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明晰夢の検索結果1 - 40 件 / 56件

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明晰夢に関するエントリは56件あります。 歴史book などが関連タグです。 人気エントリには 『糸井重里氏のツイートと「他人は変えられないから自分を変えよ」という自己啓発的メッセージの限界 - 明晰夢工房』などがあります。
  • 糸井重里氏のツイートと「他人は変えられないから自分を変えよ」という自己啓発的メッセージの限界 - 明晰夢工房

    先日、糸井重里氏のこんなツイートが話題になっていた。 わかったことがある。 新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。 ずっと、誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。 — 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 責めるな。じぶんのことをしろ。 https://t.co/uLIz0k9cSd — 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 このツイートへの反応の多くは批判的なものだ。なぜ政府の対応がおかしいことを責めてはいけないのか、という意見が批判の多くを占めている。糸井氏のツイートに政府を擁護する意図があるかはわからない。ただ、「誰かを責める声」の中には政府を批判する声も確実に含まれる。「責めるな」というメッセージは、政府への不満の声を封じることにもつながりかねない。だから反発を受けているのだ

      糸井重里氏のツイートと「他人は変えられないから自分を変えよ」という自己啓発的メッセージの限界 - 明晰夢工房
    • 【書評】荘園を知れば日本中世史が圧倒的にわかる!伊藤俊一『荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで』 - 明晰夢工房

      荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書) 作者:伊藤俊一 中央公論新社 Amazon 学問とは本来面白いもの、ということがこの本を読むとよくわかる。本書『荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで』は、荘園という一見地味で硬いテーマを扱っているが、その中身はといえば古代から中世末期にいたるまでのダイナミックな社会変動、土地制度にまつわる有名無名の人々の営みである。なにしろこの時代、人口の大部分は農民であり、荘園は農民の生活と労働の場であるから、荘園を知ることは中世社会そのものを知ることにもなる。荘園という覗き窓からみえてくる中世社会は、こちらの想像以上に活力と刺激に満ちている。これが面白くないはずがない。 荘園の実態は時代によって異なるが、第二章を読むと、摂関期における荘園は、江戸時代の農村とは異世界といえるほど違っていたことがわかる。天災が頻発し、古代社会の秩序が破壊されるなか、台頭

        【書評】荘園を知れば日本中世史が圧倒的にわかる!伊藤俊一『荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで』 - 明晰夢工房
      • 豊崎由美氏は「書評」をどう定義しているのか?豊崎由美『ニッポンの書評』 - 明晰夢工房

        ニッポンの書評 (光文社新書) 作者:豊崎 由美 光文社 Amazon 豊崎社長とけんごさんの一件を見て以来、書評とは何かが気になってきた。書籍にどう言及すれば書評になるのか。せっかくだから、ここはトヨザキ社長の見解をうかがってみることにする。『ニッポンの書評』の第一講において、豊崎さんは作家と批評家、編集者と書評家の関係性について、このように解説している。 わたしはよく小説を大八車にたとえます。小説を乗せた大八車の両輪を担うのが作家と批評家で、前で車を引っ張るのが編集者(出版社)。そして、書評家はそれを後ろから押す役割を担っていると思っているのです。 これはかなり明快な整理だ。作品の構造を分析し、それが今書かれる意義を明らかにする批評家と異なり、「これは素晴らしいと思える作品を一人でも多くの読者にわかりやすく紹介すること」が書評家の役目だと豊崎さんは語る。書評家は読者と作品の間をつなぐ存

          豊崎由美氏は「書評」をどう定義しているのか?豊崎由美『ニッポンの書評』 - 明晰夢工房
        • Blueskyでツイッター初期の空気感を味わっている - 明晰夢工房

          Blueskyを使いはじめた。といっても招待コードのいらない非公式サーバーを使わせてもらっているので、このサーバー内のことしかわからない。今見えている範囲内の雰囲気は、ツイッター初期によく似ている。ここにあるのは本当の意味での「つぶやき」だ。他愛もないポストにちょっとした反応があったり、なかったりする。ちょうどいい孤独が手に入る。まだ人が少ないせいか、全体的にゆるいムードがあり、今のところは議論したり争っている人はいない。〇〇なうと言ってる人はいないが、本家サーバーでは「おはようブルースカイ」の略で『おはスカ』という挨拶が流行っているようだ。こういう独特の造語ができたりするあたりも初期のツイッターっぽい。TLを眺めているうちに、思わず「こういうのでいいんだよ、こういので」と声が漏れそうになる。 本家サーバーは順調に人が増えているようだが、今いるサーバーにはそれほど人がいない。人が少ない場所

            Blueskyでツイッター初期の空気感を味わっている - 明晰夢工房
          • 書評も大事だけど、日本人の47.3%が本を読まない時代には「紹介」も大事 - 明晰夢工房

            news.yahoo.co.jp このニュースでけんごさんに興味が出てきたので、TikTokの動画を見てみた。動画はどれも30秒くらいで、視聴者に刺さりそうなフレーズをうまく用い、小説の魅力的なところを簡潔に紹介している。これが書評かといわれればそうではないと思うが、そもそもけんごさんの肩書は「小説紹介クリエイター」なので、書評ができないことは問題にならない。動画を観る人が本を読みたくなればいいわけで、実際にその目的は達成できている。 けんごさんは単にTikTokで受けそうな、今流行っている作品だけを紹介しているわけではない。「読む絶望 心がえぐられまくる作品」と題した動画で「まずはこのイラストを見てください。なんと可愛いイラストでしょう。でもこの作品、心が痛くなるほどの社会問題を描いているんです」と紹介されているのは桜庭一樹の名作『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』だ。イラストと内容のギャッ

              書評も大事だけど、日本人の47.3%が本を読まない時代には「紹介」も大事 - 明晰夢工房
            • 太古の昔、ブログは「文学」だった。 - 明晰夢工房

              p-shirokuma.hatenadiary.com amamako.hateblo.jp 今日はこちらのエントリを読んで思ったことなどを。 ブログに商業化の波がやってくる前、この世界はただリアルには出せない、自分の思いのたけをぶつけるだけの場所だったように記憶している。もちろん観測範囲の問題はあるし、以前から商売のためにブログを書いていた人も、ブログを書籍化した人がいることも知っている。だが総じてブログ空間は、ただ書きたいこと、訴えたいことがあるから書く、という人が多くを占めていたように思う。 はっきり空気が変わり始めたと感じたのは、「ブログで自分語りなどしてはいけない」と主張する人たちが出てきた頃からだ。需要のないエントリなど書いてはいけないということだ。自分が書きたいかどうかではなく需要があるか、要はお金になるかが一番の関心事、という人たちが増えてきた。ブログをどう書こうと自由なの

              • 【書評】殷の女性兵士から兵馬俑の髪型の秘密まで、古代中国史の最新知見を得られる『戦争の中国古代史』 - 明晰夢工房

                戦争の中国古代史 (講談社現代新書) 作者:佐藤信弥 発売日: 2021/03/17 メディア: Kindle版 古代中国史の入門書として文句なしにおすすめできる本が出た。本書『戦争の中国古代史』はタイトル通り軍事についての記述が多いものの、殷~前漢の政治史を要領よくまとめているので古代中国史の概説書としても使える一冊になっている。古代中国史の最新知見を盛り込みつつ、殷の女性兵士や武霊王の「胡服騎射」改革の真の目的、「宋襄の仁」が当時の「軍礼」に基づく行為だったことなど、興味深いトピックを数多くとりあげているので、中国史に少しでも関心のある人なら楽しく読みすすめられる内容になっている。 以下、興味を引かれた内容についていくつか紹介する。 殷に「女性兵士」は存在したか 殷の王妃・婦好は「戦う王妃」として有名だ。実際に彼女と軍事とのかかわりを示す甲骨文が出土している。だがこの本によれば、殷代に

                  【書評】殷の女性兵士から兵馬俑の髪型の秘密まで、古代中国史の最新知見を得られる『戦争の中国古代史』 - 明晰夢工房
                • ローマ帝国軍に入隊したい人のための懇切丁寧なガイド『古代ローマ帝国軍非公式マニュアル』 - 明晰夢工房

                  古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル (ちくま学芸文庫) 作者:マティザック,フィリップ 筑摩書房 Amazon 「帝国は諸君を必要としている!」という帯の文句に惹かれ手に取ってみると、かなり内容の充実した一冊だった。これを読めば、ローマ帝国軍の入隊手続きや軍団兵の装備、陣営での生活や都市の攻略法、さらには除隊後の生活まで知ることができる。栄えあるローマ帝国軍の兵士になりたい人は必読。逆にローマを敵視している人にとっては、ローマ軍の内情がよくわかる貴重な一冊になる。 ローマ帝国軍にはだれでも入隊できるわけではない。本書の一章には帝国軍の入隊資格について書かれている。ローマ市民権を持っていること、独身であること、身長が5フィート10インチ(約173センチ)以上あること、などの条件に加え、「男性器がそろっていること」というのもある。軍隊は男の世界だが、去勢者は入ることができない。視力がよいこと、

                    ローマ帝国軍に入隊したい人のための懇切丁寧なガイド『古代ローマ帝国軍非公式マニュアル』 - 明晰夢工房
                  • ブログに「本当の感想」をもらうことの難しさ - 明晰夢工房

                    togetter.com もうとっくにこの話題の旬は過ぎてしまっているが、改めて上記のまとめを読み返し、いろいろと思うことがあったのでここに書いておく。 作家もそうだが、何かしら創作をしている人は、単に創りたいものがが創れればそれで満足、という人ばかりではない。誰かに反応してもらえるから、褒めてもらえるから、という動機でがんばる人も多い。そのことの良しあしをここで論じる気はない。ただ、皆がダーガーのようにひたすら孤独に砂場で砂を積みあげ、好きな風景をつくることに没頭できるわけでないことは確かだ。反応が気になるタイプの人はどうしたって気になる。 では、小説に感想をもらいやすくするにはどうしたらいいだろうか。書き手が感想をもらえれば励みになるように、感想を送る側もまた、作者に反応してもらったほうが書く甲斐があるというものだろう。つまり、感想がほしければ、感想をもらったときに大喜びしてみせたり、

                      ブログに「本当の感想」をもらうことの難しさ - 明晰夢工房
                    • 【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房

                      古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで (中公新書) 作者:柿沼陽平 中央公論新社 Amazon こんなに秦漢時代の生活がくわしくわかる本はほかにない。当時の人間になりきり、午前五時頃から時間帯ごとに古代中国の民衆の生活を追っていく内容なのだが、扱う対象が幅広く、庶民の服装や食生活などから市場や盛り場の様子、果ては夜の営みにまで及ぶので読んでいて飽きることがない。画像も非常に豊富で、この時代の俑から痰壺、尿瓶、張型など下世話なものもたくさんとりあげているので、ビジュアル的にも庶民の生活がよくわかるようになっている。注記も豊富で、とりあげている話題がどの史料を根拠にしているか巻末にすべて記してあるので、この時代をさらに詳しく知りたい読者にも便利。 この本では色恋の話題が多い。古代中国における男女の出会いの場のひとつが桑畑だ。この本の9章で書かれている桑畑での出会いの様子は以下のよう

                        【書評】桑畑がナンパスポット、市場では受刑者の悲鳴……見てきたように秦漢時代の生活を描く『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 - 明晰夢工房
                      • 文太 on Twitter: "#漫画 #本当にあったあんま怖くない話 『明晰夢』(1/4) https://t.co/9rDZmKMRMd"

                        #漫画 #本当にあったあんま怖くない話 『明晰夢』(1/4) https://t.co/9rDZmKMRMd

                          文太 on Twitter: "#漫画 #本当にあったあんま怖くない話 『明晰夢』(1/4) https://t.co/9rDZmKMRMd"
                        • 文太先生のマンガ『明晰夢』の夢中夢表現がSAN値をガリガリに削られる。明晰夢体験談も続々

                          文太 @bunta_50 絵と漫画を描く。クリーチャーとスプラッタが好き。趣味は廃墟探索と深夜徘徊と読書。過去作品はpixiv(pixiv.me/bunta50)。作業配信はYouTube(https://t.co/rApXiJs130) 。爬虫類垢 : @bunta_hachu pixiv.me/bunta50

                            文太先生のマンガ『明晰夢』の夢中夢表現がSAN値をガリガリに削られる。明晰夢体験談も続々
                          • 森山至貴『10代から知っておきたいあなたを閉じ込める「ずるい言葉」』に見る「社会学者が嫌われる理由」 - 明晰夢工房

                            10代から知っておきたい あなたを閉じ込める「ずるい言葉」 作者:森山 至貴 発売日: 2020/08/18 メディア: Kindle版 togetter.com この本は少し前に「裏表紙がクソリプ大集合みたいな本」としてツイッターで話題になった。「あなたのためを思って言っているんだよ」「どちらの側にも問題あるんじゃないの?」「悪気はないんだから許してあげなよ」などなど、この本で取り上げられている「ずるい言葉」は相手の気持ちを解きほぐすことは一切なく、ただ口をふさぐ効果しかないという意味において、確かに「クソリプ」だ。言われる側はたまったものではない。 本書『10代から知っておきたいあなたを閉じ込める「ずるい言葉」』では、こうした29の「ずるい言葉」を取りあげ、これらの言葉にどんなおかしな考え方が隠れているかをあぶり出す。ここの解説はていねいで、特に専門用語も使われていないので10代でも理

                              森山至貴『10代から知っておきたいあなたを閉じ込める「ずるい言葉」』に見る「社会学者が嫌われる理由」 - 明晰夢工房
                            • 司馬遼太郎人気を支えた「大衆歴史ブーム」はなぜ生まれたのか?福間良明『司馬遼太郎の時代 歴史と大衆教養主義』 - 明晰夢工房

                              司馬遼太郎の時代-歴史と大衆教養主義 (中公新書 2720) 作者:福間 良明 中央公論新社 Amazon 「司馬さんの書かれるものは日本外史とでも呼ぶべき種類の史書ではあるまいか」とは、有吉佐和子の『坂の上の雲』評だ。このように、司馬遼太郎作品はたんなる歴史小説の枠をこえ、一種の教養本として読まれている。司馬作品は物語中にしばしば「余談」がさしはさまれ、そこでは司馬の政治や軍事、世論などへの見解が自在に語られる。こうした特徴は吉川英治や山岡荘八といった、それまでの歴史作家の作品にはないもので、読者の歴史への知的関心をかきたてるものだった。なぜ司馬の「歴史教養本」は時代に求められたのか。『司馬遼太郎の時代 歴史と大衆教養主義』によれば、司馬作品の人気を支えていたのは、昭和50年代に起きた「大衆歴史ブーム」だという。 昭和50年代に司馬作品を愛読していたのはおもに中年男性だが、かれらは教養主

                                司馬遼太郎人気を支えた「大衆歴史ブーム」はなぜ生まれたのか?福間良明『司馬遼太郎の時代 歴史と大衆教養主義』 - 明晰夢工房
                              • 明晰夢20230317 : 素晴らしい日々〜Splendid days

                                明晰夢20230317 今日もこのブログに訪問して下さりありがとうございます!😊 今日はけっこう肌寒い感じの東京です。 今夜から雨降りの予報です。 さて、 僕はたまに不思議な夢を見る。 今朝方みた夢は、 いわゆる明晰夢。 つまり夢の中で、これは夢なのだとわかっているという夢のことだが。 夢の話をする前提として、 実は僕は、 信仰宗教に対して、なかなかに強い拒否感がある。 それはなんでだか知らない。 なんだろう、教祖がいて… その教祖の教えなりを信じて… という、 そういうものに虫唾が走る。 あくまでも僕の観点での話だから、 自分が信じる宗教を信仰している人に対してのバッシング的意図はない。 ところで、みた夢の話に戻るが、 僕は原付スクーターに乗っている。 で… どんな人達かは分からないが、 ぼくに縁のある人々を乗せた観光バスに追走していた (ちなみにこのバス、高速路線バスなのか?京都で乗

                                  明晰夢20230317 : 素晴らしい日々〜Splendid days
                                • 思い通りの夢が見られる「明晰夢」とは、その見方と効果も

                                  明晰夢とは、夢の中でそれが夢だと認識できる状態だ。(PHOTOILLUSTRATION BY OSCAR BURRIEL, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 夢を見ているときに、自分はいま夢を見ているんだと自覚したことはあるだろうか。いや、それどころか夢を操作した人もいるかもしれない。それはおそらく「明晰夢(めいせきむ)」だ。ここでは明晰夢とは何かから、そのメリットとデメリット、そして明晰夢を見るテクニックまでを紹介しよう。 ひとことで言えば、明晰夢とは、自分が夢を見ていることを自覚して夢の展開をある程度コントロールできる、あるいは、それが夢であることを認識しつつ、その成り行きを観察できるような夢だ。そのため、明晰夢を見る人は、意図的に悪夢に介入し、別の結末に修正できることがある。 学術誌「L'Encéphale」2023年10月号に掲載された論文によると、こうした明晰夢には、

                                    思い通りの夢が見られる「明晰夢」とは、その見方と効果も
                                  • 有名人には有名税があり、無名な人には無名控除がある - 明晰夢工房

                                    はてなブックマークの話題が一部で盛んになっている。私もこの話題に一枚嚙もうかと思ったが、よくよく考えると自分にはあまり関係ないことに気づいた。何人かのブロガーはこの件でブックマーカーを批判しているが、それは彼らが有名で、ブックマーカーに叩かれる側だからだ。私のような無名ブロガーのところに、あまりブックマーカーはやってこない。だから普段はブックマークのことなんてまるで意識していない。 おまえは便所の落書きのつもりでブコメを書いているのかも知れないが、その便所の落書きには受け取り人がいるんだよネットでは - 自意識高い系男子 私は有名でないからブックマーカーのことはあまり考える必要はないけれども、好きなことや楽しいことをメインに書くことが結果的に自衛策になっている気はする。変なコメントする人は争いの匂いに寄ってくるので。 2023/02/28 21:45 b.hatena.ne.jp はてなブ

                                      有名人には有名税があり、無名な人には無名控除がある - 明晰夢工房
                                    • 『夢の記憶と明晰夢!』

                                      本日の学びは、夢の記憶と明晰夢です。 明晰夢とは? 現在、夢を見ている事を認識し、夢の中で自分の意思をもって行動する夢の事です。 たいていの方は、経験した事があると思います。そう、私も経験した事があります。 例えば、自分が空を飛んでいる事に気付き、「これは夢だな!」自由に飛んでみようと、夢の中で自分を操作します、この状態が明晰夢です。※個人差はあると思いますが、私の場合なかなか思い通り動く事ができません? 夢を操作する意識が、高まると自然と目が覚めてしまいます。 明晰夢を見ている時は、どのような状態なのでしょうか?※今回は、明晰夢ついて分析してみましょう。 その前に、前回の見た夢を忘れない方法を実施後の結果をご報告します。 実施後から明らかに、夢を記憶する確率が上がり、1週間のうち2.3日は、内容が記憶できた夢を見る事ができました。※断片的なキーワードが、少し残る様な夢をカウントすると、ほ

                                        『夢の記憶と明晰夢!』
                                      • 蝦夷の領域に築かれた最北端の古代城柵・秋田城を訪ねる - 明晰夢工房

                                        秋田市の秋田城跡と資料館を訪ねてきた。写真は昨年10月に撮ったもの。 秋田城の歴史は古く、733年に出羽柵が建設され、760年に秋田城と改称されている。 ここには復元された秋田城の城壁含め、当時の政庁そのものが公園の中に含まれている。 秋田城は軍事施設であり、行政機関でもあったといわれるが、この城壁は役所の外壁といった印象が強い。秋田城は蝦夷の饗応の場であったともいわれるが、蝦夷もこの門をくぐっただろうか 壁の向こうの高清水公園は市民の憩いの場となっている 資料館と城壁との間には、政庁のミニチュアが飾られている この場所には秋田場内を東西につらぬく大路があった。小規模であっても大路というあたり、京文化をこの地に持ち込んだという意識があったということだろうか 秋田城に用いられた瓦。瓦はこの時代、ごく限られた施設にしか使われていない。律令国家の威厳を示すために瓦が用いられたようだが、当時秋田城

                                          蝦夷の領域に築かれた最北端の古代城柵・秋田城を訪ねる - 明晰夢工房
                                        • ブログで自分語りをしてもいいという話と、感想コンテンツの特殊性について - 明晰夢工房

                                          ブログで自分語りをしてはいけないのか問題 ついさっき、ちょっと思うところがあって、「ブログ 自分語り」でぐぐってみました。 すると案の定というか、出てくるブログに書いてあることはほぼほぼ「ブログで自分語りなんてするな」の一色でした。 いわく、芸能人でもない人の個人的な話なんて誰も興味ない、ブログは読者に価値ある情報を提供するものだからそんなこと書いたらダメ、それより読者の興味に寄り添うべき云々。 いや、お説はいちいちごもっとも。 たぶんこんな感じのことが書かれているんだろうなあ、と予想はしていましたが、だいたい思った通りのことが書かれていました。 自分語り、嫌われたものですね。そりゃそうです。貴方のことなんて誰も興味ないよ、と言ってるその人たちの大部分は、ブログで集客し、お金を稼ごうとしてる人達でしょう。その立場からすれば、それこそ自分語りなんてなんの役にも立たない。いやむしろ有害なんだ、

                                            ブログで自分語りをしてもいいという話と、感想コンテンツの特殊性について - 明晰夢工房
                                          • 「表現の自由」などとっくになくなっていた令和日本 - 明晰夢工房

                                            みんなのユニバーサル文章術 今すぐ役に立つ「最強」の日本語ライティングの世界 (星海社 e-SHINSHO) 作者:安田峰俊 講談社 Amazon 安田峰俊氏の『みんなのユニバーサル文章術 今すぐ役に立つ「最強」の日本語ライティングの世界』を読んだ。1記事2000万PVを叩き出した実績のある著者の本だけに、さすがにわかりやすい。安田氏が説く「プロの日本語」の書き方は超実践的で具体的、精神論は一切ない。句読点の打ち方から改行の仕方、無駄な文章のダイエット法、漢字をひらく方法まで網羅する親切設計で、これを実践できれば文章が格段に読みやすくなることは間違いない。そのうえビジネスメールの書き方やマッチングアプリのプロフ作成法・バズる記事の書き方まで教えてくれるので至れり尽くせりだ。これで1,100円(税別)ならコスパはかなり高い。ウェブで文章を書くすべての人におすすめしたい快著だ。 そんなお得な『

                                              「表現の自由」などとっくになくなっていた令和日本 - 明晰夢工房
                                            • 初夢は、まさかの「明晰夢」でした...(;'∀') - sedoブログ

                                              こんにちは、セドです(^_-)-☆ お正月休暇中でわりと時間があったので初期のブログ記事を 見直して、追加修正等を行おうと思ったのですが、 改めて見ていくと文章のぎこちなさや、 構造全体のおかしな点などが 多数みつかり、でも、これはこれで感慨深いなー、、 と思い、少しずつですが、回を重ねるごとに 記事の構成や文章のまとめ方などが 上達してきているとも感じるので、 ブログ自体の成長の過程も見れるため、 あえてそのままの状態で残すことにしました(;^ω^) sedoxil.hatenablog.com そうそう、、初期の頃は「スピリチュアルと脳科学」のテーマで、 主に書いていましたね(;^ω^) 懐かしい、、ブログを始めて気がついたら半年が経過して、 記事も今回で78作目となります! ここまで続けられたのも、 見てくれている方々のおかげなので あらためて感謝御礼申し上げます<m(__)m> さ

                                                初夢は、まさかの「明晰夢」でした...(;'∀') - sedoブログ
                                              • オシッコ我慢式明晰夢法をアップデートしたい

                                                それは先月のことだ。 私は夢の中でトイレを探してさまよっていた。 猛烈な尿意の中、便座に腰を下ろした時、私は気づく、オシッコが出てこないのだ……。 そう、それは明晰夢。 明晰夢……夢を見ているのに意識はハッキリとしておりそれが夢であることに気づいている状態。 夢の中で夢に自覚的であるということは、見たい夢を見れるということである。 飛びたいと願った次の瞬間にはビルの谷間を滑空することも、好きな人と恋人になることを願えばデートの場面に突然移る。 だが、突然の場面転換による負荷により夢はアッサリと終わる。 ゆっくりと大切に理想の幻覚経と世界を近づける遊び。 巷には催眠音声というものも流行っているが、あれらは結局の所はドラマCDの域を出ておらず、人間に理想の夢を見せるほどの機能は有していない。 明晰夢はまさに本物の夢の中で、理想の世界を描けるのだ。 自分の理想を、自分の意志でリアルタイムに描ける

                                                  オシッコ我慢式明晰夢法をアップデートしたい
                                                • 行動ダイアリーをつけてみたら読書量がかなり増え、日々の充実感もアップした - 明晰夢工房

                                                  最近、余暇の時間に何をしても充実感を感じられない日々が続いていた。状況を打開するため、「行動ダイアリー」をつけ始めた。行動ダイアリーとは認知行動療法の創始者アーロン・ベックの考案したもので、実践方法は簡単。日々の行動について、1時間ごとに「達成感」「喜び」を10点満点で記録していくだけ。これを続けるだけで、どんな行動をすれば満足できるのかがわかり、無駄な行動を省いて充実度の高い行動を積極的に選んでいくことができるようになる。 何に充実度を感じるか、案外自分でわかっていない ここ数年、読書傾向が新書や学術書にかなり偏っていた。行動ダイアリーでこれらの本を読む達成感と喜びを評価してみると、それぞれ5点くらいになることがわかった。対して小説を読んだ場合、達成感や喜びは少なくとも7点くらいにはなる。小説は読者を楽しませるものだから当然といえば当然だが、その当然のことが案外わかっていなかったりする。

                                                    行動ダイアリーをつけてみたら読書量がかなり増え、日々の充実感もアップした - 明晰夢工房
                                                  • 明晰夢・自動書記 - カラーひよこのブログ

                                                    月日 サウナ遠征しようと予定していたけれど、睡眠が5時間に満たなくぼんやりしていたらまた夕刻になってしまう。久しぶりに死んだ犬が夢に出てきた。途中でそれが明晰夢だと気付き、夢の中で何度か見た町の中を犬と探検。明晰夢であってもいつも空は飛べない。一回もうまく飛べた試しがない。「マジどうでもいい話ベスト3」に入る「他人が昨日見た夢の話」でした。 どん兵衛の天ぷら蕎麦を食べてから近場のサウナと 10 分スナップ。 買い物して帰宅、ブログ。前の晩は1本だったビール(ニセ)、昨晩も2本に抑えられた。最初の1本か2本をノンアルビールでやり過ごすと大丈 V(死語)。 はてなブログも気付けば5つ書くことになったけど(ギターブログは2ヶ月停まってるけど)、それぞれジャンルを絞ったことで、これまでみたいにブログを書くことに抵抗がなくなったな。。特にこの雑記ブログはほぼ日記と割り切った事で自動書記のようにスラス

                                                      明晰夢・自動書記 - カラーひよこのブログ
                                                    • 明晰夢を見るための夢日記トレーニング方法

                                                      明晰夢を見るための科学的な方法 今回は明晰夢を見やすくするための方法について解説します。 明晰夢とは、自分の意思で自由に内容をコントロールできる夢のことです。 この明晰夢は体験するのがただ楽しいというだけではなく、実は研究によるとスキルの習得やトレーニングにも役立つのではないか?と言われています。 もしかしたら、実用性もあるのではないか?ということですね。確かに意味がなければそんな機能は進化の過程でなくなっていてもおかしくないですからね。 kruchoro.com 明晰夢をよく見る人を調査 さて、本題に戻りますと、明晰夢は体験する科学的な方法とは、スヌーズ機能を利用して睡眠と起床を繰り返すことです。 2015年に行われたイギリスにあるスウォンジー大学のベサン・スミス、マーク・ブラグローヴ博士らの実験では、明晰夢を見るための方法を調べるために84名の参加者を集めて睡眠に関するアンケートを行い

                                                        明晰夢を見るための夢日記トレーニング方法
                                                      • 【感想】「うつヌケも運のうち」なのか?田中圭一『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』 - 明晰夢工房

                                                        うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】 (角川書店単行本) 作者:田中 圭一 発売日: 2017/01/19 メディア: Kindle版 サンデルの新刊『実力も運のうち 能力主義は正義か?』が話題だ。一見実力で勝ちとったようにみえる社会的成功に、実は運が大きくかかわっている。このことをサンデルほどの有名人が指摘した意義は大きい。ところで、心の病が治る、快方に向かうことも一種の「成功」だ。だとすれば、「うつヌケも運のうち」なのだろうか。 『うつヌケ』のアマゾンのレビュー欄をみてみると、否定的な評価が少なくない。この本で取り上げられている人たちは抜きんでた才能を持っていたり、理解あるパートナーに恵まれている幸運な人たちではないか。自分もうつを患っているがそんな幸運とは無縁だ、なんの参考にもならない……というわけである。今うつの真っただ中にある人はどうしても

                                                          【感想】「うつヌケも運のうち」なのか?田中圭一『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』 - 明晰夢工房
                                                        • 【書評】ブッダになれるのは一部の「能力者」だけか、それとも全員なのか?師茂樹『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』 - 明晰夢工房

                                                          最澄と徳一 仏教史上最大の対決 (岩波新書 新赤版 1899) 作者:師 茂樹 岩波書店 Amazon 仏教というより高度な論理学の本を読んだような、不思議な読後感が得られる一冊だった。本書『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』は、タイトル通り最澄と徳一の論争について解説してるが、ここでの争点は大ざっぱにいうと「人は誰でもブッダになれるのか」だ。最澄は一乗説(=衆生はいずれ皆ブッダになる)、徳一は三乗説(=ブッダをめざす道である菩薩乗と阿羅漢をめざす声聞乗・独覚乗が併存する)の立場である。大乗仏教の究極目的は「ブッダになること」なので、人がブッダになれるかどうかは一大問題だ。だからこの点について見解の相違があれば、大論争に発展する。 最澄と徳一の論争を理解するためには、最低限の仏教思想史をおさえておく必要がある。このため、本書の「はじめに」では最澄の時代にいたるまでの大乗仏教思想史が簡潔に説明

                                                            【書評】ブッダになれるのは一部の「能力者」だけか、それとも全員なのか?師茂樹『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』 - 明晰夢工房
                                                          • 明晰夢の中で演奏した曲を現実世界に転送することに成功! - ナゾロジー

                                                            夢の中にいながら夢を見ているのに気づいている状態を「明晰夢」といいます。 明晰夢に入ると夢の内容を自由にコントロールできるので、自分の意志で夢の中を行動したり、望みの状況を作ることができます。 まさに夢のような話です。 そして今回、米カリフォルニア州に拠点を置くスタートアップ・REMspaceは、この明晰夢を利用した驚くべき実験を行いました。 なんと明晰夢を見ている人が夢の中で演奏した音楽をリアルタイムで現実世界に転送したのです。 夢から転送したのは、Queenの名曲「We Will Rock You」でした。 研究の詳細は、アメリカの夢に特化した唯一の科学雑誌『Dreaming』に掲載されています。 Lucid dreamers transmit musical melodies from dreams to reality in real-time in groundbreaking

                                                              明晰夢の中で演奏した曲を現実世界に転送することに成功! - ナゾロジー
                                                            • 40代のオジサンが未経験で転職したけど意外となんとかなってます - 明晰夢の庵

                                                              お久しぶりですこんばんわ御ス氏です。 40代で完全異業種に転職してから1年2ヶ月が経ちました。 今の仕事は全く不満がない訳ではないのですが、なんとか続けていけそうな感じです。 給料は正社員であるにも関わらず、中卒初任給かな?と思うくらいすこぶる安いので資格手当で水増しするために片っ端から取得している最中です。 取得済み:ボイラー2級、2種電気工事士、危険物乙4、消防設備士乙6 来月受験:3種冷凍機械 いわゆる客先常駐の設備管理員で日常的にはそれほど忙しいわけではないのですが、一度トラブルが起こると知識と経験の無さからてんやわんやでテンパリまくりですね。 築25年以上の建築物はあちこちガタがきていて、いつどんな故障、トラブルが起こってもおかしくない状況です。 あと、利用するお客さんや客先の職員さんなど、とにかくいろんな人と接するので良くも悪くも勉強になりますね。 お客さんでワガママな無理難題

                                                                40代のオジサンが未経験で転職したけど意外となんとかなってます - 明晰夢の庵
                                                              • 【感想】佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』 - 明晰夢工房

                                                                会津執権の栄誉 (文春文庫) 作者:巖太郎, 佐藤 発売日: 2019/07/10 メディア: 文庫 渋い。この一言につきる。本作は会津芦名家の興亡を描いた連作短編だが、それぞれの作品の主人公は皆あまりなじみのない人物で、大河ドラマの主人公になるような華々しい活躍をした人物ではない。しかしそれだけに、北に東北の雄・伊達政宗という強敵を抱える芦名家の苦悩を、読者はリアルに体験できる。芦名家は佐竹家から当主をむかえているため、佐竹家から家老も一緒に乗り込んできているのだが、この家老と芦名家の古くからの家臣との対立に芦名家は揺らいでいる。加えて、血族の猪苗代盛国には伊達家から調略の手が伸びてきている。六人の主人公の目を通じて描かれる、内憂外患に悩む芦名家の姿には、多くの読者が共感を覚えるだろう。これらの主人公は、皆それぞれ懸命に生きているのに、ままならない運命の波に呑まれていくからだ。胸のすく英

                                                                  【感想】佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』 - 明晰夢工房
                                                                • 【検証】明晰夢グッズでNTRの夢は見られるか?

                                                                  そういう回です (理想のNTRを語る際になんか制服でいちゃついてるような絵を描いていますが、これはYouTubeの表現上の問題のため実際は脳内で人生ゲームに置き換えていただけると幸いです) 月ノ美兎のTwitter(配信予定等はこちらで呟いています!) https://twitter.com/MitoTsukino ※未成年者の視聴者の方々は、下記リンク先の注意事項もご覧ください。 https://www.anycolor.co.jp/notice-for-minors

                                                                    【検証】明晰夢グッズでNTRの夢は見られるか?
                                                                  • 【体験まとめ】明晰夢ってどんな感じ?夢の中で出来ること8選

                                                                    こんな感じです。 それぞれ説明していきます。 明晰夢を見た大体の人はする行動らしいです。僕もしっかりしてました。笑 個人的には飛び方にパターンがあって、「地面から飛ぶパターン」と「ビルなどから飛ぶパターン」があります。 当初は高度をあげると、目が覚めてたので色々とコツを練習しました。 ビルを飛び回れる 体が軽いので、基本、壁とか垂直にのぼれます。 マトリックスのモーフィアスみたいにビルもひとっ飛びです。 高速移動できる 高速というよりも瞬時に平行移動してる感じです。 意識を向けた所へ瞬時に移動するので瞬間移動に近いかも。 水中で行動可能(水中で息ができる) 海などでも視界良好、息もできます。あと大体は浮力がないです。 でも触感はあるので水に入ってる感覚はあります。 好きなものを出現させることが出来る 不思議なのが、人は出現させることができません。 なんでだろうか謎です。 今いるシチュエーシ

                                                                      【体験まとめ】明晰夢ってどんな感じ?夢の中で出来ること8選
                                                                    • 天然理心流はなぜ多摩の豪農に伝わったのか?須田努『幕末社会』 - 明晰夢工房

                                                                      幕末社会 (岩波新書 新赤版 1909) 作者:須田 努 岩波書店 Amazon 天然理心流を開いた近藤内蔵助は、江戸の両国薬研堀に道場を構えていた。だがなかなか門人が増えなかったため、多摩の農村で出稽古をはじめ、この地域に土着していた八王子千人同心たちに剣術を伝えていったことはよく知られている。やがて多摩地域の百姓身分のなかから才能のある者が近藤家へ養子に入り、二代目以降の近藤家の名跡を継いでいく。宮川勝五郎、のちの近藤勇もこうして天然理心流の四代目を継ぐことになった。 saavedra.hatenablog.com だが、もともと千人同心たちの武術だった天然理心流は、やがて豪農たちの剣術へと変わっていく。その背景には、幕末期特有の多摩地域の社会情勢がある。須田努『幕末社会』によると、天保期には百姓一揆の作法が崩壊し、蜂起した無宿たちは暴力の行使をためらわなくなった。百姓一揆とは本来、幕

                                                                        天然理心流はなぜ多摩の豪農に伝わったのか?須田努『幕末社会』 - 明晰夢工房
                                                                      • 落ちこんだときはどんな本を読めばいい?寺田真理子『心と体がラクになる読書セラピー』 - 明晰夢工房

                                                                        心と体がラクになる読書セラピー 作者:寺田 真理子 発売日: 2021/04/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 古代ギリシャのテーバイの図書館のドアには「魂の癒しの場所」と書かれていたという。読書にセラピー効果があることは、古代人もよく理解していた。このことはさまざまな研究成果でも裏づけられていて、読書によりストレスレベルが68%も下がること、共感力の低いカウンセラーよりも本を読むほうがクライアントの経過が良好であることなどがこの本では紹介されている。こうした効果があるため、イギリスでは読書セラピーを代替療法として認定し、イスラエルでは読書セラピストが国家資格になっている。 読書セラピーにははっきりした定義はないが、著者は「読書によって問題が解決されたり、なんらかの癒しが得られたりすること」と定義している。なぜ、本を読むことでこのような効果が得られるのだろうか。この本では、「読書セ

                                                                          落ちこんだときはどんな本を読めばいい?寺田真理子『心と体がラクになる読書セラピー』 - 明晰夢工房
                                                                        • 【見すぎると危険?】明晰夢の見方を4つと頻繁に見てしまう時の対処を紹介

                                                                          みなさん、明晰夢を知っていますか? 自分の思うがままにコントロールできる夢のことを「明晰夢」なんて言います。実際にできたら楽しそうですよね。 どうも、幼い頃から明晰夢を見ていたブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。 しかし、ネットなどでは、「危険」や「怖い」といったこともよく言われています。 ということで、実際に明晰夢を昔から見続けてきた経験から、誰でもできる明晰夢の見方と頻繁に見すぎる危険性について解説していきたいと思います。 あくまでも個人的な体験の感想を軸にしていますのでご了承ください。

                                                                            【見すぎると危険?】明晰夢の見方を4つと頻繁に見てしまう時の対処を紹介
                                                                          • 明晰夢工房

                                                                            www.nhk.jp 3か月でマスターする 世界史 4月号 (NHKシリーズ) 作者:岡本 隆司,井上 文則,守川 知子 NHK出版 Amazon NHKEテレ『3か月でマスターする世界史』が先日スタートした。番組冒頭から岡本隆司氏が佐藤あゆみアナに「コロンブスと聞くと何を思い浮かべますか」と問いかけ、佐藤アナが「新大陸の発見です」と答えると、「新大陸の発見という視点は、ヨーロッパという特殊な地域から見たものです」と指摘する一幕があった。「世界史をアジアの視点からとらえ直す」という番組の軸がここで示された形になる。 第一回は、古代文明の誕生と遊牧民との関りについて見ていく回。とかく大河とのかかわりが強調されがちな古代文明について、この視点は新しい。古代の都市は農耕地域と遊牧地域の境界に生まれているが、これは両者が交易をおこなっているからで、交易の拠点として都市が生まれる。商業が活発になると

                                                                              明晰夢工房
                                                                            • 【オカルト】明晰夢・予知夢について☆ - ヒロの本棚

                                                                              ☆夢について☆ 先日観た映画『インセプション』が夢を題材にしたい映画だったのですが、オカルト研究家で「愛媛の稲川淳二」の異名を持つ僕にとっても夢は非常に興味深い題材であります!! 心理学的にも、自分でも気づかない深層心理が表れるという夢。 その解釈も、「自分が死ぬ夢=古い自分が死んで新しい自分になるからいい夢」なんて解釈だったりして一筋縄ではいかなくて面白いですね。 「夢診断」はかの有名な心理学者フロイトのものが有名ですね。 hiro0706chang.hatenablog.com 人間が夢をみる理由ははっきりとはわかってないそうですが、おそらく脳が情報を処理・整理する過程でみているのではないかと言われています。 そして、夢をみたことを覚えいてる・いないは睡眠の状態に左右されるようで、眠りの浅いレム睡眠では夢の内容を覚えておきやすく、眠りの深いノンレム睡眠では夢の内容を覚えていないことが多

                                                                                【オカルト】明晰夢・予知夢について☆ - ヒロの本棚
                                                                              • 近代仏教学のつくりあげた「ブッダ神話」を解体しブッダの実像に迫る好著『ブッダという男』 - 明晰夢工房

                                                                                ブッダという男 ――初期仏典を読みとく (ちくま新書) 作者:清水俊史 筑摩書房 Amazon 19世紀以降、仏教研究は初期仏典を批判的に考察することで、「歴史のブッダ」を復元しようと努めてきた。瞬間移動や空中浮遊など、超常能力を用いる「神話のブッダ」にかわり、多くの仏教学の碩学によりさまざまなブッダ像が描かれてきた。だが本書によれば、それらのブッダ像もまた現代人の価値観が投影されたものだという。ブッダは平和主義者であったり、男女平等論者であったり、不可知論者であったといわれることがあるが、こうしたブッダ像は研究者が自分の願望をブッダに語らせたものであり、「新たな神話」だというのだ。本書はこうした「新たな神話」から離れ、初期仏典を虚心坦懐に読むことで、「ブッダという男」が何を説いたかを解きあかしていく。ここで見えてくるブッダ像は、現代人のイメージする理想の人格者とは異なる面も多い。 たとえ

                                                                                  近代仏教学のつくりあげた「ブッダ神話」を解体しブッダの実像に迫る好著『ブッダという男』 - 明晰夢工房
                                                                                • 【感想】金成隆一『ルポトランプ王国2 ラストベルト再訪』と南部白人の「ディープ・ストーリー」 - 明晰夢工房

                                                                                  ルポ トランプ王国2: ラストベルト再訪 (岩波新書) 作者:金成 隆一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/09/21 メディア: 新書 前作に引き続き、大変読みごたえのあるルポだった。著者はラストベルトと郊外、バイブルベルトの3カ所を訪ね歩き多くのトランプ支持者へのインタビューを行っているが、できるだけ著者の主観を交えずに支持者の生の声を拾っているので、そこから「トランプ王国」の姿が立ちあがってくる。 どのインタビューも興味深いものだが、本書の中では2本のロング・インタビューが特に内容が濃い。これはアメリカの「今」を知るうえでは必読ではないかと思う。特に二人目のアーリー・ホックシールドのインタビューは、アメリカ南部の保守的な人々の心性をよく説明してくれている。 ホックシールドによれば、これらの保守派の人々の心の奥底に流れる「ディープ・ストーリー」が存在するという。これは、

                                                                                  新着記事