小説家の芦沢央さんのSFミステリー集『魂婚心中』が、6月19日(水)に早川書房から刊行される。 死後に結婚できる制度とマッチングアプリを題材に、推し文化を描く表題作などを収録する。定価は1870円。書店、Amazonなどで予約を受け付けている。 近未来のRTAを描く短編など収録 伴名練らによる解説も『魂婚心中』に収録されるのは、表題作を含む6篇。 近未来のRTA(ゲームのクリア時間の早さを競う競技)を実況解説形式で描く「ゲーマーのGlitch」や、関係各所から大絶賛を受けているという大正時代が舞台の超能力もの「九月某日の誓い」など。 これらの収録作を作家の青崎有吾さん、赤野工作さん、今村昌弘さん、斜線堂有紀さん、伴名練さん、宮内悠介さんが解説する企画も決定した。 6月25日(火)発売の雑誌『SFマガジン』8月号や、書店用リーフレットで展開される。 【表題作「魂婚心中」のあらすじ】 ここ数年