約8
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